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2007年4月19日

温故知新

今日はアニューアルキット(モデル化されたクルマが新車時に発表されたキット)との素晴らしさについて、つらつらといきます。

題材は↓コレ。

以前、このブログでもとりあげたことがある、中国のメーカー、トランペッター3年ほど前に突如新金型で発売した'60年ポンティアック・ボンネビルと、今から47年前のamt製の同じく'60年ボンネビルです。
amtのは、プロモの未完成品と言った方が適切な、クラフツマンシリーズと呼ばれる簡略版キットなので、ディテール云々はトランペッター製に遠く及びませんが、ボディのプロポーションやディテール、モールドのキレなどはamtの方が良かったりするから、これまた不思議。というか奥が深い。

以下ディテールをご覧ください。

■Side View(上:amt/下:Trumpeter)

この真横カットをみると、トランペッターのボンネビルがどことなく変だった理由が分かります。ちょっとキャビンが小さすぎるんですね。だからやたらとトランクリッド(リアデッキ)が長く見えるワケ。極端なハナシ、トランペッターの方はエルカミーノっぽいですもんね。

■Side View Zoom(右:amt/左:Trumpeter)

どうでしょう。トランペッターはサイドモールが別パーツとなっていて、非常にシャープな印象を受けますが、ドアラインとか、プレスラインとかの表現はamt製も負けてはいません。たぶん、ドアの断面形状の凹凸なんかはamtの方が本物に近いと思います。

■Front(左:amt/右:Trumpeter)

■Rear(左:amt/右:Trumpeter)

前後左右もやはりディテールこそトランペッターに軍配があがりますが、amt製のリアリティというか、実車っぽさはかなりのもの。それにしても金型技術なんて、コンピューターの恩恵もあって、絶対今の方が進歩しているはずなのに、40数年のキットもそれにひけをとらないという事実。
やっぱり、コンピューターが起こす図面よりも、人が起こした図面の方が勝るということもあるんでしょうか。ちょっとばかり、アナログの力を信じてみたくなる今日この頃です。

ちなみに、このamt製のボンネビルのキットは、
アメプラの神様、アビル教授のもとに嫁いでいきました。
ということは、そのうちモデルカーズあたりで、完成した姿が拝める可能性もありますな。
楽しみ楽しみ。

それではまた。

by ウカイキャル吉


投稿者 ウカイ | 2007年4月19日 12:34

COMMENTS

随分のご無沙汰でしたね、お仕事忙しいようですけど、また再会出来て何よりです。
高嶺の花だった’60のボンネビルですが、トランペッターからリリースした時は「やった!」と思いました。
しかし、ハードトップはキャビンの大きさがいまいち納得できずにいましたが、こんなにオリジナル(あえてAMTの方をこう呼びます)と違っていたんですね。
ですから私はコンバーチブルしか買っていません。(お手軽になったといっても値段は高嶺の花の領域に近いですね?)

投稿者 ロードコマンダー : 2007年4月20日 17:59

ロードコマンダーさん、すみません、ご無沙汰してしまいまして。そうです、私も薄々は気づいていたのですが、こんなにもキャビンが小さかったのですよ。確かにコンバーチブルしか買わないのは正解かもしれませんね。でも、記憶が確かなら、コンバーチブルはストックの内装とは思えないタック&ロール風のインテリアだったような記憶があります。トランペッターの第四作は出ないんでしょうかね?まだモンテカルロは手をつけていないのですが。

投稿者 ウカイキャル吉 : 2007年4月20日 21:13

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