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2008年12月 5日

「ナンバーワン!」

「DNF」(全高20cm・1994年制作・石粉粘土)


ホンダF1撤退…晴天の霹靂…
http://www.hobidas.com/auto/motorsports/article/93425.html

こんな時代だけど、日産が新型Zを発売に踏み切ったのを
喜ばしいことだと思っていた矢先に…

丁度20年前の秋、

鈴鹿でセナがマクラーレン・ホンダ・V6ターボを駆り、
初めてF1世界チャンピオンを獲得したのを目の当たりにしました。

レースのスタートでセナは痛恨のエンジンストップ。
しかし出遅れても、後方から一台、また一台とまるで彼のクルマだけが次元の
違うスピードで走っているかのように順位を上げる様を、
小雨の降る寒い中、スプーンカーブの芝生のままの観客席で固唾を飲んで
見ていました。

そして、

トップを走る、同じマールボロ・カラーのマシンに乗る、チームメイトであり、
最大のライバルであるフランスのアラン・プロストに追いつきます。

実はこのレース、同じホンダエンジンを搭載した、黄色いキャメル・タバコの
カラーリングのロータスに乗った中嶋悟選手も、偶然ながらスタートでセナ同様
エンジンストップ。

ところが彼も、まさに最後尾から、鈴鹿育ちの彼にしか通れないラインを駆使
して世界の強豪を次々抜いてレースを展開。7位まで順位を上げてゴール。
「中嶋も追い上げていて凄い!」
黄色いロータス・ホンダが目の前を通る度に、雨で湿った芝生の席の上に
立ち上がったのを思い出します。

セナや中嶋悟選手のテクニック、精神力もさる事ながら、
「ホンダF1は本当に凄いんだ」とこの時思いました。

このレース、ホンダの創始者、本田宗一郎氏も鈴鹿に足を運び、
観戦していたそうです。

「ナンバーワン!!」と連呼し、満面の笑みを浮かべて親指をグッと
突き立てる本田の御大と握手し、感動して涙ぐむ真っ赤なレーシングスーツの
セナの姿が…この日の鈴鹿での会見のシーンが、その後度々テレビで
流れていました。

今でこそホンダの名の付いた乗り物を所有してはいませんが、
初めて買ったスポーツバイクもホンダNSR250Rという、今は無き
「中型免許で乗れる最高のオートバイ」でしたし、高校の授業を抜け出しては、
そのバイクで青山のホンダ本社のショールームに行き、最先端のレースカーや
レーシングバイクを飽きるまで眺めていました。

クルマやバイクの大好きな自分にとって、最大の「ブランドネーム」は
「HONDA」…

そう思う人は、自分はもちろん、世界中に沢山いるはずです。

写真のフィギュアは、アイルトン・セナが亡くなった直後、
「自分なりに何か供養になるようなことをしよう」と
制作したものです。


金融危機、情勢不安、それは分かります。

「負け戦」のまま…このまま終わっていいのでしょうか。

一度辞めてしまったら、もう一度始めるのは大変な事です。


セナのヘルメットの黄色と、ホンダF1のマールボロの白と赤が
混ざり合って目の前を一瞬で駆け抜けて行く…

本田のオヤジやセナが残した「色」を思い出すにつけ、
今はただただ残念です。

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コメント (2)

フレデリック。:

こんばんわ、お久しぶりです。
今年はクルマ関係、レース関係で悲しい知らせが多かった
1年でしたね。。
流石にこのニュースを聞いた時は震えました。
そして福井さんが、休止ではなく撤退と強調した時、
時代の節目を感じました。

88年の鈴鹿は一生忘れることはありません。
ホンダの黄金期はしっかりとこの目に焼きついています。
今後100年も自動車業界はモータースポーツと共に発展して
いくことを願ってやみません。

TAKU:

フレディさん
ご無沙汰しています。

ついこの間、二人して鈴鹿で暑い暑いと言いながら、
ヒヤロン片手にレースを見ていたのに、
もう寒くなっちゃいましたね。
8耐ではホンダが快勝したのに…
清成もCBRも速かったのに…

忘年会&来年の「作戦会議」でも
やりますか!!

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2008年12月 5日 16:04に投稿されたエントリーのページです。

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