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AOSHIMA NISSAN SKYLINE 2000GT-R KPGC110(アオシマ ケンメリGT-R)

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ここのところ、本当に国産キットばっかり作っています。
まあ、高校生の頃までは国産旧車ちゃんというかスカイラインちゃんだったので、
R32くらいまでは、だいたいのスカイラインのプラモデルは作った記憶があります。

さてそんな中でも、結構思い出深いのがアオシマのザ・チューニングカーシリーズのケンメリR。
確か、同シリーズの中でも最後の方に出た製品で、
箱絵もわりとノーマルに近い仕様で描かれていました。
その後、ワークスの鷹やらラメボディ、グラチャンシリーズなどにアレンジされながら、
現在も店頭に並び続ける、アオシマの代名詞的存在でもあります。

しかし、普通に作ってみると、子供心にも結構「コレじゃない感」があったように思います。
ひと言でいえば、デカくて四角い印象なのです。
さらにケンメリのカッコ良さの根源でもある、
彫りの深いフロントマスクの魅力が大幅にスポイルされています。
具体的にはボディ前端をグルリと囲むクロームの枠の取り回しが、
ボディの中に落としこまれたフロントグリルパーツや
平板なバンパーがその表情を平べったくしています。

なので、アオシマのケンメリを組む際にはフロントグリルの改造が腕の見せ所になります。

ですが、その辺はアオシマの人も十分に分かっているようで、
2000年代に入って発売されたグラチャンシリーズには、
完全な純正マスクこそないもの、
実車同様にボディ前端を包み込むようにクロームモールディングがモールドされた、
カスタムグリルが様々なケンメリのキットに含まれるようになりました。

そして2013年末に始まった、リバティウォークシリーズの第3作のヨンメリに、
KPGC110ことケンメリGT-Rの純正グリルが付属することになったのです。

さらにホイールを同じくアオシマのハコスカGT-Rやなぜか70系カローラにも入っている、
純正テッチンに変更することによって、かなり実車に近い印象のケンメリGT-Rが作れることになったのです。

今回はそんなアオシマの最近のパーツを流用しながら、
ウカイ的には大好物なfactory stockなケンメリGT-Rを作ってみました。

では、写真をば。

KPGC110_FR.jpg
KPGC110_Fr_yori.jpg
KPGC110_tire.jpg
KPGC110_RR_yori.jpg
KPGC110_RR.jpg

ちなみにグリル以外は、
まず車高を目いっぱい上げて、
前後のバランスパネルを下方向にすぼまって見えるように削り込み、
フロントのバランスパネルには分割線をスジ彫りし、
固定用のボルトを埋め込んでいます。
またタイヤはレベルの1/25マッスルカー用のグッドイヤーに変更しています。
エッチングパーツはキットに含まれるものですが、
エナメルでざっと着色した後、はみ出した塗装部分を爪楊枝で削ぎ落しています。
またボディ一体のオーバーフェンダーは、
サークルカッターを使って円弧状のマスキングシートを作り、
それで塗り分けています。

おそらく、このキットを作った方ならお分かりいただけると思いますが、
アオシマケンメリRの「コレじゃない感」はかなり払拭されたような気がします。

ということで、少年時代以来のひとつの夢(大袈裟ですね)でもあった、
理想のアオシマ・ケンメリRが完成したのでした。

ただ、モデルカーズの誌面掲載用に急いで作ったので、
塗装がイマイチなので、近いうちにやり直すつもりです。

ではまた。

by ウカイ


またまたモデルカーズ用の作例紹介です。
これも去年の225号、グループA特集に合わせて作ったものですが、
サーキット仕様のハチロクは『トランピオ・レビン』の3ドアハッチバックの作例があったので、
僕はラリー系のグループAのベースカーとして好まれた(ボディ剛性のため)、
2ドアのドノーマルを作ってみることにしました。
といっても、古のフジミの2ドアを普通に作っても面白みがないので、
2006年にアオシマが出した3ドアをベースにフジミの2ドアのお尻を合体させてみることにしました。

86_box.jpg

これがベースになった2キット。
フジミのハチロクは少なくとも1980年代中盤には存在していましたから、
長寿キットですね。しかも、1980年代のフジミのキットしては共通シャシーではなくて、
インナーフェンダーもついてますし、インテリアもそこそこちゃんとしていて、
ボディのプロポーションも悪くありません。
ただトレノはいいんですが、レビンはエンジンフードの傾斜が強くて、
印象としては「レビンとトレノの中間」的な雰囲気になっています。
あとはちょっとボディが細身かと。
でもアオシマが出るまでは唯一無二のハチロクのキットでしたから、
それはそれはありがたい存在だったと思います。

一方のアオシマは基本設計が新しいこともあって、
エンジンを含むディテール再現、ボディプロポーションも良いのですが、
やや全体のパーツがボディを含めて直線的というかラインがカタイ感じ。
でも、それも気にならないくらい基本骨格は素晴らしい内容です。

さて、今回、アオシマとフジミを合体させることになったかと言えば、
フジミの2ドアは「レビンとトレノの中間」な雰囲気で、
アオシマにはそもそも2ドアの設定がないからです。
ということで、アオシマにフジミのリアセクションを移植することにしました。

しかし、簡単かと思ったら、結構メンドくさいんです。
どうりで、世の中で同じことをやっている人があまりいないわけですね......。

以下、超ざっくりとした手順です。

86_wip_01.jpg

まず切りました。
すごく複雑に切ってますが、理由は以下の通り。

●ボディの剛性を落としたくないので、リアセクションも下半分はアオシマのままでいく。
●リアバンパーはアオシマのものを使いたい。
●給油口もアオシマのモールドを使いたい。
●ルーフもなるべくアオシマの部分を使いたい。
●Bピラーまわりは剛性確保、ディテールの観点からアオシマを使いたい。

86_wip_02.jpg

切断はすべてBMCタガネの0.15mmで、
ダイモテープをガイドラインになるべく誤差の無いように切っていきました。
しかし、何となくフジミのハチロクは幅が狭いと思っていたら、
本当に2mmくらいリアセクションで狭くて、間にプラ棒を挟んで幅を広げました。
接着はすべて瞬間接着剤と硬化剤の組み合わせでやっています。

86_wip_03.jpg

そして、幅を広げたフジミのリアセクションを、
アオシマのボディにドッキング。
かなり正確に採寸して切断しているので、ほぼ隙間なくフィットしました。
こちらもすべて接合は瞬着。パテはまったく使っていません。
ちょっとした面出しや面合わせも瞬着を必要箇所にポタリと垂らし、
楊枝で伸ばしていくと、キレイに薄付けできます。
削る手間も省けるので、是非お試しを。

86_wip_4.jpg

あと、僕的にボディの改造よりも何よりも気が重かったのが、
ハチロク独特のツートンの塗り分け。
ハチロクってフェンダーアーチも円弧状に塗り分けなければいけないので、
僕的には円弧状にマスキングテープを貼るのがかなりの鬼門。
で、どうしたかといえば、良く切れる刃をセットしたサークルカッターで、
マスキングテープを円弧状に切りぬいて、それでマスキングしてみました。
ちなみにボディのブラック部分はセミグロスブラックを使用しています。
何故かと言えば、少ないコート数、薄い塗膜で着色でき、
乾燥も早いのでマスキングの滲みの心配が少ないからです。
結局最終的にはクリアコートしてしまうので、ツヤは出せます。

さて、前置きがむちゃくちゃ長かったですが、
以下写真を貼っておきます。

86_fr_01.jpg
86_fr_02.jpg
86_side.jpg
86_rr_01.jpg
86_rr02.jpg

プロポーションはかなり自然に仕上がりましたが、
やっぱりアオシマのイントラホイールは大径過ぎで、
そこにハイトのあるタミヤのRE71タイヤを履かせたので足元が立派過ぎます。
車高をカチ上げたこともあり、ちょっと実車と違う感じかもしれません。

86_headlight02.jpg

それにしてもアオシマのハチロクのお顔の凛々しさは最高ですね。
形状、モールドもさることながら、
ウィンカーレンズが別パーツになっていて塗り分け不要だったりと、
何だかニヤニヤしてしまいます。
塗り分けは超絶メンドクサイですが、
直線部分はすべてマスキングにベアメタルフォイルを使っています。

86_chassis.jpg

シャシーはいつも通りの電着グレー、
ボディカラー軽く乗せで仕上げました。
インナーフェンダーは樹脂パーツなので黒く塗っています。
その昔、京都のカーランドでオリジナルのハチゴーのレストアの取材で、
さんざん眺めたので、基本的にこの塗り分けでオッケーだと思います。
ただ、そのクルマは単色だったので、ひょっとしたらツートンの場合は、
下半分の黒しかシャシーに付着していないかもしれませんね。

86_taillight.jpg

そういえば、テールライトまわりのディテーリングも、
ひとことでいえば「ツジツマ合わせ」の集合体です。
テールレンズ自体はフジミのものを無加工で使いましたが、
当然全体的に幅が狭いので、ナンバー灯の位置で視覚的に誤魔化しています。
ホントは、ナンバーとナンバー灯の間にこんな隙間はありません。
テールレンズもスモークが下半分入っていたりと塗り分けが非常に大変でした。
しかし、一番効果的だったのが、テールレンズからナンバー灯にまたがる、
白いライン。コレ自体はモデラーズのラインデカールを使っていますが、
貼った瞬間に一気に一体感が出ました。

あと、インテリアはアオシマのものを使いました。
唯一ヘッドレストがカクカクしすぎていて、
頭を角でぶつけたら痛そうなので(笑)、
丸く削り込んでいます。

いやはや、今回はずいぶん文字を書いてしまった。
長文駄文にお付き合いありがとうございました。

by ウカイ


HASEGAWA NISSAN SUNNY TRUCK "BRE"(ハセガワ サニートラック)

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これは実は昨年暮れの、
オートモデラーの集いin名古屋の前日に完成し、
展示も行った作例ですが、
今月のモデル・カーズにダッズ松本氏製作のサニトラ改サニトラセダン(必見ですぞ!)の
オマケとして登場もしています。

これもまた基本はハセガワのサニトラことサニートラックを素組したものです。
なぜサニトラにBREなのか?
その辺の疑問についてはモデルカーズ226号でお読みください。是非。

もちろん詳しい方ならお分かりいただけると思いますが、
北米を拠点としていたBREが、サニトラをイジってレースに出走させた事実はありませんので、
完全に「でっち上げ仕様」ということになります。

でもせっかくでっち上げるからには、
説得力というかリアリティにある仕様にしたい、
というのが今回の作例製作の狙いです。

まずは写真をば。

2014_10.jpg
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外観でこだわったのはBREカラーのストライプの位置です。
世の中実車でも色々な「なんちゃってBRE」仕様の日産車がありますが、
中にはストライプが細かったり、傾斜角が微妙だったり、はたまた色の塗り分けの見切りが適当だったりと、
ほんとうに「なんちゃって」に陥っているクルマも少なくありません。
なので、今回はRevellのDatsun 510のデカールや箱絵などをしっかり検証して、
極力、実車のBRE510に則した仕様を目指しています。
また、あくまでストリート仕様ということで、
僕自身が街中で乗るならゼッケンやスポンサーステッカーベタベタは絶対恥ずかしくてNGなので、
BRE DATSUNとSIMONIZのロゴだけにしてみました。

1-13-208.jpg

オートモデラーの集いin名古屋の展示の時から、
フロントのナンバーだけ「BRE」のブループレートに変更しました。
これはRevellのDatsun 510のキットに入っているナンバープレートにインスパイアされたものです。
フロントだけにしたのは、そもそもこのクルマは「なんちゃってBRE」な上に、
右ハンドルですから、あくまで日本人オーナーが日本でシャレとしてカリフォルニアナンバー風の
飾りプレート(ムーンアイズなどにオーダーするとできるプラスチックのアレです)を付けている設定です。
そして一番驚いたのは、フロントスポイラーで、
何とRevellのBRE510用のフロントスポイラーがまったく未加工で完全フィットしてしまいました。
本当にこれにはビックリしました。
グリルはキットに入っている前期用のオーナメントを流用して、
クーペ風のクロームモールをベアメタルで表現してみました。

MC226_P092_09b.jpg

あおりには、BRE DATSUNの文字。
シンプルですが我ながらめちゃくちゃカッコいいと思います。
ナンバーは前述の理由で、後ろは日本のナンバーがついていますが、
あえて今の3ケタではなく横浜45、
つまり新車当時のナンバーを想定しています。
46は当然BRE510のゼッケンナンバーにインスパイアされたものです。
バンパーラバーやら、リアウィンドウの格子などをスムージングしてしまおうかと考えたのですが、
リアリティが無くなりそうだったので、
ベッドの荷物フックのスムージングだけに抑えています。

MC226_P092_09d.jpg
IMG_3886.JPG

この作例で一番こだわったのは、
実はホイールだったりします。
ホイール自体はRevellの510に入っているリブレが余っていたので、
それを使うのは大前提だったのですが、Revellのリブレって、とにかくリム部分の造形が、
良くない上にモールドがガタガタで、しかもゲートの跡も出ていて、
そのまま付けると非常に残念な印象になるんですね。
しかもリムが浅いので正直あまりカッコよくない。
そこで、Revellのリブレのリム部分を慎重に削り落してから、
リム部分はアオシマ(旧イマイ)の70系カローラ用のアルミホイールの
リム部分だけを削り出してドッキングさせてリバレルしています。
タイヤはフジミの230ローレルやジャパン4Drセダンなどに入っている、
引っ張りタイヤを使っています。
フロントだけは軽くネガキャンにしてフェンダー内に収めています。

MC226_P092_09c.jpg

ミラーは純正のフェンダーミラー穴を瞬着で埋めて、
キットに入っている前期用のメッキフェンダーミラーの足を切り飛ばして、
ドアミラーにしています。純正っぽい雰囲気を出したかったのですが、
それなりにそんな感じに仕上がっていると思います。
窓枠はハセガワの曲面追従シートの艶消し黒を貼ってから、
クロームトリム部分は細切りしたベアメタルフォイルを貼りこんでいます。

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IMG_4008.JPG

インテリアは本当はオートメーターのタコを付けたかったのですが、
アオシマのドリフトパーツセットが入手できず、
今回は見送り。
シートは改パーツに入っているスノコシート、
ステアリングはケンメリのキットに入っている「何か(笑)」をスワップしています。
ホーンボタンはキットに入っているデカールの「DATSUN」を貼ってみました。

ということで、基本素組にもかかわらず、
なかなか存在感ある作例に仕上がったので、
最近作ったもののなかでは結構なお気に入りです。

そろそろ国産キットも飽きてきたので、
アメプラが作りたい今日この頃です。

by ウカイ


FUJIMI BMW M3 Group A(フジミ BMW M3 グループA)

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そういえば、昨年末にモデルカーズ掲載用に作った作例が
まだ何台かありましたので、紹介していきましょう。

先月号(12月26日発売/通巻225号)の巻頭特集はずばり「グループA」でした。
基本コンセプトをR32前夜としたこともあって、
混沌としたグループAの雰囲気をなかなか良い感じにページに落としこめたような気がしています。

で、そこで僕が作ったのは、
先日紹介したフジミのスタリオンと、
アオシマ&フジミ合体のAE86 2ドアと、
このフジミのM3ということになります。
無謀にも3台を一カ月で作ったので、
さすがに日常生活に支障をきたしたのは言うまでもありません。
といってもスタリオンとM3は素組だったのですが。

まず写真を。

2014_11.jpg
_MG_0779.jpg

フジミのM3というと、
「チョップトップ」などと揶揄されるように、
フジミならでは「実車より低くカッコよく」デフォルメが施されたボディ・プロポーションが特徴です。
まあ、細かいことを言い出したらキリがないので、
その辺は一切スルーして素組です。
何と言っても、このキット、
デカール以外はミラーと消火器がレース用パーツとして入っているくらいで、
それ以外は市販車のまま。
そこをスクラッチするほど時間もこだわりもないので、
スルっと組んであります。
本来レース車両なんで内装なんぞドンガラなんですが、
作例はリアシートもついています(笑)
ロールバーも実際のレース仕様のようなロールケージではなく、
フジミの族車系の流用パーツでお馴染みの4点式です。

しかし、車高を鬼のように下げ、
ホイールをこれまた実車とはまったく違う上に小径なBBSのセンターロックっぽい、
最近のM3の再販に入っているものと、スリックタイヤ(最近のM3の再販はスリックしか入っていません・・・・)
に交換して、それらしくでっち上げました。

でも、これが不思議なほどカッコいい。
デカールも昔のものをそのまま使っているので、
若干黄ばみも出てますが、その上にクレオスの46番クリアをガンガン吹いてあります。

そうそう、
あとは「素組」の域を出ない範囲で、
ちょっとだけ手を加えました。

まずはココ↓。

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バンパーとフロントスポイラーが随分段差があります。
僕が思うに、ここが一番実車と違う点で、
フジミのM3の魅力をスポイルしていると思います。

なので、

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いったんフロントスポイラーの側面を切り落として、

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間にプラ板をかまして再接着して、段差を低減しました。

あとは、フロントスポイラーに本来あるはずの
エアインテーク穴が一切モールドされていないので、
フツーならば穴をあけてイロイロやるところを、
たぶんあまりキレイに仕上がらない予感がしたので、
今回編み出した「スーパー手抜き作戦」で克服しています。

その驚愕の手法は、まず、エアインテークの大きさに
ハセガワの曲面追従シート艶消し黒を切りだします。

MC225_P036_05g.jpg

そして、その上からマスキングテープを貼って、
いわゆるリタックシート代わりにして↓、

MC225_P036_05h.jpg

ちゃちゃっと貼れば!↓

MC225_P036_05i.jpg

全然オッケーです(笑)

この手法であれば、
ボディの色んなところにエアインテークが作れますね。

まあ、意地悪な見方をすれば、
「何だ穴あいてないじゃん」
なんてことになるんでしょうが、
人間の視覚なんていい加減なもので、
エアインテークだと思って見る人は見ているので、
これが黒いシートを貼っただけ、ってことに気づく人もそんないないと思います。

ということで、
相変わらずラクしてキレイに仕上げることに熱心な僕でした。

by ウカイ


今月のモデルカーズは?(modelcars 226号)

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さて、何度がご報告しておりますが、
私、ウカイが「好きが嵩じて」モデルカーズ編集部に異動してから、
半年が過ぎようとしています。
まあ、私ひとりが加入したところで、
誌面が劇的に変化する、なんてことはないのですが、
変わらぬご愛顧をお願いしますね。
そして、今月のモデルカーズの特集は、
ズバリ! 「スーパーカー」。
もベタすぎて嫌になる、なんてご不満の声も聞こえてきそうですが、
強いていえば、裏テーマは、
「へそ曲がりスーパーカー」であります。
なので、誰もが思い浮かべる「サーキットの狼」的な切り口ではなく、
実車好きに向けた内容と言った方がベターかもしれません。

そんな中、僕は1976年型コルベットとマセラティ・ボーラを作りました。
その時点でやや「へそが曲がっている」ことがお分かりいただけると思います(笑)
といっても、表紙の通り正統派も一杯でてきますよ。

では、まずは1976年型コルベットをば。

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作ったのは1976年のmpc製アニューアルキット。
ボディは素組ですが、シャシーおよびエンジンは同じくmpcの1980年"SPOILER VETTE"から
移植しました。
なぜならばmpcの1976年は1970年ごろからのキャリーオーバーで、
エンジンは実車ではすでに選択できなかったビッグブロックが載ってるんですね。
なので、まずはエンジンの移植だけ考えたんですが、
エキマニおよびマフラーまわりの製作がメンドクサそうだったので、
エイヤっと全部移植しています。あとホイールもSPOILER VETTEの方が小径で似ていたので。

タイヤはレベルの1970年Chevy Novaから移植して、
今や入手が相当困難なSHABOのドライトランスファーの
GOODYEAR EAGLE GTの袋文字のインレタを使用しました。
本当は、ちょっとクルマの年代とズレてるんですが、まあ雰囲気ということで。

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そういえば、唯一苦労というか、手を入れたのが、フロントバンパーと
ボディのフィッティングです。
ここは当然別パーツなので、まずは両者を瞬着でガッチリ付けて、
実車と同じ分割線をケガく(スジ彫り)しなければいけないのですが、
このラインが結構彫りにくいラインなんです。
直線部分はダイモテープをガイドにすれば簡単なんですが、
曲線部分はフリーハンドでケガキ針でラインを慎重に彫って、
そこをさらにBMCタガネの0.15mmとデザインナイフの刃の背中で彫り込みました。
あと、ノーズにつく大きなエンブレムは、
ボディカラー、クリアーコートを終わらせてから、
シンナーを含ませた綿棒と筆を使って塗装をはがし、
そのあと面相筆を使って塗り分けました。
でもあまりキレイに仕上がりませんでした・・・・残念。

ボディカラーはスポーツカーの外装色としては、
これ以上ないくらいの野暮ったさがたまらない、
LIGHT BUCKSKIN(ライト・バックスキン)という純正色をチョイスしました。

で、何でこれがスーパーカーなのよ?
という疑問をお持ちの方も多いと思いますが、
その辺の理由というか理屈に関しては本誌を読んでやってくださいませ。

by ウカイ


さて、コルベットとあわせて、
モデルカーズの誌面用に作ったマセラティ・ボーラも紹介しましょう。
ウカイがボーラ? ウカイがスーパーカー??
そんなイメージもおありかと思いますが、
一応1973年生まれの僕はスーパーカーブームも
人並み程度に体験してまして、
まったく興味がないわけでもない、
というレベルで興味があります(意味不明ですね......笑)

とはいえ、作るからには一生懸命「素組」してみることに。
まあ、本当に失礼なんですが、しょせんクラウンモデルのボーラなんて......、
などとタカをくくっていたんですが、作り始めてみると、
これがビックリするくらい実車の雰囲気を掴んでいるわけですよ。
ボーラの模型はイッコー、ニチモ、ナカムラ他いろいろあって、
マニア筋に言わせれば、どこそこがベストとか諸説あるようですが、
ウカイ的には間違いなくこのクラウンがベストだと思います。

では、まず写真を貼ってみましょう。

bora_box.jpg

ああ、こういう箱あったなー!
って思われる方多いですよね。
たしか1990年前後の再販じゃないですかね?
当時はやたら手抜きな感じで、模型屋さんで叩き売られていた気がします。
フェラーリのデイトナとかストラトスとかが。
でもですよ、この中身が本当にいいわけです。
ことボーラに限って言えば。

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といっても良いのはボディのプロポーション、
これにつきます。
あとは1970年代設計の典型的なモーターライズキットなので、
ディテールはあまり期待できません。
シャシーは板シャシーに電池ボックスがモールドされていますし、
インテリアも前席、インパネこそ再現されますが、
ドアの内張りはパーツ無し、ラケッジスペースは巨大なカバーが覆い尽くす(実車もさしてかわらない光景ですが)感じです。

またメッキパーツの類も一切付属しないので、
その再現には骨が折れます。
では下記、ディテール写真をば。

bora_cockpit.jpg

Bora_seat.jpg

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インテリアは最小限着色しただけです。
ヘッドレストだけ、説明書の接着指示位置から、
時計回転逆回りに90度起こした位置に接着しています。
そして、途中でめげそうになるのが、ホイールの塗装。
白一色の一体成型で、12個の台形の穴も貫通していないので、
まずホイール全体をスパッツスティックスで塗り、
穴部分をタミヤのエナメルのフラットブラックで塗り、
さらにポリッシュのセンターディスク以外のアルミ部分を
タミヤのエナメルのフラットアルミで塗っています。
タイヤもキットのものが前後異サイズで、やや玩具っぽかったので、
アオシマのザ・チューニングカーなどに入っているピレリの前輪用に交換しています。
車高やトレッドは驚くことにキットのままです。

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唯一手を入れたのが、前期型から後期型への改造として、
フロントフード上のエアインテークグリルを埋めたことと、
サイドの北米仕様的なウィンカーとサイドマーカーを埋めて、
サイドモールと同線上にウィンカーをリロケートした点。
埋めるのには、穴と同じ大きさのプラ板を切りだし、
フードの湾曲に合わせて曲げ、さらに隙間に瞬着を流し込んでいます。
それだけだと、どうしても面が出ないので、
瞬着を薄く盛っては削りを繰り返して、面出ししています。

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ちなみに、僕的にこだわるのが大好きなナンバーは、
ドイツレベルが昨年新金型で発売した、
VWタイプ1のカブリオレに入っていた古いイタリアナンバーを流用しています。
これだけでグッと古いプラモデルがリアルになりますね。

そして鬼門がボーラのアイデンティティのひとつである、
ステンレスルーフの再現。

bora_roof.jpg

色々やってはみましたが、
結局ガイアのダークステンレスという色をエアブラシで吹いて、
ステンレスのヘアラインを1500番のスポンジヤスリでつけるという方法で妥協。
写真では分かりにくいですが、実物は何となくそれっぽく見えるような見えないような。

ということで、以上がボーラの紹介でした、

ちなみにこのキット、
本音を言うとボーラにあまり興味がなかったので(笑)
当初は模型仲間の霜田さんに「借りて」作り、
完成したら返却するなんて約束をしていたんですが、
完成させてみたらいたく自分が気に入ってしまい、
無理を言って霜田さんに譲っていただいたという裏ストーリーもあったりします。

ということで、霜田さん申し訳ありません&ありがとうございます。
この場を借りて御礼とお詫びを申し上げます。

by ウカイ

FUJIMI MITSUBISHI STARION(フジミ 三菱 スタリオン)

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大変遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
さて、今日は昨年完成させたものですが、
詳細をアップしましょう。

作ったのはちょっと懐かしいフジミのスタリオン。
1980年代の初頭に発売された同キットですが、今でもわりと簡単に入手が可能です。
この年代のフジミのキットは、「当たりハズレ」も大きく、
車種によっては実車と「かろうじて似ている」的なものもありますが、
このスタリオンは間違いなく「当たり」の類。
今見ても、スタリオンの特徴をよく捉えた好キットだと思います。
シャシーはこの年代のフジミではお約束の共通シャシーなので、
裏側からは見れたものではありませんが、まあ、それもアジ。
唯一残念なのが、最近の再販にはノーマルホイールが入っていないという点です。
なので、今回はホイールをOrange Wheelsのテッチンホイール、"M Steel"に交換してみました。

それでは写真をば。

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ボディは本当に素組。
スジ彫りはデザインナイフの刃の背なかで少し彫り込みました。
どうしてもバンダイ1/20の箱絵のドン臭いツートンに塗りたくて、
というかそれだけがしたくて仕上げてみました。

ホイールはM-Steelを使いながらも、
イメージしたのは1980年代にジムカーナで大人気だったスーパーラップ。
敢えて色を塗らずに成型色の白のままで使用しています。
ただ、ハブベアリングキャップはプラ棒で再現して、
リアのホイールセンターは黒く塗り、ホイールナットはスパッツスティックスを筆塗りするなど、
一応ディテーリングしてあります。
タイヤはキットに入っていたアドバンの前輪を4輪に履かせています。

ミラーはキットに入っていたものが形状が実車に程遠い形状だったので、
アオシマのハチロクに入っていた前期用を流用しています。
でも厳密に言うと、これもスタリオン用とは似ていない・・・・(要は雰囲気ですね)

車高は、ドリフトともジムカーナともとれる、
軽いシャコタン。フロントは少しキャンバーをつけましたが、
最近流行のスタンス系とは狙ったものが違います。

内装はキットのままですが、
それらしい赤系のカラーに塗ってみました。

こうして完成したフジミ・スタリオン、
何気に結構カッコいですよね。

by ウカイ


2014の成果

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皆様、本年もご愛読ありがとうございました。

今年は主体がfacebookにシフトした感は否めませんでしたが、
作例が気が付けば史上最多の13台をフィニッシュすることができたこともあって、
画像アルバムとしてブログを機能させたいという狙いも、
何となく上手くいきつつあるのではないかと思います。

まあ、7月から僕が「モデルカーズ」編集部に異動になったことも大きいですが。

それにしても、ここ数年はアメリカ車、アメリカ製のプラモデルばかりを作ってきた僕にとっては、
作る対象が、僕の小学生、中学生時代に回帰したような、
日本車、日本製キット多数の一年となりました。

また、facebook版の「Desktop Garage Japan」
皆様からの作品画像投稿コミュニティ、
「Creativity -Modelcar Builders Society-」も上手く軌道に乗ったようで、たくさんの同好の士と出会うことができました。

今年一年、ネット上、リアルを問わずお知り合いになった皆様、
ありがとうございました。

来年も「クルマのプラモデル」を盛り上げて行きましょうね!

ということで、皆様、よいクリスマス&お年を!!

鵜飼 誠 

以下、今年の作例です。
未公開作例は明日発売のモデルカーズ、もしくは年明けのモデルカーズでご確認くださいね。

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FUJIMI NISSAN SKYLINE 2000GT-R(HAKOSKA KPGC10)

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ここのところの国産キット攻勢。
思えばそのきっかけを作ったのが、タミヤのハコスカGT-Rの作製でした。
いわゆるストリートカスタムという、
アフターマーケットパーツ追加仕様で発売されたキットを作りました。

完成させたころはそれほど強く思わなかったのですが、
日に日に「何か違う」感が自分の中でモヤつきはじめたのでした。
僕も1980年代後半に入るころまでは「スカイラインちゃん」で、
なおかつ国産キットもほとんど手にしていましたから、
だいたいのキットのことは分かっていたのですが、
タミヤのハコスカを見ていたら、無性に昔テキトーに組み立てた、
フジミのハコスカを作ってみたくなったのです。

ということで、まずはフジミのハコスカです。

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実はフジミのハコスカ、
ボディは最高なんですが、タイヤとホイールが申し訳ないんですがイマイチです。
ホイールはやたら小径で、タイヤが太すぎてコロんと丸い。
車高もノーマル状態にしては低すぎます。
そこで、タイヤはハイトがあって細くて、雰囲気も良い、
Revellの1966年Pontiac GTO用に交換して、
ホイールはアオシマの240K(ケンメリ英国仕様)や
70カローラのDXに入っている日産純正テッチンに交換しています。
それ以外は、素組ですが、ものすごく雰囲気が良いと思います。

以下、あえて比較用にまったく同じスカイラインブラウン(サファリゴールド)に塗って作った、
タミヤのハコスカとフジミのハコスカの2ショットです。
皆さんはどちらがタミヤで、どちらがフジミかおわかりになるでしょうか?
正解は敢えて書きませんので、よく見比べてみてください。

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同じ車種でもメーカーによって表現は色々。
僕としては、やっぱり極力、主観を入れ過ぎのデフォルメはやめてほしいな、
と思うわけです。

by ウカイ

HASEGAWA NISSAN SUNNY TRUCK

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さて、どんどん行きます。
これは2014年の11月に発売になったハセガワのサニートラックです。
モデルカーズの作例用に、ハセガワからテストショット(先行試作)品を分けていただき、
ソッコーで組み立てたものです。
なので基本的に素組です。
キットから手を加えたのはトレッドを前後狭くしたのと、
スジ彫りを一部追加した程度です。

多くは語る必要はないと思いますが、
僕的には『The Best Kit of 2014』だと思います。
選考理由(偉そうですみません)は下記の通り。

①デフォルメ少なめのボディ形状
②ノーマルとしてちゃんと組める(タイヤ&ホイール系、車高などがドンピシャ)
③組みやすい&組む楽しさがある
④パーツ点数控え目
⑤オプションパーツ(ロワードサス、ワタナベホイール、前期バンパー、デカールなど)がツボ
⑥実車を感じさせるパーツ分割&形状設計

といったところでしょうか。
今後は角目の最終型あたりは出るかもしれませんね。

というところで、写真を貼ります。

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このサニトラを見てると、
ハセガワのカーモデルって、本当にハズレがないってことに気づきますね。

サニトラはまだあと何台か作ります。

by ウカイ

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