久しぶりにフランス車を作りました。
フランス車は実車も結構好きな車種が多いのですが、
このゴルディーニだけは別格。
"速いハコ車"という言葉がこれほどまでに似合うクルマを他に知りません。
あ、シムカラリーも同じくらい好きですが。
エレールのゴルディーニは
ユニオン時代は軍資金不足で買えず、
ようやく手に入れたのはWAVE再販時代のでしたが、
いよいよ本家エレールからも再販になるということで、
サッサと手放したら......
今回のエレールの再販、
結構ボディの成型がよろしくなくて、
2個買って、2個とも盛大にボディが歪んでおりました。
今はエレールはクレオスがインポーターなのですが、
販売店を通して代品を送ってくれたのですが、
それもまた結構な歪みでして、
もう何度もやりとりするのも申し訳ないので、
グイグイとボディを矯正(強制?)しながら力業で組んでみました。
リアのバックパネルを装着する前に、
ボディの歪みを粗方直しておくと、
最後にバックパネルをガッチリつければ、
ある程度真っすぐなボディになることがわかりました。
ボディさえ真っすぐになれば、
あとは割とストレスフリーで組めましたが、
車高を上げたせいもあって、
なかなか4輪設置せず、
シャシーもグイグイと曲げて組んだのは言うまでもありません(笑)
そして、今回ゴルディーニを作る一番のモチベーションとなったのが、
溝呂木画伯設計の純正スチールホイール。
エレールのキットはラリー仕様なので、
アロイホイールしか入っていないのですが、
僕はファクトリーストックの状態がゴルディーニは一番好きでして。
タイヤは古いミシュランが良かったのですが、
タミヤのVWタイプI用など色々試してはみたものの、
どうもハイトがありすぎてタイヤお化けになってしまう。
なので最終的にはハセガワのFFジェミニ用が幅、ハイト共にぴったりだったので、
それを履いています。クルマの年代にミスマッチなラジアルですが意外と悪くないかと。
それにしてもアメプラにも通じますが、
いざ完成させてみると実に良い佇まいですというか、
有り体に言えばリアルですね。
古いキットですが、
ヘッドライトはレンズ、メッキリフレクター
そしてクリア部品のバルブという構成で、
バルブを純色イエロー(敢えてクリアイエローは使っていません)に塗ると、
まさにフランス車なイエローアイ。
これを作ると、
もう手放してしまったHubleyのReanult Dauphine(ルノー・ドルフィン)が
恋しくなります。
ここ数年で一番お気に入りの作例かもしれません。
by ウカイ
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