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2010年9月

2010年9月 1日

本物の「技術と情熱」

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プロのオートバイレースの世界でも、
街乗りバイクを少し改造しただけのバイクで争われるクラスが
あります。マシン作りに厳しい制限があり、四輪のF1レースのように、
乗り物にどれだけ「お金を掛けた」ということである程度勝負が決まってしまうような
レースではなく、ライダーの腕や、マシンを調整するスタッフの
知識や技術が物を言うレースが、この不景気の中、日本でも活況を見せています。

先日の日曜日、29日に東北のスポーツランド菅生で行われた
「ST600」クラスで、サスペンションチューニングのスペシャルショップである
MHプロダクツが手掛けたマシンが、
優勝、3位と表彰台を獲得しました。
全日本チャンピオン経験者、元GPライダー等、
日本のオートバイレーサーのトップランカーがひしめき合うこのクラスで、
遠くタイからやって来たライダー達がMHプロダクツのモディファイを
受けたマシンを駆り、前日の予選セッションから他のライダーを圧倒し、
コースレコードも更新しながら好タイムを連発。
海の向こうからやって来た台風のような二人に唯一抗えたのは、
モリワキクラブの山口辰也選手ただひとりでした。

実はこのライダー達、一昨年に日本のレースにデビューするプロジェクトが
あったのですが、思ってもみないタイ国の情勢により、直前で出走を断念するという
事態が起こりました。自分も当時からこの計画をお手伝いするつもりでいたので、
今回のタイ・ヤマハの両選手の入賞はとても嬉しいことです。

一度も走ったことのないサーキットで、コースレコードを連発しながら
トップ争いする二人のライダー、そして、メーカーの協力を得て調整した
マシン達を凌駕するスピードを見せる、MHプロダクツの山下親子が作り上げた
ノーマルベースのヤマハR6....

「本当のレース」とは何なのか、
すっかり元気を無くしたオートバイレースの世界に、
一石を投じた「事件」だったのではないでしょうか。

2010年9月 6日

「富沢の方が速い」

もう何年か前、

中上貴晶選手の走りを、筑波サーキットの
インフィールドで見ていた。
ライン取りの大胆さ、身体のキレ、
他のライダーとまるで次元の違う走りだった。

「中上っての、滅茶苦茶速いな。ひとりだけGPレベルだ。」
親しくしている某チームのメカニックに話すと、

「そうスか?俺は藤沢さん(チームFRS
とこの若いののほうが速いと思いますよ。」

と、そのメカニックは言った。
聞けば、中上は確かに速いが当時の彼のマシンはホンダが直々に
面倒を見ており、速いのは当たり前。「条件が同じなら」
当時中上と同じクラスを走っていた別の若いライダーの方が速いと言うのだ。

その若いライダーが、富沢祥也選手だった。

その日から、彼に注目した。

瞬く間に、富沢選手はGPへ進出。

今やMotoGPのセカンドクラスで大活躍。
今年の開幕戦、いきなり優勝した。

あのメカ氏の言っていた事は本当だった。

最近、オートバイレースの世界で仕事をしている
友人達が、次々と希望のあるニュースを伝えてくれている。
景気の悪さなぞ言い訳にせず、この世界で頑張って来た
彼らにとって、実り多き秋が訪れるんだろう...


そう思っていた矢先、こんな知らせを聞きたくはなかった。

レースは危険だ。だから魅力があるし、
危険だからこそ、そこに関わる人々の、
「生きる価値」を高めてくれる。

でも、辛い。そして早すぎる。

富沢祥也選手の見せた才能、勇気、
そしてそのスピード、全てに最大限の敬意を
表すると共に、

ご冥福を心よりお祈りいたします。


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2010年9月10日

Kevin Schwantz

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「シュワンツと最初に出会ったのは'84年、ウィロースプリングスでの
テストだった。初めて乗るマシンで、ウィロースプリングスで一番
スピードの乗る下りの裏のストレートを、楽しそうにウィリーで
駆け降りてきた。スピード自体全然怖くないわけだ。」

吉村不二雄 (八重洲出版『YOSHIMURA RACING HISTORY』より抜粋)


鈴鹿のアニキより、記念すべきプロジェクトの
記念の品を戴いてしまいました。
家宝にして保存しようと思いましたが、
コレを着て、チャリでぶっ飛ばそうと思います。
青梅街道あたりでピチピチハデハデジャージを着て、
お高いロード車に乗る皆さん、全員ぶっちぎって差し上げます。
34番は、速いんだぜ。

2010年9月14日

THIS IS UNITED


'This Is United' Trailer from Channel 4Down on Vimeo.


先日ジャパンプレミアが行われたこのDVD作品、
昨今映像ソフトのみならず、チャリンコ系、トリック系の
動画なぞネットに氾濫していて、最早何のありがたみも
無いですが、コイツはTrailerを見たときから、
「予感」がしていました。

BMXストリート・ライダー達の生き様を見せる、
ナレーション無しの「完全なるドキュメンタリー・ムービー」。
音楽が安っぽいHIPHOPなどではなく、全篇ちょい古のROCKなのも良い。
チャリ系の映像を見て「美しい」と思ったのもそんなに無いことです。

国内でも稀に、サーフ・ムービーやスケートボードをテーマにした映画が
公開されたりしますが、この作品が劇場でかからないのはおかしいでしょう。
この国のストリート・カルチャーを「変えてしまう」くらいのパワーがあるこの作品。
BMXを知らないとか、乗ってないとか、そういう価値観を超えています。

まあ、海外の有名映画祭に買い付けに行きゃあ良いと思っている
日本の配給会社の連中には刺さることはないんでしょうな。

そしてまた、グリーンバックで撮らなきゃいけないような映画が
嫌いになる自分なのでした。

MOVE?MOVIE? 映画って何ですか?

2010年9月29日

凄いバンド見つけた。


ここ10年、自分が「良いと思う」
日本のバンドなんて、
滅多にありませんでした。

でもこいつらは違う。

PSY・S
シアターブルック
くるり

その辺を気に入ったときの、

明らかに、
「あ、こいつらヤバい」
という「匂い」がするあの感じ...


「不味いもの」しか喰ったことのない
日本の若者よ、
こういう音楽を聴きましょう。

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