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2007年1月29日
君はダッシュカーを知っているか? 続編
ここのところサボらず更新中のデスクトップガレージでございます。
昨日は毎年恒例の「ニューイヤーミーティング」もうでをしてきました。
当然、仕事なので、会場に並べられたクラシックカーたちと、そのオーナーたちを取材するのがメインとなるわけですが、その合間をぬって、スワップミートもしっかりチェックしてきました。
イベント柄、日本の旧車にまつわるものが多く、ヨーロッパ車とアメ車系はここでは蚊帳の外。
だから、いざアメ車系のものが見つかると、二束三文で売られていたりするのが、
実はこのイベントのおいしいところ。
ということで昨日も大発見!
正確に言うと、編集部のチャボ(ただのミニカーマニア)が発見してきてくれたのですが、
何と、以前このデスクトップガレージでも取り上げた、
ダッシュカーに何とマーベリックが存在することが明らかになったのでした。
まだ未入手なのはマーキュリー・モンテゴのみだとばかり思い込んでいたんですが、相当驚きました。
↓がその写真。
残念ながらAピラーがボッキシいっているのですが、それ以外はOK。
というか、現存していてくれてありがとう、ってレベルです。
しかも、再現されているのはエンジンフード上にツインスクープを備えた、マーベリックの高性能仕様の「Grabber : グラバー」ときています。
成型色も、実車に塗られたグラバーグリーンを彷彿とさせるもの。FoMoCoヤロウとしては感動することしきり。マーベリックは日本車をライバルに据えた、フォード気鋭のコンパクトカーで'70年のモデルイヤーから登場したクルマ。標準では170cu.in.(2.8リッター)の直6エンジンが搭載されていましたが、'71年のモデルイヤーから302cu.in.(4.9リッター)V8がオプションで搭載可能になり、合わせてグラバー・パッケージも追加されたようです。でもここ日本はおろか、アメリカでも今なお、あまり趣味対象としては人気がないみたいです。ワタシは大好きなんですけどね。アシグルマに欲しい。
そうそう、面白いのはトランクリッドに貼られた「バリZ」というステッカー。
たぶん「バリZ」という商品のノベルティとして配布された名残なんでしょうが、
いったい「バリZ」とは何ぞや?
これであと残すはモンテゴのみ(のはず)。
誰か持ってませんかね~?
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2007年1月29日 17:20 | Comments (0)
2007年1月26日
窓枠のカイカン
さて、前回も軽く紹介したように、今回は'69 Pontiac Firebirdのボディメイクを紹介しましょう。
このキットですが、もともとはmpcからAnnual Kitして発売され、ついで'80年代中盤にmpcから再販(#6324)。さらに'90年代前半にamtブランドから再々版(#6123)され、最近では2003年にも再々々版(#31808)されているOld toolであります。
途中でトランザム仕様も発売されていましたね(#8583)。
ラムエアⅢ用のエアクリーナーが追加されたのはいいんですが、
肝心のデカールはストライプのみで、「Trans Am」とか「Ram Air」の文字が含まれない、という中途半端ぶり。よっぽどロイヤリティが高かったのでしょうか?余計な心配をしたくなります。
Firebirdといえば、近年、Revellから'68年モデルが新金型で発売され、その内容が絶賛されていますが、'69のキットはこれが唯一となっています。
それと最近不思議なんですが、新しいキットってまったく作る気が起きないんですよね。
作る前から完成時の姿が予想できてしまうんですよ。
なので、ここのところ、手がけるのは昔のキット、もしくはその再販に限られつつあります。
ユルユルのモールドをシャッキリ仕上げる、ってのが楽しいんですわ。
前置きが長すぎましたが、以下ご覧ください。
右が修正後、左が修正前です。amtの'69Firebirdはフロントはともかく、リアまわりがなぜかボッテリしてみえるんですよね。そこで、実車写真と見比べ、その原因が不必要なまでに厚ぼったい、トランクリッドにあると勝手に判断し、徹底的に削り倒してやりました。どうですかね?
でもって、今度は窓枠の修正です。
AMX同様、もともとのモールドを削り落として、エバーグリーンの0.5×0.5mm角棒を接着しました。
今回は、ちゃんとbeforeとafterを撮りましたので違いがお分かりいただけると思います。
ついでにドアラインも、デザインナイフの背中を使ってコリコリとスジ彫りしてみました。
かなりシャープになったように思いません?
あとは、リアのバランスパネルの装着ですが、
パテを使いたくないワタシとしましては、ボディとバランスパネルを多めの接着剤を使って「溶かし練りつける」、溶着という方法を採っています。このほうが、完成後の肉ヤセもないので、よいと思います。
ただし、硬化までに約1ヶ月くらいの時間を要するので、気が短い人には向きません。
盛り上がっている部分はあとで紙やすりで削り落としてしまいます。
これで、
1969 VW
1970 Pontiac GTO
1975 Dodge Dart
1970 AMC AMX
1967 Pontiac GTO
1969 Pontiac Firebird
と計6台のボディ塗装待ちグルマが揃ったワケです。
去年2台しかフィニッシュできなかったので、
今年は12台の完成を目指して頑張っていたりします。
単純に1ヶ月に1台という計算なのですが。
ではまた。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2007年1月26日 12:47 | Comments (0)
2007年1月25日
AMX 続々々編
前回でいったんお休みしようとおもっていたAMXレポートですが、
ちょっとばかり手を加えたのでその報告を。
今回行なったのは、サイドウィンドーの窓枠の手直し。
もちろん、モールドはなされているのですが、旧いキットの常で、大体窓枠ってガッタガタになっているものなんですよね。そもそもJo-hanあたりだと、初版からしてガッタガタの場合も多いのですが。。。
あと、モールド以外にも、ちょうど窓枠が型と型の分割線いわゆるテーパーラインの“逃げ”となっている場合も多いのです。でも、この年代のアメリカ車の2ドアハードトップの多くは、サッシュレスドアとなり、Aピラーからリアピラーにかけて美しく弧を描く窓枠をデザイン上のハイライトにしているクルマが多いので、やっぱり拘らなくてはなりません。窓枠の表現といえば、鉄道模型などに良く使われる洋白などが定番ですが、プラスチックにフィッティングさせるには切断や接着の手間などを要し、質感的にもそこだけ妙な金属感とリアリティが突出してしまう、とワタシは考えるため、使いません。単純に、プラスチックにはプラスチックでしょ! という発想のたまものではあるんですが。
で出来上がったのが↓
すっごいシャープですよね!
とか書きながら、間抜けにもBeforeの写真を撮り忘れたので、たぶん皆様にはそのよさが分かりにくいとは思いますが。失礼。
使ったのは、いつの間にか値上がりしている上に、あんまり模型屋さんで見かけなくなったevergreenの0.5×0.5mmの角棒。以前は0.5×0.25mmというやつを使っていたのですが、もう廃版みたいで、仕方なくこの0.5×0.5mmの角棒で妥協しました。実はこの0.5×0.5mmの角棒の入手にも苦労しまして、東急ハンズの建築模型用のコーナーで発見しました。しかもいつの間にか値段が300円から500円に!高いっすよいくらなんでも。
使い方は簡単。溶接の要領で、まずは窓枠を再現したい部分にマスキングテープなどを使ってスティレン棒を固定。次いで、サラサラタイプの接着剤(タミヤのやつ)をさっとボディとスティレン棒の間に流し込みます。重要なのは、ここでスティレン棒とボディの密着性を高めようと、押さえ込んだりしないこと。それをやると、スティレン棒とボディの間から接着剤が「ブチュっ」とはみ出て、エライ汚らしいフィニッシュになります。AMXのようにAピラーからルーフにかけてエッジの聞いた角がある場合は、ここのみ前もってスティレン棒を曲げておきましょう。他のカーブは、少しずつ手で曲げながら張り込んでいきます。
そうそう、もうひとつ重要なのは、一度に窓枠全部をベタっと貼りこもうとしないこと。Aピラーからルーフライン、そしてリアピラーへと、大体1cmきざみくらいで接着しておくときれいに仕上がります。
はっきりいって、ちょっとコツがいりますが、やりだすと病みつきになりますよ。すごく面白い。
窓枠がきれいだと、仕上がりは段違いにイイですよ!
是非お試しアレ。
次回はたぶん、ex.mpcの'69Firebirdの窓枠仕上げを見せます。
最近コメントがゼロなのがさびしいっす。
皆様もテクニックを公開しませんか?
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2007年1月25日 11:55 | Comments (7)
2007年1月22日
AMX 続々編
AMXの続々編です。
前回まではエンジン・ネタ中心にお送りしてきたのですが、
今回は全般編ということで。
とりあえずボディとシャシーを仮組してみました。
ホイールとタイヤはREVELL/MONOGRAM製1/25 Owens-Corning Racing Corvetteのタイヤ&ホイールを仮組みしてみました。実際はストックで組む予定ですが、このタイヤ&ホイールのセットアップは、やばいくらいカッコいいのです。これたぶん、ベストTorq-Thrustだと思います。スポーク形状とか、センターキャップ無しのディテールとか最高です。車高はこれまた素組なのですが、チョイ前下がりの感じが、“ちゃんと走る感”を演出してくれます。
ただユニークなのは、このJo-han製AMX(#C-4369)はストック仕様でありながら、なぜかストックのホイールが入っていないんですよ。↓がそのメッキパーツのツリーなんですがご覧のとおり。
肝心のホイールはというと、何とヴィンテージ・ホイールの中では最高のプレミアムアイテムとされるシフターで有名なHurst社のホイールが付いているんですよ。昔、某ヴィンテージホイール屋さんに訊いたハナシでは、4本のNOSで6000ドルはカタイとか……!でも、Hurstホイールといえば、実車ではポンティアックGTOに装着されているケースが多く、AMXってイメージがあまりないんですよね。
ということで、ストック仕様のホイールのお出ましとなるワケです。
↓がそれ。
やっぱりコレに限ります。たぶん、クライスラー車に装着されるマグナム500ホイールと共通だと思いますが、実のトコロ、僕は良く分かりません。ちなみに、写真のホイール&タイヤはJo-hanの'70年oldsのものなのですが、どうみてもマグナム500なのでOKということにしています(結構適当)。ホイールは凹部をフラットブラック(エナメル)でペイント、タイヤはレッドリボン部をレッド(ラッカー)で塗装しています。
あとはインテリアを塗って、ボディを仕上げれば完成は間近なんですが、
冬の間は気温が低すぎてどう塗ってもいい仕上がりが期待できないのでペンディング。
それにしても何色にしよう?
ビッグバッドカラーと呼ばれるハイインパクトカラーもいいし、
普通に赤もいいし、前塗ったやつみたいなゴールドもいいし。
悩むなあ……。
次回は元mpcの'67GTOか'69Firebirdのボディ製作の下準備をお伝えします。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2007年1月22日 20:13 | Comments (0)
2007年1月18日
Jo-han AMX 続編
さて、昨日はチョロっとだけお見せしたJo-han AMXプロジェクトですが、
今日は少々詳しくいきましょう。
まずはエンジン。何をどうしたかというと、
エンジンブロック本体以外は、ドラッグ仕様に含まれる補器類とインマニ、さらにウォーターポンプとバルブカバーを流用しました。ちなみに当時AMXには290cu.in.(225馬力)、343cu.in.(280馬力)、そして最強版の390cu.in.(315馬力)の3種のV8が搭載されていました。Jo-hanのキットはボディ自体に390のエンブレムがモールドされているのですが、エンジン自体はAMXに設定されていない327cu.in.V8が載っているという不思議な展開になっているわけです。とはいっても390と327の実物を見比べたことがあるわけではないので、色んな資料をつぶさに観察し、それらしく仕立てることにしました。で、その結果、ドラッグ仕様に入っているエンジンは間違いなく390を再現したものであることが判明したので、そのパーツ群を流用と相成ったワケです。ただ、ドラッグ仕様はキャブレターがクロスラム配置のツインキャブとなっている関係上、ストック仕様のシングルキャブ&エアクリーナーを装着するためにはインマニを改造しなくてはならないのですが、なぜかドラッグ仕様のキットにはシングルキャブのインマニだけは入っていたりするんですよ。摩訶不思議。
なので、エアクリーナーとエキマニ(ヘダース)周辺をストック仕様に作り直してみました。
成型色が違うので分かりにくいかもしれませんが、上の写真の左の青いのがストックのキットに含まれるもので、吸い込みのパイプ部分が細く、丸くラウンドしたものとなっているので、これを右の黄色+白+アイボリーの3パーツのようにモディファイしました。白の部分はエバーグリーン角材を削り、アイボリーの部分はモノグラムのボスマスタング(429)のエアクリーナーの一部を流用しました。
なかなかグッドですね。
さらにヘダースもエアクリーナーへのパイプ(何らかの排ガス対策用?正直わかりません。。。どなたかご指南ください)が付くタイプなので、これをエバーグリーンを駆使して再現してみました。下の写真の上がモディファイ後、下がモディファイ前。
それらしいけど、ちょっとボッテリ気味。
エンジンを仮搭載するとこんな感じです。
ラジエターホースはエバーグリーンの丸棒をドライヤーであぶって作ってみましたが、納得いくものが出来るまで5本くらい作りました。。。結構難しいです。
あとはモデルカーガレージのプラグコードとヒーターホースを使って、ディテーリング。
プラグコードはAMXの点火順序(ファイアリング・オーダー)を調べて配線しました。
よく、デスビの真ん中でプラグコードを左4本、右4本と分けて配線している作例を見ますが、
あれじゃエンジンはかかりません。なので、配線する時はちゃんと点火順序順にしたいものです。
あとはオイルのブリーザーキャップ(インマニ前部に付くメッキの頭のキノコ状のもの)の頭とエアクリーナーの間にブローバイ用の配管を通せば、エンジンはOKでしょう。めんどくさいけど。
いつもはだいたいエンジンはきちんと塗装してあればOKで、配線、配管はやらないんですが、たまにやると、こだわりすぎて深みはまったりして。
明日も、頑張ってAMX編をアップします。
では。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2007年1月18日 11:39 | Comments (0)
2007年1月17日
今頃アケオメ。
え~、方々から「最近更新してないね~」などと言われる度に、
あっ、意外と読者がいるんだなどとほくそえみつつ。。。
で、久々のお正月休み、色々と手がけてみました。
まずは↓の写真。
何だか分かった方、おめでとうございます。ただのマニアです。
実はかつて(中学生の時)作ったコレ↓を今のテクニークで作るとどうなるかな?
と思ってはじめたプロジェクトでした。
ベースにしたのは、Jo-hanのShirley Shahanという女性ドライバーの買ったDrag-on-lady(ドラゴンレディって読むんでしょうね)仕様のAMX/SSのキット。これを無理矢理ストック風に組んだわけですが、エンジンフードにはエアファンネル用の穴が開いていたり、ストックのホイール、エンジンなどが付いていなかったりで結構苦戦した記憶があります。ただ、グリルと一体成型だったヘッドライトを繰りぬいて裏からカップをあてて、レンズを入れたり、ヘッドライトカウルのスジ彫りを追加していたりと、なかなかカッコよかったりします。でも、当時はエンジンに対する知識がまったくなかったので、エンジンは作りませんでした。
ちなみに、今回製作をはじめたのが、上のストック版(kit#C-4369)で、かつて作ったのが下のドラッグ仕様(C-3069)であります。
というわけでまずはエンジンを作ってみようと思ってはじめたら、コレが大変。
だってC-4369に入っているエンジンって、↑の箱絵にあるように、AMXには本来搭載されていない327cu.in.のV8で、エアクリーナーをはじめ、デスビのささる位置、ウォーターポンプ形状、バルブカバー形状など、腰下はたぶんほぼOKなんでしょうが、補器類の取り回しがまったく違うんですよ。
たぶん、これ同社のランブラー・マーリンに入っていたエンジンそのものでしょう。
このへんのいい加減さがJo-hanらしいんですけどね。
ちなみに↓の写真が正しいAMX用の390cu.in.ユニットです。
全然ちがうでしょ?
なので、この辺にコダわりだしたらきりがなくなって。。。
続きは近日中に。
by ウカイキャル吉
投稿者 ウカイ | 2007年1月17日 18:11 | Comments (0)
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