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2005年10月31日
ちょっと脱線…… smp 1/25 1960 Plymouth Valiant編 その5
今日はInstrument Panel、俗に言うインパネまわりのオハナシです。
確か、何日か前に、ステアリング・ホイールが欠品していて、何かソコソコ合いそうなヤツを探さなくては、などということを申し上げましたが、結局、amtの1/25 Chevrolet Chevy ⅡNova SSのものを流用することにしました。本当のことを言うと、あんまり似ていない可能性もあるのですが。
大体、ホーンリングがValiantについていたかどうかも怪しい……。ま完全に雰囲気重視ってやつです。
何故か、カタログとか手持ちの資料にインパネの写真がなかったのです。ただ、リム部分が2トーンになっているのは正しいはずです。。。
以下塗装工程です。
■Un-painted
すみません、カメラの露出を間違えて、写真が明るくてディテールがぶっとんでしまいました。
ま、造形的にはソコソコ。ディテールはあってないようなレベルです。
■Red-painted
まずは、全体をレッドでショット。シートなどに塗ったのと同じ赤で、若干白と黄色を混ぜて彩度を落としたものを、塗りました。60Valiantのインパネはたぶん、スティールがむき出しだったと記憶していたので、ツヤを出すために薄めの塗料でショットしました。
■Detail-painted
ステアリング・ホイール、ステアリング・コラム、メーター・ベゼルなどは、ブラックなので、タミヤのエナメルのセミグロス・ブラックで筆塗りしました。細かい部分は同じくタミヤのクロームシルバーで筆塗り。ひょっとしたら、インパネの下半分はブラックかもしれません……。
今回はかなり自信がないのです。こと、インテリアに関しては。
明日は、ValiantかVWか、ひょっとすると密かに進行中のSW20(Toyota MR2)の作業でもお見せしますね。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月31日 11:56 | Comments (0)
2005年10月28日
ちょっと脱線…… smp 1/25 1960 Plymouth Valiant編 その4
今日は外装のハナシです。
昨日、インテリア編で、ステアリングが欠品している、とお伝えしましたが、
結局形状的にそこそこ似ている'66 ChevyⅡNova SSのホーンリングつきステアリングを流用することにしました。うっかり今日写真を撮ってくるのを忘れてしまったのですが。。。
で、本題。
上の写真にあるように、ボディはレッド、正確には“Valiant Red”に塗りました。
ホントは野暮ったい系のメタリックもいいかな、と思ったのですが、
たぶん他の2台がその線でくるような気がしていたので、
敢えて赤にしてみました。それに当時のValiantのカタログをみると、赤とか白とかのイメージが強いですからね。ま、単純に赤いボディとカリフォルニアのブラック・プレートが似合う1台を作りたかっただけなのですがね。
いわゆるカラーチップというやつをアメリカから取り寄せて、それを参考に調色してみました。
レッドといっても、かなり黄色味が強く、たぶん比率的には赤6対黄4ぐらいの割合だったように思います。
これに若干白を混ぜて、意図的に色の彩度を落とすというか、濁らせて、クラシカル感を演出してみました。塗料はいつもどおり、GSIクレオス製を使用しています。
塗装の手順としては以下のとおり。
①ボディのテーパーライン、モールドラインを400番のサンドペーパーで削り落とす。
②今回はボディサイドのモールディングとドアハンドルのモールドがあまく、いまひとつシャープさが欠けるため、新しいスティレン棒で新造するため、モールディングラインもすべて削り落とす。
③スティレン棒を貼りこむ。
④ドアやエンジンフード、トランクリッドのオープニングラインをデザインナイフの刃の背中を使ってコリコリと彫りなおす。
⑤ボディ表面を1000番のサンドペーパーで満遍なく水研ぎ。
⑥中性洗剤でよく洗う。細かい部分まで歯ブラシなどを使ってゴシゴシと。
⑦GSIクレオスのホワイトサフェーサー1000を軽く2コート(あくまで全体に塗料が乗ったらやめる程度のアッサリ吹き)
⑧普通はサフェーサー表面を水研ぎするようですが、ボクは研ぎません。サフェーサー前の下地をきっちり作っておけば、サフェーサーを軽く吹き付けてやれば表面は十分に平滑になります。しかも、サフェーサーを研ぐと、すぐに下地が出て、その下地部分をそのままに塗装すると、サフェーサーが乗っている部分と乗っていない部分に段差や色ムラが出てしまいます。ということでサフェーサーの研ぎは省略。
⑨いよいよ本塗り。まずはドアラインや、エッジが立っている部分など、色が乗りにくい部分を濃い目の塗料でボディ色をショット。
⑩続いて全体を薄めの塗料で4コートほどエアブラシでショット
⑪GSIクレオスの缶スプレーのクリアー(#46)を薄めに3コート
⑫コンパウンドで磨き
以上でボディの塗装は終了です。
あとは細かいディテールをペイントしたり、Bare Metalを貼ってやれば、ボディは完成です。
来週はその辺をチョコっとお見せしますね。
See you next week !
ボクは今週末は珍しくOutdoor Weekendを予定しています。
脱“模型男”です。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月28日 11:29 | Comments (0)
2005年10月27日
ちょっと脱線…… smp 1/25 1960 Plymouth Valiant編 その3
今日はインテリアのお話です。
ま、正直この年代のキットのインテリアはあまり多くを期待しない方がいい……、というレベルのものですね。大体が、俗に言うバスタブタイプで、シートやドア内張り、それにフロアが一体成型されているので、本当に拘ろうと思ったら、たぶんゼロから起した方がはやいでしょう。
ということで、今回は結構割り切って“塗装で表現できること以外はやらない”というスタンス(ただの手抜き?)で作業を進めてみました。
まず、シートはともかく、ディテール的な面で絶望的なのは、ドアパネルです。
おそらく一体成型という方法を採っている以上、ドアパネルのディテール表現は当時の成型技術では不可能だったのでしょう。ドアハンドルやアームレスト、それにファブリック・パターンなどは、ケガキ針で引っかいた程度の表現がなされているにすぎません。
ならば、ということでボクの持てるマスキング技術のすべて(といっても大したものではない)を駆使して、それらしく塗り分けてみました。
ボクがいつも使っているマスキングテープはタミヤのもの。
薄い上に、粘着力が強くて、それでいて塗装面をあまり侵さないので気に入っています。
写真に写っている、白い台形状のプラスティック片は、ドア内張りのグレー部分を塗るために作ったマスキング用の型です。これを使って同じ4枚のマスキング・シートを作って、前後左右4枚のドア内張りを塗り分けました。シートは、座面と背もたれ面の黒っぽい部分(本当は黒×赤のチェック生地)をうっすらと黒で塗って表現しました。
少々分かりにくいので以下塗り分けた手順を書いておきます。
①ドア内張りのグレー部分周辺をざっとエアブラシで塗ります。
②先に作っておいたマスキング・シート4枚を貼る。
③全体に赤をショット。
④シートのブラック部分を塗るために、その周りをマスキング
⑤艶消し黒をショット
⑥マスキングテープをはがす。
すると、↓の写真のようになります。
うーん。やっぱオモチャっぽいですね。
ま、こんなもんでしょう。
さて欠品しているステアリングをどうしようか。
インパネも塗んなきゃ。
早くやらないと30日の撮影に間に合わないぞ~。。。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月27日 19:53 | Comments (0)
2005年10月26日
ちょっと脱線…… smp 1/25 1960 Plymouth Valiant編 その2
今日は昨日の続きです。
まずはホイールの塗り分けです。
■Tire & Wheel
タイヤとホイールは昨日もお伝えしたとおり、MODELHAUS製のレジンパーツを使いました。
ホイールは本来キットに含まれるのは、白色成型のホイール(鉄っちん部分ですね)、クロームがけされたスモールハブキャップ(Baby moon hub cap)とトリムリング(Trim Ring)の3点構成なんですが、MODELHAUSのホイールはおそらくpromoのもので、上記の三点が一体成型された上にクロームがけされているんです。つまり、細かいところを塗り分けなくてはならないのですが、コレがメンド臭い……。まず、Valiantのホイールはボディカラーと共色なんですが、クロームの上に色、特に赤とか濃色を塗るのは色がのりにくいので大変でした。さらにはスロット(4箇所の穴ですね)部分に艶消し黒で墨入れしたり、ホイールの最外周を赤で塗ったりしました。それでも、何か質感がパリッとしないので、上からクリアーを缶スプレーでショットしました。
逆にタイヤはラクチンです。キットに含まれるのはすでにペイント済みのホワイトウォール(Pre-painted white wall tire)なんですが、大体これは経年変化で黄ばんでいるとか、タイヤ同士が引っ付いた跡が残っているとか、カビているとか、もともとの塗装がよくなくて、ホワイトウォールがタイヤの中心にプリントされていないとか、散々たる状況なんですよ。ところがMODELHAUSのヤツはホワイトウォール部分が白いレジンで別成型されているので塗り分ける手間がいらないと。
ま、こんな感じの塗り分けでホイールはFactory Correct Finishとなったんじゃないでしょうか。
で、次はシャシーです。
■CHASSIS
シャシーの塗装は例によって推測の範囲を出ませんが、ご覧のようになりました。
まず、シャシー全体を、電着の防錆塗料風(1960年のValiantのカタログに防錆塗料槽にドブ漬けにされているボディの絵が載っていました)にGSIクレオスの軍艦色(だったかな?)のスプレーでまんべんなく塗装。次に、ボディカラーの塗装ラインで横方向から塗料が吹き付けられたことを想定して、両サイドに若干ボディカラーを吹き付けます。あとはこまごましたディテールを塗り分けます。でも、ディテールのモールドが非常にテキトーで頑張り甲斐がありません。なんでオイルパンの裏にこんなたくさんのボルトがモールドされているんでしょうか?ま、要は雰囲気です。
ということで、今日はここまで。
ちなみに、次号のモデルカーズに載る畔蒜センセイの作品と、周東センセイの作品を見せてもらいました。両者、一歩も譲らずって感じで、素晴らしい出来でした。
ま、鋭い方なら、BIG3のAmerican Sub-compactが3台と訊いて、
ボクがValiantを作るなら、他のおふたりが何を作るのか想像付くと思いますけど。
ちょっくら楽しみでしょ。
ではまた明日。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月26日 12:43 | Comments (0)
2005年10月25日
ちょっと脱線……。
今日あたり、そろそろVWを作ろうと思っていたら、Model carsのハタ君に「30日撮影なんですけど、どうですか?」とハイプレッシャーをかけられたおかげで、やらなきゃいけないことを思い出しました。簡単にいえば、Model Carsの定例ページ用の作例の製作を「はよヤレっ!」、そのお題というものがなかなか厄介なシロモノ……。コレ↓です。
何だか分かりませんよね。たぶん。
モノはsmp 1/25 1960 Plymouth Valiantです。そう、当時モノなので今から45年前のキットであります。こんなものが45年間も作られずに残っていたことも驚異というか、ありがたいことですが、何とコレを作ってしまおうというのだから、畏れ多いというかバチ当たりというか。
何でも、その定例ページというのは、かのスーパーモデラー、畔蒜幸雄氏のプロデュースによる『American Model Cars』なる連載で、今月のテーマはコンパクトカー(アメリカでいうところのSub-compact)なんだそうです。詳しくは企業秘密の漏洩(?)になってしまうので何ですが、全3台のコンパクトカー(もちアメ車ですよ)の作例のうち、1台をボクが作ることになったのでした。
で、まず手をつけたはいいが、実はボクの持っているValiantのKitは欠品だらけ。クロームパーツ類にはじまり、タイヤ、ステアリングなど、あげだしたらキリがありません。ま、だから安く買えたのですが(確か海外通販で70ドル弱)。ということで、例によって例のごとく、MODELHAUSから取り寄せたのが↓のパーツ群。
MODELHAUSのパーツはとにかくクロームの質がいい上に、バリやテーパーラインを削り落とした上でクロームがけしているので、美しいんですよ。あとタイヤはレジン製なんですが、ホワイトウォール部分が別成型とされているので、面倒な塗り分けがいらないのが助かります。
そして、いよいよ製作開始です。
でも、実は作業過程の写真をデジカメの操作を誤って消してしまったので、あまり参考にならないと思います。特にサイドのモールディングは新しいスティレン棒で作り直したのに、その作業画像がないのです……。
明日は、細かい塗装箇所をお見せしますね。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月25日 17:05 | Comments (0)
2005年10月21日
今日はプラモじゃなくプロモ(Promotional Model)の話です。
ということで、まず写真を見てください。
奥にある箱は、amt製のAnnual Kitの'61Ford Falconのもの。手前に置いてあるのは向かって左がamt製キットのボディ、そして右がいわゆるプロモというヤツです。
■1961 Falcon Promo. Front View
で、これがそのプロモですが、いい形をしていますね。色とかもすごくいい雰囲気。いかにも純正っぽいターコイズのメタリックは実車さながらの色調です。
■1961 Falcon Promo. Rear View
次は後姿。これまたよい感じです。なぜ、ここまでカタチが実車に忠実なのか?だってコレ、1961年の型ですよ。日本の1961年ごろのプラモデルといったら、質感的には石鹸を削りだしたかのようで、プロポーションも最悪。箱絵だけ立派で中身は「何じゃコリャ?」ってのが大半を占めていた時代だって言うのに。その謎を解くキーは次の写真にあります。
■1961 Falcon Promo. Chassis
読めますかオイルパンに書かれた「4000MILES BETWEEN OIL CHANGES」の文字が。つまり「オイル交換のインターバルは4000マイル(約6400km)」ってことだと思うのですが、何でこんなことが、ただのモデルカーに書いてあるのでしょう。そう、コレこそが、Promotional、つまり販促ツールであることの証なんですね。このプロモは、簡単に言えば、自動車ディーラーのセールスマンが、顧客に、紙っぺらのカタログと一緒に渡す、つまり3Dカタログみたいな役割を担っていたというワケなんですね。だから、カタチは絶対に実車と似ていなくてはならないわけで、色も実車に忠実でなくてはならない、ということになるんですね。
訊けば、まあ、当然といえば当然なのですが、このプロモを模型メーカーが製作するにあたっては、実車のメーカーがBlue Printと呼ばれる実車の図面を提供していたんだとか。
なるほどですね。
それで、このプロモのボディはだいたい、製作を担当した模型メーカーからAnnual Kitとして発売されるのが慣例となっていたようです。当時、自動車メーカーのプロモ製作を担当していたのは、amtの他、mpc、Jo-hanなどが有名です。それがゆえに、それらの模型メーカーが出すプラモデルは形がいいわけです。ちなみに、プロモの材質は、プラモデルとは違い、衝撃に強くするため少々弾性の強い塩ビ系(たぶんです)の樹脂が使われています。目的を考えれば、確かに落としただけで割れてしまうプラスチックよりはいいですもんね。しかし、こと、経年変化という点に話を向けると、この塩ビ系樹脂はなかなかのクセものなんです。というのは何故か、この樹脂、経年変化でグニャグニャに反ったりしやすいのです。だから、もう熱で熱したんじゃないか、ってくらいのプロモが多いのはそのためなんです。
アメリカではこのプロモのコレクター市場というものが確実に存在していて、グニャグニャになっているものはTwistyとか表現して、値段も随分落ちるようです。このFalconあたりだと、状態がよければ100ドルくらいの値段がつくみたいです(ボクはこのプロモをDaytona編集部のタキゾー兄ィに3000円で譲ってもらいました。感謝感謝)。
■1961 Falcon amt Annual-kit
最後は、まだ作っていない1961 Annual Kitの中身です。
基本的には未組み立てのプロモという感じで、エンジンすら再現されていない極めてシンプルな構成です。カスタムパーツが豊富で、フェンダー・スカートの造形なんかは最高Coolです。あとワイヤーホイールも、Early '60sっぽくてしびれます。あー作りたいな~。でも、このくらいの旧いキットとなると作るのにそれなりの覚悟がいるんですがね。
ま、いつの日か、って感じですかね。
ではまた来週。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月21日 11:39 | Comments (0)
2005年10月20日
amt '70 1/2 Camaroのハナシ
昨日は中途半端な状態で終わった同ブログですが、その続きを書きます。
現在朝の7時半。さっき原稿をバイク便さんに渡して、今月も無事終了ですわ。るん。
まず、昨日アップしたカマロですが、アレを作ったのはもうかれこれ15年前のことなんですね。キット自体は'89年版です。はるばる当時、電車を乗り継いでデイトナ・パーク(知ってます?)まで買いにいったんだよな。下の写真の向かって左がそのキットです。で右が2001年に出たまったく新金型の同じ'70 Camaro Z28のキット(中身は最高です)であります。
右の新しいヤツがどれくらいいいかといえば、ボディを見れば一目瞭然です。
ということで、まずは'89年のイマイチ君をお見せします。
■'89年(旧金型)
うーん。何だかライト回りの造形が丸すぎるというかゴツ過ぎるというか。
でもって今度は2001年に出た新金型版をお見せします。
■'01年(新金型)
お~、いい感じ。エンジン・コンパートメント内の造形とか、インナーフェンダーとかかなり○。
何でこのふたつを見比べてもらったかといえば、要はイマイチ君('89年版)しか存在しなかった時代に、少しでも本物に似せようと、必死で努力したタマモノを見てもらいたいだけだったりします。
今や、2001年版があるので、こんな努力をしなくてもカッコいいカマロがサクっと作れてしまいますからね。
で、以下イマイチ君改、結構いい感じ号のディテールです。
■Front View
とにかく顔回りを、紙やすりで理想のラインを削りだしました。上の旧金型の写真を見てもらえればわかるように、ライト回りがなんだか腫れぼったいんですね。なんで、そこを薄くしてやったわけです。さらにはフロント・グリルまわりもヤスリでエッジを立てました。ライトはメッキのカップを裏から当てて、レンズをいれて然るべき表情に。
■Rear View
リアまわりはキットのまんまです。車高は少々上げました。ホイールはいったんメタリックグレーに塗って、リムのクローム部分はBare Metalを張り込んでいます。こうやってみると後姿はなかなか。ちなみにドアミラーはRevellの'69Corvette用の足部分を詰めて、装着してあります。
などと書いていたら、新金型版が作りたくなってきた。
ビートルが終わったら、Next Projectはコレにしよっかな。
そうそう、このブログを見ていて、「amtの○×のキットを買おうと思っているんだけど、中身が分からなく不安。とか、今ヤフオクでmpcの▲■×を買おうと思っているんだけど、どんなキットか知りたい」みたいな疑問があったら、下のコメントにでも入れてください。うちにあるキットなら、写真にとって内容をおみせしますから。うちにはだいたい700個くらいのアメプラがあるので、'60~'80年代の車種ならマッスルカー、バンなどを問わず、だいたい対応できるはずですから。
一応、サービスってやつです。お気軽にどうぞ。
ということでまた次回。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月20日 07:35 | Comments (0)
我が家の最古参モデル。それはamt '70 1/2 Chevrolet Camaro
今日は東京モーターショーのプレスデー。
自動車雑誌の編集者ならば超mustなイベントにもかかわらず、仕事が終わらず、会社で居残り原稿書き組、というダメダメなウカイキャル吉です。
ようやく、終わりそうな兆しが見えてきたので、ちょっとブログを。
今日は我が家の最古参モデルである、amt製カマロの写真をお見せします。
でも、気力がないので、細かい話は明日しますね。
とりあえず写真です。
じゃん!
ちなみにコレ、最近amtから出た新金型のヤツではなく、昔からある、あの全然似ていないカマロのキット(amt #6896)を少しでも実物に似せようと、当時、高校生だったボクが、持てる限りのテクノロジー?を投入して製作した1台なのです。元のキットを知っている人なら、この苦労分かってもらえるハズなんですがね。
詳しくは明日ということで。
さて、これから校正じゃい。
ZZZZZZZZZZ……。
やべ、寝ちった。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月20日 01:22 | Comments (0)
2005年10月18日
今日も有りネタで行きます。
すんません。なんせカー・マガジン本誌が佳境も佳境なんで、Revell製VW Type1の製作はまったく手が付かず、前に撮った写真でお茶を濁します。。。
で、今日のお題なんですが実は以前裏カー・マガジンのブログでもちょっとだけ紹介したことがあるものなんですが、少々コアすぎて、反応がいまひとつだったものなんですね。
でも、たぶんデスクトップガレージを見て楽しんでくださっている方にはドンピシャだと思うんですが。
先に簡単にこのモデルの概要を説明しますと、
amtの'65 El CaminoとRevellの'65 Chevelle Z16の“ニコイチ”ってやつです。
なぜニコイチにしたかといえば、理由は簡単。
Revellのキットは'90年代に入って登場したもので、シャシーのディテールや、インテリア、エンジンコンパートメント、フロントグリルまわりの造形がとってもいいんですね。
一方のamtは全体のプロポーションはいいのですが、やっぱり設計年次が'60年代なので、少々ディテールのツメが甘い。でも'65のEl Caminoのキットはコレをおいて他にない。
で出した結論は、「amtのEl CaminoにRevellのChevelleのいい所を可能な限り投入する」という方法。
ボディは双方のキットを真半分で切断、Revell ChevelleのFront Sectionとamt El CaminoのRear Sectionを接着してあります。実車ならば、切断面が同じなのであっさり引っ付くはずなのですが、こちらは模型。同じ'65年Chevy Intermidiateとはいえ結構断面の形状が違うんですね。で、どうしたかといえば、ちょっとRevell Chevelleの方が幅が広かったので、それに合わせる形でamt El Caminoのボディをこじって広げてねじって、接着しました。接着は普通の模型用ボンドですが、双方の切断面にたっぷりボンドを塗りつけて、鉄の溶接の要領で溶着させました。ちなみにパテは一切使っていません。
■Front View
どうです?ニコイチには見えないでしょ?RevellのChevelleのFront Sectionはやっぱイイ。amtの'65 El Caminoのグリルって、ちょっといかつすぎる上に、彫りが深すぎてて、何か実車と違うんですよね。ま、アレはアレでいいんですが。ちなみにトレッドはかなりつめて、車高は上げてあります。ちょっと頼りない感じがリアルなんです。
■Side View
真横から見てもニコイチ感はなし。ボディ下部のサイド・モールディングはスティレン板で作り直して、上にBare Metalを貼りました。おかげで、ボディサイドの連続感が強調できました。
■Tire & Wheel
ホイールはamtを使用。一応実車どおりに塗り分け。タイヤはRevell/MonogramのMichelin TRXにホワイトリボンペイントを施しました。方法ですが、まずタイヤ全体をホワイトサフェーサーで塗ります。次に確かPegasus Hobbyというメーカーのホワイトリボン・ステッカー(正確に言うとインレタですね)を然るべき位置に張って、その上からフラットブラックをショットします。で、インレタをはがすと、見事にキレイなホワイトリボンタイヤが出来るわけです。何で、塗るかというと、インレタのホワイトリボンって、経年変化で剥がれたり、ゆがんだり、シワが寄ったりするんですよね。
ちなみに、アメ車にMichelin TRXはないよなと思いつつも、このタイヤ、1/25スケールだとハイトとか幅がちょうどいいんですよね。などといっていたら、ボクのアシグルマのMercury ZepyerにもTRXが付いていたことを思い出した(そのうちマイカーも紹介します)。
■Interior
インテリアはRevellのChevelle用を前後で半分に切って使用。ちなみにインテリアカラーはGMのカタログではFawnと呼ばれるグリーンがかったベージュのようなゴールドのような色を再現しました。変な色ですが、当時のカラーチャートで調べたら、ライトブルメタのボディカラーにはこのインテリアカラーが標準だったようです。室内も同じブルー系で塗りたかったのですが。
■Chassis
シャシーは色々考えた末、セミグロスブラックをメインに塗布しました。本当はフレームがブラックでモノコック部分は防錆塗料とボディカラーのはずなんですが、この時代のインターミディエイトの実車のほとんどが、シャシー全体にアンダーコートが吹かれていることが多いんですね。たぶんアンダーコートはファクトリーオプションだったと思うのですが、実際はまあまあ謎です。モノコック部分以外のサスペンションなどのカラーリングは、大体これでOKだと思います。アーム類は黒で、タイロッドとかリンク類はメタリックグレー。ホーシングは(防錆のためアンダーコートが塗られたと想定すれば)ブラックでもいいかもしれません。
■Engine
エンジンはRevellのChevelleのキットには396cu.in.のBig Blockが入っているのですが、'65年のEl CaminoにBig Blockの設定はなかったので、Small Blockに載せ変えました。amtのEl CaminoのエンジンはSmall Blockなのですが、いまひとつディテールがプアなのでボツ。結局、ディテール的に優れるRevellの'65年Chevrolet C10の327cu.in. Small Blockを採用しました。エアクリーナーの造形とか、オイルのインマニ前方のオイル給油ノズルの造形とか、なかなかいいんですね。正直面倒なので、プラグコードとヒーターホースは省略(そのうちやるかも)。でも、エンジン搭載位置が後ろ過ぎて、ラジエターホースは異常に長くなるわ、クーリングファンとラジエターがやたら遠い(実車ならオーバーヒート確実!)わで、実車を知っている人が見たら、笑われそうです。
■Rear View
あとはリアですが、こちらは基本的にamtのままです。テールランプはキットのものがフィッティングが悪いので、プラスチックのブロックから削りだしたワンオフものを装着しました。エンブレム類は、MCG(Model Car Garage)のエッチングパーツを使用しています。
それにしても、この手の改造って、知ってる人しかわからないから、苦労の甲斐がないんですよね。
すごく手間はかかってるんですがね。
かなり自己満足な世界です。
いかんですよね、こんなことじゃ。
追記:エンジン・コンパートメントの写真をよくみたらブレーキのマスターが付いていなかった。つけなきゃ。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月18日 16:29 | Comments (0)
2005年10月17日
amt 1966 Buick Skylark GSのハナシ
今日はボクのお気に入りのキットのひとつである、amt製'66年Buick Skylark GSのハナシです。
まずは写真をごらんください。
向かって左が'66年に発売されたAnnual Kit、右が'70年代に発売された『Modified Stocker』の'99年再販版です。で、手前にあるのが、Annual Kitの完成品です(15年以上前に作ったものだったりします)。
実はこの'66 SkylarkのAnnual kitって、現在アメリカ本国では物凄いプレミアム・プライス(200ドル以上!)で取引されているんですね。その理由は、Annual Kitの原型が、『Modified~』に改造されてしまい、この世に存在しないからんですね。他にも同じパターンで'66 Chevy Impalaとか'65 Ford FairlaneなどのAnnual Kitにプレミアムがついています。
それにしてもコレはコレでカッコいいんだけど『Modified~』のモディファイっぷり、泣けてきます。
せっかくの美しいフェンダーアーチもザックザク↓
その他、エンブレム、ドアハンドルなどがかっ飛ばされています。あ~あ。
そいえば、最近アメリカのMODELHAUSがレジンでこのAnnual Kitをリプロダクションしてくれていますね(拍手)。
ちなみにボクはこのAnnual Kitを中学生の時にMr.Craftで信じられないような値段で買いました。
読めますか?なんと300円です!部品の不足、デカール死亡、パーツ破損などが原因でこの値段だったみたいなのですが、ストックに組むには何の問題もなかったのです。ただクロームパーツは、'65~'67位のamtにありがちな、サティン・フィニッシュの状態でしたが。
今となっては組むのもためらわれるようなお宝キットですが、当時のボクにはそんなことはどうでもよく、サクサクと作ってしまいました。ボディカラーはMODELERSの缶スプレーだっと思います。で、7~8年前に屋根の塗装が割れてきたので、上から以前紹介したPlymouth GTX同様の方法でレザートップ化しました。
ちょっと車高あげてトレッドを狭くして、'60sな雰囲気を強調しています。
フロントグリルは塗り分けて、一体成型されていたヘッドライト部分はくりぬいて、裏からメッキのカップを当て、クリアーレンズを入れました。確かフジミのハコスカのグリルが犠牲になったように思います。
リアのバンパーは確かGSIクレオスの塗って磨くとクローム風になるヤツを使ったような。でもフロントバンパーと質感が違いすぎてヘンですね。今見ると。
それにしても、本当にこの頃のamtのキットはプロポーションがいい!
ドアラインとか、エンブレムとかの冴え具合は最近のamtよりもいいんじゃないでしょうか?
下手すると日本の最新キットをも超えるレベルかもしれません。
で、改めてこの'66 Skylarkの完成品を見てみると、チョコチョコと気になるところがあります。特にクロームパーツが……。ということで、ちょっとレストアしてみようかな、と思い。前述のMODELHAUSからレジン製のリプロ・バンパーを取り寄せてみました。
ちなみにMODELHAUSのリプロパーツはマジよいですよ。しっかりバリやテーパーラインを消した上で、素晴らしいクロームがかけてありますから。旧いキットのパーツで困っている人は、是非のMODELHAUSのHPを覗いてみては。同社のレジンキットはほとんどプラモ感覚で作れるハイクオリティっぷりだし、あとレッドリボンタイヤとかもすごくいいですよ。
相当、とりとめのないブログになってしまいました。今日も。。。
あ~、早く本誌の原稿終わらせなきゃ。
ヤバイヤバイ。
どっか遊び行きたいな(戯言)。
あと、リンクを貼ってくれるみなさん、ありがとです。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月17日 14:30 | Comments (0)
2005年10月15日
When I was Young !? その2
何日か前のこのブログで、model cars誌との出会いなんぞを紹介しましたが、今日はその時のPlymouth GTXについで、2番目の誌面登場となったウカイキャル吉作品を紹介しましょう。
まずはその号、1997年8月号(通巻35号)の表紙をおみせしましょう。それがコレ↓です。

何と、巻頭特集は当時としては超ラディカルなホットロッド特集!
当時はまだHot Wheelsもブレイク前で、ホットロッドはおろか、1932年フォードの愛称であるDeuceなんてコトバもまったく市民権を得ていなかった時代。当時のモデルカーズ編集部の実情など知る由もありませんが、大英断だったんじゃないでしょうか。たぶん当時モデルカーズ編集部のヤマダマ先生(現ホビダス編集長:ブログも展開中)の大暴走(失礼)の結果だと思いますが(笑)。
で、晴れてその表紙の4台のうち、1台をボクが製作することになったのでした。
どうでもいいことですが、この時はすでにネコ社員だったのですな。
確かヤマダマ先生から「キャル吉君、Deuce作ってくんない?」くらいのゆるめのオーダーを受けたように記憶してます。それでもスケジュール的には結構タイト、1ヶ月もなかったんじゃないかな。
とりあえず、ボクが作ろうと思ったのは、'90年代中盤にストリート・ロッド界で人気が出始めたノスタルジック・ルックのDeuce。正直、かのパット・ガナール氏(アメリカンホットロッド界の徳大寺さんみたいなヒト)に批評されるなんて聞いてなかったので、「ま、それらしく見えればいいかな」くらいの軽い気持ちもチャッチャと作ることに。
当時、すでにRevellから新金型の1/25スケールで素晴らしいDeuceのキットが出ていたのですが、誰でも簡単に作れちゃうようなそんなRevell製Deuceに反発して、'65年の初版以来、連綿と生きながらえていたMonogramの1/24スケールのDeuceをベースとすることにしたんでした。しかし、チャッチャといくはずがそうは問屋が卸さず、結構な苦労を強いられたのした。一番大変だったのが、ハイボーイ(フェンダーレス)化。Revellのキットはフェンダーとフレームが別々に成型されているので、ハイボーイ化はオチャノコサイサイなんですが、Monogramのキットはフェンダーとフレームが一体成型されており、フェンダーとフレームを切り離した後、フレームのディテール(サイドのプレスラインとか先端の形状とか)を作り直すという、ウルトラメンドクサイ作業が待っていたのでした。しかも、面倒なわりに、その苦労の成果がわかりにくい(パット・ガナール氏はそのフレームの仕上がりを誉めてくれてました。。。涙)という悲惨な展開に。その他、急場しのぎで作ったこともあって、今見ると「コイツ、クルマのこと何も知らんな~」という部分が散見されますが、ま、それはそれ。
とりあえず8年ぶりに件のDeuce君を引っ張り出してきました。
ちょっと見てやってもらいましょうか。
■Front

今見ても、なかなかよいペイントですね。ソリッドで。確か乾燥を速めるために、夏なのにコタツを引っ張り出してきて、その前で乾燥させたんじゃなかったかな。
■Engine

今見ると、このエンジンはないよな、と思う。やっぱフラットヘッドのV8を載せなきゃね。これはキットに含まれていたシェビーのスモールブロック(たぶんCorvette用327cu.in.)。ラジエターの振れ止めのシャフトは確かマチ針だったような。
■Tires & Wheels

ホイールは同じくMonogramのBeach Boys Deuceのキットに入っていた'40 Fordスタイルのクローム・ホイールのハブ面を赤にペイントして装着。タイヤはフロントがRevellの1/25 1969 Camaro Z28のキットに入っていたGoodyear Polyglas GTを裏側にひっくり返し、モールドラインを利用してマスキングゾルでマスキングし、GSIクレオスのホワイトサフェーサー1000をショットしています。リアタイヤはMonogramの1/25 Owenes Corning Corvette Race Car(スペルが違うかも。中身はRevellです)のものを使用。同じくモールドラインを利用してマスキングしてホワイトサフェーサー1000をショットしています。この頃は、いいホワイトウォールタイヤがなかった。というか知らなかった。
■Rear

リアまわりは確か、燃料タンクの側面にスティレンシートを貼り付けたのと、バンパーステイの形状を整えたように思います。あと、テールライトはMonogramの1/24 '33 Ford "ZZ Top Eliminator"から(たぶんです)いただいてきたBlue Dot入りのTear-Drop Tail Lightを使用しました。ナンバー枠はエッチングパーツを使用しましたが、メーカーは忘れました。
と、意外といろんなキットからの流用パーツを用いたことを今思い出して少々感心。
ヘッドライトもキットのものじゃないんですが、出所を忘れました。
今はStreet Rodには興味はありませんが、この頃はホント実車に乗りたかったんだよな。
乗りたいDeuceを作ったらこうなったように思います。
でも、そのうちまた同じコンセプトで5-window CoupeのDeuceでも作りたいです。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月15日 17:32 | Comments (0)
2005年10月14日
Revell製1/25 Chevrolet Corvette Finished !!!!!!!
ということで、ついにコルベット完成いたしました。
以下、ご覧ください!
■Front 7 : 3
いやー、カッコいいっすね。少々ケツ下がりな車高がよくないすか?
■Front
フロントにはシボレーお約束の飾りプレート“USA-1”をセットしてみました。
■Side
サイドシル下のバランスパネルは、メッキをはがしてからつや消し黒をエアブラシで塗り、クローム部分は糊付金属箔を貼りこみました。
■Tire & Wheel

レッドリボンタイヤとワイヤー風ハブキャップがいかにもLate'60sな雰囲気。
■Rear
ちょっとマフラー・エンドが無骨すぎたかも。。。ちなみにテールライトの塗り分けはかなりチャレンジングでした。
■Rear 7 : 3
やっぱりコルベットは後姿がSexyざんすね。
■Engine
エンジンの配線は、シャシーとボディの合体があまりにトリッキーで、その過程で何度やっても破損するので断念しました。残念。
■Chassis
たぶんFactory Correct Finishとなったシャシーまわり。フロントのボディ内側を塗り忘れてた。本当はセミグロス・ブラックだと思います。
と、たんたんと写真をお見せしてきましたが、いかがでしょう?
そうそう、エンジンの写真説明文でも書きましたが、マジでシャシーとボディ、さらにはインナー・フェンダーとファイヤー・ウォールの合体はトリッキーです。配線を断念しただけでなく、ファイヤー・ウォールを貫通するはずのステアリング・シャフトも折りました。それ以外は、サクサクと組めたんですがね。
あ~、そろそろ締め切りでプラモどころじゃなくなってきた。
ちょっと、ここ2、3日は製作ネタはさぼって、ありネタでいきますけど、ご勘弁を。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月14日 16:41 | Comments (0)
2005年10月13日
Revell製1/25 Chevrolet Corvette Part 5
エンブレムを貼って、糊付金属箔も貼ったら、いよいよ魔法(!?)のポリマー塗布です。
このポリマーですが正確にいうとHASEGAWA(ハセガワ)製のTRY TOOLの『COATING POLYMER(コーティングポリマー)』ということになりますが、とにかくコレ、マジでオススメです。ボクの場合、塗装表面の研ぎ出しはコンパウンドのみを使って行うんですが、いくら微粒子コンパウンドを使うといえど、最終的には若干ながらコンパウンドによる磨き傷は残ってしまうんですね。この磨き傷を消そうとなると、もうミクロ、マクロの番手のコンパウンドがあったって不可能な話。ところが、このコーティングポリマーを使えば、とりあえず目視レベルでは見事そんな微細な磨き傷を消し去ることができるのです。厳密にはどういう原理だかわからないのですが、おそらく微細な磨き傷部分にポリマーが浸透し、透明な膜を作ることによって磨き傷を目立たなくしてくれているのだと思います。ポリマーの塗布はいたって簡単で、ティッシュなどにポリマーをしみこませササっとボディ表面に塗りこんで、数分おいてからポリッシング・クロスなどでふき取ってやればOKというもの。これでボディ表面はテロンテロンになります。
ちなみにハセガワのトライツールは本当にいいものが多く、筋彫りに使うラインエングレーバーとかエッチング・パーツ用のハサミとか、モデラーの立場に立った真摯な商品開発姿勢に感動することもしばしばです。このあたりの便利ツールに関しては、そのうちインプレッションでもお届けしますね。
そうそう、なぜポリマー塗布を最後の最後に行うのかといえば、いくつか理由があるんですね。
理由①:ポリマー塗布をした面に糊付金属箔を貼ると、いまひとつ食いつきが悪い。あるいははがれやすい。
理由②:ポリマー塗布をしたボディに墨入れをすると場合によっては墨入れ用のエナメル塗料がはじかれてきれいに仕上がらない時がある。
理由③:エッチング・パーツ装着時に接着剤として使うエナメル塗料の食いつきが悪い。
ということでポリマーを塗るのは最後の最後にというのがボク的には鉄則なんですね。
明日は完成したCorvetteの姿をお見せするかもしれませんし、
別のネタに脱線するかもしれません。。。
などと言いつつ今日はこのへんで。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月13日 17:26 | Comments (0)
2005年10月12日
Revell製1/25 Chevrolet Corvette Part 4
昨日は磨き工程までをお届けしてきたCorvette Projectですが4回目の今日はエッチング・パーツ(Etching-parts)の装着をお見せしましょう。
エッチング・パーツは何度かお伝えしているようにアメリカはMCG製の 『1968-72 CORVETTE DETAIL SET』を使用します。
装着方法は、これといった決まりはないと思いますが、ボクの場合は接着剤がわりにエナメル性のクリアー塗料を使います。具体的にいえば、タミヤ製の#:X11クリアーです。エナメル性の塗料を使うのは、墨入れの時と同じく、ラッカーで塗ったボディ表面を侵さないためであり、万が一、失敗した時も拭き取りが容易だという理由からです。基本的にはエッチング・パーツを貼りたい箇所に面相筆などでチョコチョコとクリアー塗料を塗っておきます(盛るといった方が適切かも)。あとはその場所にエッチング・パーツを置いてやればOKなのですが、狙った場所に置くのは少々コツがいるかもです……。ボクはデザインナイフでエッチング・パーツを軽く刺して狙った場所に置くようにしています。
あと、たとえば下のC・O・R・V・E・T・T・Eのリア・エンブレムのように文字をまっすぐ張るのが難しい場合は、細く切ったマスキング・テープをガイドラインにして貼ってやるのがいいかもしれません。
まずは2.5mm幅くらいに切ったマスキングテープをガイドラインとして貼ります。
今度はそのガイドラインに沿って、一文字一文字エンブレムを置いていきます。う~、メンドクサイ。。。
ということで、エッチングパーツ貼りも完成!
明日は仕上げ最終工程でもお見せしましょうか。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月12日 11:39 | Comments (0)
2005年10月11日
Revell製1/25 Chevrolet Corvette Part3
昨日はVWで今日はコルベットと話が色々と錯綜してヤヤコシくてスンマセン。
何はともあれ、コルベットの製作が佳境に達してきたので、レポートしますね。
色は、前回すでに塗りあがっていたのでご存知のとおりだと思いますが、GSIクレオスの#8:Silver(一番フツーのヤツです)にブラックとブルーをほんのチョコっと足してGM純正色CORTEZ SILVER(コルテッツ・シルバー)を表現してみました。最近はいろんな塗料メーカーからプラモ用の彩度の高いシルバー塗料が出ていますが、そういう近代的なシルバーは、いまひとつ旧いクルマとミスマッチなので、敢えて昔からの#8をベースに使ってみました。ペイントの手順としては、まず番手600の紙ヤスリでモールディングラインやバリを除去、さらにフェンダーのエッジを立てたり、エンブレム類を削り落としたり(エッチングのエンブレムを使うため)してから、ボディ全体を番手1000の紙ヤスリで満遍なく研ぎます。そして、よく中性洗剤で洗った後、自然乾燥させ、その上にGSIクレオスのホワイトサフェーサー1000を吹き付けます。で、ボクの場合、サフェーサー表面は研がずに、そのままボディカラーを吹き付けてしまいます。ボディカラーはまず、3層(three-coat)くらいシルバーをエアブラシでshotして、仕上げにGSIクレオスの#46:Clearを3層(three-coat)を吹き付けてやれば完成です。
で、5日ほど乾燥させた後(GSIのラッカーは乾燥が速い。しかも塗装面が硬い!)いよいよ磨きとなります。磨きには、いつも通りMODELERS製のトップコンパウンド2000を使います↓
以前はまず、塗装表面を番手1500位の紙ヤスリで研ぎだしてからコンパウンドを用いていたのですが、最近は紙ヤスリは使わずにいきなりコンパウンドで磨きだしてしまいます。
最初はコンパウンド原液をタップリとポリッシング・クロス(ネル素材の磨き布)につけて、割と力を入れてゴシゴシとやります。で、あまり何度もクロスの同じ部分を使わずに、一度別の布でサッと吹き上げて、またコンパウンドを多めにつけて磨きます。この工程を何度か繰り返して、表面の梨地状の凹凸がなくなったら、今度は仕上げ磨きをやります。仕上げは同じコンパウンドを使いますが、今度はクロスに少々水分を含ませ、コンパウンドを薄めにして軽くシャカシャカと磨きます。これを何度か繰り返すと、磨き傷もほとんど消え、美しい鏡面の塗装表面が出現します。で、磨き終わったら、水道の蛇口に親指を押し当てて、高圧(?)にした水道水でドアラインなどに詰まったコンパウンドを吹き飛ばしてやります。どうしても取れない場合は旧くて硬くなってしまった筆などで残ったコンパウンドをかき出します。ちなみ、歯ブラシみたいな硬いもので同じことをすると、塗装面に傷がつくので要注意です。
で、磨き終わったら、今度はドアラインなどの塗装(墨入れと言います)をします。使うのはタミヤ製のエナメル塗料です。ここでキモなのはあくまでエナメルということです。
今回はボディカラーがシルバーなので、墨入れはメタリックグレーをシンナーで薄めたものを使うことにしました。もちろん、ブラックでもいいのですが、シルバーにブラックだと少々ワザとらしくなってしまうのですね。なので、メタリックグレーをチョイスしました。で、薄めたメタリックグレーをドアラインやヘッドライトのオープニングラインなどに面相筆などを使ってザッと流し込んでやります。塗料が乾いたら、今度ははみ出た部分のふき取りです。
ふき取りは、エナメル用シンナーを含ませた綿棒で行います。そうそう、エナメルで墨入れする理由ですが、ラッカーのボディカラーよりは溶剤が弱いエナメルを使ってやることで、ボディカラーを侵すことなく墨入れのはみ出しをふきとれるという利点があるからなんですね。墨入れがおわったら、今度はメッキ部分を再現するために、薄い糊付の金属箔を貼る作業に入ります。
糊付金属箔も様々なブランドから出ていますが、ボクのお気に入りはアメリカ、Bare Metal製のアイテム。薄い上に、よく伸びて曲面にもなじみやすい上に、輝きは他製品を圧倒する美しさなんですわ。これを、よく切れるデザインナイフを使って、貼る部分の大きさに合わせて切り、綿棒を使ってピタっと張り込んでいきます。金属箔の貼り方は、人によっては大きめに切ったものを貼り付けて、不要部分を切り取っていく派と、ボクのように必要部分に合わせてあらかじめ切り取っておく派の2手に分かれるようです。ま、どちらでもいいんですけどね。
と、ここまでで今日はオシマイ。
明日は、エッチングパーツ貼りと最終仕上げの様子をお見せしますね。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月11日 14:19 | Comments (0)
2005年10月10日
Revell製1/25Volkswagen Type1(Beetle)製作はじめました
えっと、確か一度告知しましたが、Revell製のVW Type1の製作をスタートさせました。
本当は再販のCabriolet(Reissue)の製作をレポートしようと思ったのですが、何と初版のSedan(First-issue)が手に入った(正確に言うとModel Carsのエンドー君にamt製AMC Gremlinとトレードしてもらったのだthanks !)のでならばコッチのがイイやってことで作り始めてしまったのですね。
このキット、IMCとか最近だとグンゼ・ハイテック、タミヤ、ハセガワあたりのType1のキットに比較すると何故か存在感が薄く、いまひとつ人気もないように思います。ま、年式がレールバンパー装備の'68upということも手伝っているのでしょうが、考えたらマトモな作例を見たことがない。だったら、作ってみようかな、ということで始めたのがこのプロジェクト。で、このRevell製キットですが、よくよく眺めてみると、本当にいい感じです。パーツ割りとか精度とか、この年代のキットとしては相当レベル高し。エンジンもガッツリ再現されてますからね。あと、フロアパン、サスペンション、センターフレームなどが実車とほぼ同じパーツ割りになっているのもいいんですね。
ということでまずはボディの製作をはじめました。
ボク的にはこのキットの唯一にして最大の“イマイチポイント”はボディのフロントセクション、特にそのアゴ部分にあると思います。ちょっと、上下に薄すぎるんですよね。あとフードの形状も下部が直線的になってストラット・ビートルみたいですからね。さらにバンパーをつけるとクシャオジサンみたくなってしまうのです……↓
本当は箱絵のダート・トラック仕様みたく↓、フード先端はキレイな弧を描いているんですね。
ということで、
まずはライトから下を大胆にも切除!X-acto製のプラスティック・ソー(ノコギリ)でギコギコとやります。
ほいでもって、切り落とした部分にEvergreen製のスティレン棒を何本か接着します。この際接着面を何度も何度も練り合わせて、軽くボディとスティレン棒が溶着するぐらいしときます。要はプラスティック版の溶接みたいなもんですね。
あとはスティレン部分をカッターと紙ヤスリ、棒ヤスリ、プラスティック・ソーを使って整えていきます。以下は、その手順を連続写真でお見せします。え?何でパテを使わないかって?答えは単純にボクがパテを嫌いだからです。ラクだけど、すぐ肉ヤセするし、パテ面は塗装が乗り難いし……。
VW整形手術 Step1 (施術前)
ちょっとライトから下の嵩が足りません……。
VW整形手術 Step2 (スティレン棒溶着)
角棒を何本か練り付けます。何か4WD用のバンパーみたいですね。
VW整形手術 Step3 (荒削り)
まずは右サイドからはじめます。大まかな形をカッターで整えたところ。
VW整形手術 Step4 (ヤスリがけ)
ザクザクとカッターで削ったら、今度は棒ヤスリと番手400位の紙ヤスリで曲線を出します。ついでに裏側も削り込んでおきます。
VW整形手術 Step5 (完成)
ということで見事!?完成しました。パチパチ。
同じRevellのカブリオレと見比べてみると……↓
どうです、少しアゴ下が伸びて印象がソレっぽくなったでしょ?あとフードの形状にも注目してくださいな。キレイな弧を描いているでしょ?
と、顔がソレらしくなったところで、今日はおしまい。
そうそう、何かいいタイヤありませんかね。このType1用の。
VWプラモフリークのあなた、何かGood Ideaがあったら教えてくださいね。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月10日 15:45 | Comments (1)
2005年10月 7日
仕上げ、3種の神器?
今日はボクがプラモデルを仕上げるにあたって、いつも使用している(欠かせない)、3アイテムを紹介しましょう。
■クリアー塗料
まずは最終塗装工程となるクリアーですが、昔からずっとGSIクレオスの#46:クリアーを使用しています。この製品は、何と言っても乾燥が速い上に、乾燥後の塗装表面が硬く、表面の研ぎ出しが非常にラクということが魅力なんです。他にも、仕上げ用のトップコート塗料はたくさんありますが、多くの製品がツヤを重視するあまりに、乾燥が遅かったり、あるいは乾燥後も塗装表面がやわらかいなどのデメリットも併せ持っているように思います。あと、仕上げにエアブラシを使わないで缶スプレーを用いる理由ですが、一言で言えば“塗料条件が安定している”ということに尽きます。つまり、塗料条件が安定していれば、「どれくらい塗り重ねればツヤがでるか」「どれくらい塗るとタレるか」「どれくらいの時間で乾燥するか」といったことが把握しやすくなるんですね。これが、塗るたびに塗料の濃さや粘度が違うエアブラシとなると、毎回同じ塗料条件というワケにはいかず、結構苦労するんですよね。ということで、ボクにとってはGSI製缶スプレーのクリアがベストなんですわ。
■コンパウンド
次にコンパウンドですが、こちらもずいぶん前からMODELER'S製(Mr.Craft)のトップ・コンパウンド2000(Top Compound 2000)を使っています。サンドペーパーで研ぎだしてから磨く場合は、原液をタップリとポリッシング・クロス(磨き布)つけてゴシゴシとやれば下磨きは完了しますし、最後の鏡面仕上げにする場合は若干水を含ませた磨き布に少量をつけて軽くこすり続ければ、磨き傷もほとんど消えて、素晴らしい光沢を得ることができます。色々、コンパウンドは使いましたが、仕上げと下磨きを1本でソツなくこなすモノってあまりないんですよね。ということで、これがMy Best Compoundということになりましょうか。
■仕上げコート剤
最後は最近すごく気に入っている最終仕上げコート剤です。今まで、自動車のラバーやプラスティック部分の艶出し剤であるクレ・ポリメイトとかアーマオールとか色々試してきたのですが(まったく一般的にはオススメできないので真似しないでください!ひょっとしたら塗装を傷める場合もあるかもしれませんから)、それらはいずれもふき取りが大変で、なおかつ塗布に少々のコツを要する、といったデメリットも多かったのです。ところがこのハセガワ製のコーティングポリマーときたら!もう最高なんですね。塗布もしやすいし、吹き上げもラク。さらにはコンパウンドでは消しきれなかった磨き傷にスッとしみこんで、まさにミラー・フィニッシュを可能にしてくれるのであります。透明な保護膜がボディを包み込んでくれるような感じ、といったらわかりやすいでしょうか。
と、ボク的にベスト仕上げアイテム・ベスト3を紹介してみました。
ちなみに、上記はあくまで個人的印象なので、その辺はご了承くださいね。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月 7日 17:24 | Comments (0)
2005年10月 6日
Revell製1/25 Chevrolet Corvette Part2
5日前に製作開始を報告させていただいたRevell製のCorvetteですが、うっかりBox Artをお見せするのを忘れていたので写真を貼ります。
■Box Art
ちなみに、Boxには'69 Corvette 429 Coupeと書かれていますが、アメリカのメーカーとして実に珍しい誤植(Miss-Print)なんです。コルベットに429cu.in.のエンジンが搭載されたことはありませんからね。事実、この誤植は同キットが版を重ねるうちに問題の数字が“429”から、正しい“427”へ修正されたようです。
前回はシャシーまわりをお見せしましたが、今回は塗装が完了したボディでもお見せしましょう!まずはフロントから。
■Front View (unfinished)
う~ん。カッコいい。ケツ下がり気味の車高にちょっぴりネガキャン気味のリアサスペンション。やっぱコルベットはこうじゃないと。フェンダーはエッジを少々ヤスリで尖らせたので、クルマ全体の印象がシャープになってません?で、お次はリア。
■Rear View (unfinished)
後ろから見ると、グッと安定感が増して、いい感じです。ちなみに、エンブレム類はMCG製(Model Car Garage)のエッチングパーツを使うので、すべて削り落としてあります。下がそのエッチングパーツ。
■Model Car Garage Emblem Set
細かいことはMCGのホームページをのぞいてもらえればわかりますよ。そのページから直接購入もできるので、興味ある方は見てください。ちなみにお値段は8.99ドルでした。ちなみに、このMCGさんはとにかく反応がクイックで、頼んでから2週間くらいで手許に商品が届くのも魅力のひとつですね。特にGM系のエンブレム・セットは大充実しています。
あとはボディを磨いて、細かいとこをチョコチョコやれば完成する日も近いな。
でもそろそろ締め切りでプラモどころじゃなくなるので、もうちょい完成までには時間を要しそうです。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月 6日 17:46 | Comments (0)
2005年10月 3日
色々手を付けるとよくないのですが1/25 Revell 1969 Volkswagen製作開始か?
まだ、1/25 Revell Corvetteが完成していないにもかかわらず、ついつい、次のプロジェクトに触手
が動いてしまいました。「二兎を追うもの一兎を得ず」とかいいますからよくないのはわかっているんですが、いかんですね……。
で、そのプロジェクトがこれ↓
なんだかわかりますか?そうビートルでございます。
実はボク、この辺のレールバンパーのビートルが実車も一番好きなんですね。派手すぎず地味すぎず、それでいて佇まいはどことなくクラシック、といったところでしょうか。'50~'60年代中盤のヴィンテージも悪くないんだけど、ボクにとってはちょっと印象が可愛すぎるかな、って感じなのですね。
そういう意味ではこのRevellが模型化している1969年型は最高かと……。
箱絵のメインに描かれているのは、EMPIパーツをまとったダート・レーサー?ですが、ボクが作ろうとしているのは、これではなく、その後ろにボンヤリと描かれているノーマル(Stock)仕様なのであります。↓

アメリカ在住のVWエンスー、ワタナベシンノスケ氏に送っていただいた資料によれば、このカラーはユーコンイエロー(Yukon Yellow)という純正色とのこと。ボクのイメージする1969年あたりのビートルの色としてはピッタリくるものがあったので、この色に塗ることにしました。
と、何となくイメージがかたまったところで、いよいよ明日から作り始めようと思います。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月 3日 10:02 | Comments (0)
2005年10月 2日
When I was young !?
今日は、いつもとは少々趣向を変えてボクの過去を振りかえるという、やや『オレizm』的なブログをお届けしましょう。今では、実際に1970年のフォード・ランチェロそして1982年のマー○ュリー(予定)を所有するワケですが、よくよく考えてみると、アメ車との出会いって、実車よりもプラモデルの方が先だったかもしれません。今でも実車が好きなんだか、プラモが好きなんだか自分でもよくわからなくなることがありますし……。そういえば、ボク、確か32のGT-Rが出たくらいまでは、バリバリの国産車好きだったんですよね。ところが、いつからかアメ車(正確に言うとアメリカで売っていないクルマ)以外は趣味対象外になってしまったんですね。不思議不思議。
で、本題。そんなプラモデル大好きなボクの人生を変えるきっかけのひとつ(やや大げさ)となったのが、我が社で出しているmodel carsであります。
この本に掲載されている作例をお手本に精進に精進を重ねてきた結果が今のボクの模型製作スタンスの根本をなしているといっても過言ではありません。
そして、ボクの記念すべきmodel carsデビュー作が↓この号(32号1996年末に発売)なんです。

特集ではなかったのですが、巻末の方にあるIt's Slot Racing !というコーナー↓

にボクの作った1/24スケールのmonogram製1970Plymouth GTXが掲載されたのであります。
ちなみにこの時、拙者24歳、まだ若かったんですな。そして、これが縁かどうかは知りませんが、翌1997年、ネコ・パブリッシング、入社となったのであります。
そして、今日、製作から9年の歳月を経たGTX君を引っ張りだしてきました。
意外とまだキレイなことに驚くんですけどね。
以下、写真を貼ってみます。
Front View

基本的に素組みですが、確かフロントバンパー位置を若干上に付け直したような気がします。あとカラーリングはGSIクレオス(当時はグンゼ産業かな……)の黄色と緑を混ぜてライム・ライトと呼ばれるクライスラー純正ボディ色を再現しました。仕上げはGSIクレオスの普通のクリアーの缶スプレーだったと思います。あとはモデラーズ(Mr.クラフト)のコンパウンドで磨いて、タミヤのワックスをかけたような気が……。
Rear View

リアヴューのハイライトはレザートップ、アメリカ風に言うとVinal Top(ビニール・トップ)の表現でしょうか。確か、まず左右2条のリブ部分をマスキングテープ数枚を細く切って重ねて再現した上に、実車用のソフト99製のプラサフをザラザラに吹いてレザー感を表現。さらにGSIクレオスのセミグロス・ブラックの缶スプレーで仕上げたように思います。
Tires & Wheels

タイヤとホイールはキットのものを使いませんでした。まずタイヤはフジミ製のパジェロ・ミニ(たぶん)のキットに何故か含まれていたBF GoodrichのRadial T/Aを使用しています。ハイト、幅ともなかなかいい感じですね。でも、なぜこのタイヤを使ったかというと、本当のところはその材質にあります。というのはこのタイヤ、ゴム製なんですね。そう、このGTXはスロットカーとして組んだので、普通のアメリカン・キットに含まれている塩ビ製のタイヤだとちゃんと走らせられないからなんです。ホイールは、'70、'71年に純正オプションとして用意されたChrysler Rallyeを装着しています。確か同じmonogramの'70年Dodge Challenger T/Aに入っていたやつだと思います。この塗り分けが面倒くさいんですよね。あとは、サイドマーカーが凸モールドで再現されていたのを、フラッシュサーフェース化して、パーティングラインを彫りなおしています。ちなみに、サイドマーカーのレンズ部分はシャープな長方形に塗るのはなかなか難しいので、その大きさに切ったタミヤ製のマスキングテープ(黄色)にそれぞれクリアーオレンジ(フロント)、クリアーレッド(リア)をペイントしたものを貼りこんでいます。
Air Grabber

で、一番苦労したのは、エアグラバーと呼ばれるエンジンフード上のエアインテークサイドに入る、イラスト(口をあけて歯をむいた魚?)の表現でした。これは面相筆で書いたんでした。
今思うと、昔はヒマ人だったんだな~。
妙に手が込んでる。
などと昔の自分に少々感心しながら、今日は筆を置きます。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月 2日 18:30 | Comments (0)
2005年10月 1日
ChevyⅡの次はRevell製の1969 Chevrolet Corvette行きますか
またまた、半分くらい作ってからのネタアップですが、よかったら見てやってください。
エンジン(Engine)

まずはエンジン。まだザっと組んでペイントしただけなので、デスビもエアクリーナーも付いていません。
ここでミソなのはトランスミッションとエンジンブロックの塗り分けでしょうか。
ものの本によると、この頃のシボレーの生産ラインではトランスミッションとエンジンブロックをドッキングしてから、シボレーのエンジンカラーであるオレンジを吹き付けていたようです。なので、この作例ではエンジンブロックとトランスミッション・ベルハウジングの塗り分けをワザとボカしてペイントしてみました。まあ、実車でこの仕上げになっているクルマはほとんどなく、大体はベルハウジング以降のミッションがシルバー(未塗装の場合もあり)、ブロックがオレンジとはっきり塗り分けられていることが多いので、この塗り分けが100%正しいかは保証しかねますが。
フロント・サスペンション(Front Suspension)

続いてはフロント・サスペンションですが、基本的にはキットのままですが、Revell製キットの特徴として、やたら車高が高く、なおかつタイヤはMonogramの1/24スケールの『GOOD YEAR GT RADIAL』がセットされているため、そのまま組むと車高がかちあがってまるで4WD車のようになってしまうんです。そのため、サスペンションのディテールを保ちながら、実車で言うキングピン位置を若干ロワードして然るべき車高にセットしなおしました。あとタイヤとホイールもキットのものは使いませんでした。
タイヤとホイール(Wheels & Tires)

タイヤとホイールは前述したように、キットに含まれているものは使用しませんでした。タイヤはスケール的におかしいだけでなく、ハイト、横幅ともオーバーサイズなのでボツ。変わりに'70年代のMPC製のGood yearの凸モールド部分を赤くペイントしてRed Ribbon Tireとしてセットしました。
一方のホイールですが、キットに含まれる、おそらく1/25スケールのシボレー・ラリー・ホイール(The Best Looking 1/25 Scale Chevrolet Rallye Wheel !)としては最高のディテールを誇る逸品を敢えて避け、あまり実車では履いているクルマを見かけないシボレー純正のワイヤー・ホイール風のハブキャップ(Optional Phantom Wire Wheel Hub Cap)をセットしてみました。ちなみに、このホイールは、最近も再販されたamt製の1970 Chevrolet Impalaのキットに入っています。ラリー・ホイールを見飽きた目には新鮮です!(写真で見るとタイヤのホコリが気になりますね。ちゃんとキレイにしてから撮影すりゃよかった)
リア・サスペンション(Rear Suspension)

リア・サスペンションはこちらも実車同様、ファイバー製の横置きリーフをグレーでペイント、細かいアーム類も材質にあわせて塗り分けました。ちなみに実車では、黄色や赤、さらには白(間違いなくUSカヤバ製)のショックアブソーバーを装着したクルマを見かけますが、新車当時はグレーや黒といった地味な色に塗られていたものが装着されることが多かったようです。
それともうひとつ重要なのはフロアとフレームの塗り分けですね。作例ではフロア部をグラスファイバーのグレー、フレーム部分を防錆塗装のブラックに塗り分けています。もっと正しくするのならば、おそらくグレー部分に若干ボディカラーが乗っていてもいいはずです。あと車高もかなり落としました。キットのままだとやたら車高が高くてトレッドが狭いので、ちゃんと調整した方がベターですね。そうそう、あとボクの感覚でいくと、このキットのリア・アクスル位置(正確に言えばリアホイールのセンター)がクルマの向かって前方に寄りすぎているきらいがあるので、リアホイールをコンマ数ミリ、後方に移動しました。しかも、ディテールを損なわずにこの作業を行うのはすごく面倒でした。
実はもうボディは塗ってしまってあって、おそらくこの週末には磨き作業に入りますので、来週中には完成した姿をお見せできるかもしれません。でも、来週は締め切り前で忙しいから無理かも……。
ま、なるべく毎日更新しますから、マメに見てやってください。
てか、アメリカ車好きの人見てますかああああ!?
アメプラ好きの人見てますかああああ?
などと叫んでみたりして。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2005年10月 1日 14:29 | Comments (0)
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