2011年5月30日
FORD Fever!?
ちょいとローレルに脱線していましたが、生憎の天気だった週末は、しっかりヒキコモリと化して、色々お手付きしてみました。
家にカメラを持って帰るのを忘れて、写真が携帯で撮ったキタナイものですが、ご勘弁を。
まず、かねてより何となく進めていたamt '66 Mustangですが、最初は'65 GTにだけちょこっと改造する予定でしたが、勢い余ってやっちまいました。
そうFastback化です。ウチにたまたまあったGasser仕様のFastback(最近Modelkingからも再販されましたね)の屋根をズバッと切り取って、HTにドッキングさせてしまいます。
とりあえずザックリ合わせただけですが、上手いこといく感じです。
あとは瞬着でキレイに接合すればオッケー。
やっぱ初代ポニーはFastbackの方が好き。色が悩みます。たぶんGTにすると思います。
で、2台目はコチラ↓。
なんだかわかりますか?
ヒントはファルコンの兄弟車。筋彫りをパッキリさせてBox Stockで組みます。
色はたぶん↓のファルコンコンバーと同じになるはず。
何をやったかというと、トラペの泣き所のひとつである、超極太ドアラインをすべて瞬着で埋めて、彫り直し。これをやればたぶん究極のトラペ・ファルコンが仕上がるでしょう。瞬着を盛るのは簡単ですが、細かいモールとかを犠牲にしないように、余分な瞬着を削る作業が一番メンドクサイ。ラインを彫ること自体は結構ラクショー。
あと、写真には写っていませんが、'64 MercuryのMarauderの筋彫りも初めてしまいました。
ということで、計4台、はじめちゃいました。
by ウカイ
投稿者 ウカイ | 2011年5月30日 14:12 | Comments (5)
2011年5月26日
モデルカーズ本日発売
ここ何回かで製作過程をお届けしてきたフジミの230ローレル。
もともとモデルカーズの記事用に、ということで製作をすすめてきたワケですが、気がつけばドエライことに!↓
?
何が?って
えっ?
表紙ですよ表紙。
表紙をドドンと飾るのはボクが作ったヤツ、そのものです。
アメプラで培った、テクニックとノウハウを惜しみなく投入してこさえた渾身の作であります。
ま、本誌の原稿にも書きましたが、もともとガキの頃は、国産・街道レーサー系が大好きで、フジミのインチアップ・ディスクシリーズは'90年頃まではすべて買って作りましたし、タミヤのスポーツカーシリーズもほとんど作りました。あと、マルイとLSもだいたい組み立てたことはあるので、門外漢というわけではないのです。実のところ。
とはいえ、国産キットを組むのは久しぶりでしたから、なかなか新鮮。
フジミのインチアップ・ディスクシリーズといえば、簡略化された、しょぼーい板シャシーがほとんどの車種に入っていた記憶がありましたが、この230は素晴らしいモールドのシャシーが入っていました。まさしく隔世の感ですね。いつのまにかフジミも超正統派模型メーカーになっていた。。。
懸案だったボディカラーもほぼイメージ通りに塗ることができました。
というわけで、モデルカー182号、巻頭は怒涛のローレル特集ということで、是非お買い求めを!
by ウカイ
で、そんなこんなで、トラペの'64ファルコンコンバーと、もう一台'64年のフォード車(正確にはフォード下の別ブランド)を同じ色で仕上げる計画がスタートしました。あと'65のお馬さんも再開。つまり、フォード祭りです。
投稿者 ウカイ | 2011年5月26日 17:43 | Comments (8)
2011年5月23日
猫市、大盛況でした~!
昨日は前回もご報告しましたが、弊社旧社屋にて、猫市(ねこいち)が開催されました。
開場からほぼ1時間半で、商品のほとんどが売り切れてしまうという大盛況ぶり。
1/18を集めている方にはおそらく夢のような瞬間だったのではないかと思われます。
安かったしな~。
以下、写真ですが、ほとんど完売です。特にミニカーは。
開場前。お客さんの行列ができています。アイキャッチ的にカーマガでお馴染み、マルモチ号をディスプレイ。
みっちり二日間かけて並べたミニカー&プラモデル。そんじょそこらのホビーショップに負けない物量です。で、それらが、あっという間に↓のような状態に。
ボク的には昔のミスタークラフトのセール時を思い出す熱気を感じました。
とにかく、お目当てのものを手に持てるだけ持ってレジに向かうあの感じ。
たぶん、ご来場いただいた方には相当エキサイティングな瞬間を楽しんでもらえたのではないでしょうか。
まだ、きちんと集計できていませんが、
おそらく100万円以上は義援金に寄付できる予定です。
ご来場いただいた皆様、ありがとうございました!
by ウカイ
投稿者 ウカイ | 2011年5月23日 13:56 | Comments (0)
2011年5月20日
今週末は猫市!
さて、標題にもあるように今週末5月22日は、待ちに待った(?)第4回のネコ市でございます。
つい最近会社を引っ越しまして、その際に出た不要物がメインですが、その不要物の質の高いこと高いこと!(自画自賛ですがホンマです)
細かい説明はさておき、さきほど準備中の写真をパシャパシャと撮ってきましたので、とくとご覧あれ。メインは何といっても1/18。一番高いのがAutoartの5000円。つまりそれ以外はそれ以下の価格ということです。
あと1/43もすさまじい数あります。ミニチャン、スパーク、イクソ、ノレブとありますが、主流価格帯は1500円くらいです。
で、プラモも大充実です。
新しいものはもちろん、1/12のニチモのヨーロッパなんかもありました。
値段は4000円ってとこかな。まあ、絶対来てみて損はないと思います。
詳しくは下記アドレス
http://www.hobidas.com/special/neko/
もしくは
>>>>コチラ<<<<<
をクリックしてください。
5月22日は目黒碑文谷のネコパブリッシング、旧社屋にお集まりを。
開始時間は9時からです。
by ウカイ
投稿者 ウカイ | 2011年5月20日 17:48 | Comments (0)
2011年5月17日
この頃レポート続編
今日は昨日の続きですが、今回のモーニングクルーズで一番ぶっとんだクルマをアップしましょう。
まあ、何と言っても、こんなクルマが日本にあった(正確には輸入された)こと自体が驚きです。
J-motorsさんがインポートした、'33('34かも)ベースのStreet Rod。
剣道のお面のような、こんもり丸い"Track Nose"と呼ばれるラジエターグリルがポイントです。
ちなみにこのトラックノーズの語源は、商用車のトラックに由来しているのではなく、サーキットトラックとか、トラックオーバルなどという時のレースコースに由来したもの。古のホットロッドが好んで用いたパーツであります。
'33のフェンダーレス(ハイボーイともいいますね)は、あまりスマートにまとまっているクルマが少ないように思えますが、このクルマは別格。
デュバルウィンドウと呼ばれる左右2分割のウインドシールドも、'50sのStreet Rodのセオリーに則ったもの。
超正統派な上に、クオリティもすごい。
リアエンドはおそらくハリブランドのクイックチェンジでしょう。カッコいいなあ。
'40FORD用(かな?)のステアリングと、ブラックのタック&ロールの内装、でM/Tというスペック。フロントブレーキやタイヤのチョイス、まんまアメリカのストリードロッド雑誌を見ているかのよう。実はヘッドライトの下にターンシグナルも内蔵されていたりして、芸が細かい。
エンジンは当然フラットヘッドですね。
ルーバーの間からねちっこく撮影してみました。
あー、携帯じゃなくて、ちゃんとカメラを持っていけばよかったと後悔したのは言うまでもありません。
がしかし、モーニングクルーズの主催、FUELER Mag.石橋さんによれば、
次号のFUELERでは、このクルマをがっちりフューチャー予定だそうです。
玉石混淆のカーショーではなく、本当の意味での好きものたちが集う、モーニングクルーズをお披露目の場として選ぶあたりが、このロードスターのニクイところ。
やはりたまにはイベントに顔を出さないとイカンな、と実感した週末でした。
by ウカイ
投稿者 ウカイ | 2011年5月17日 18:52 | Comments (3)
2011年5月16日
この頃レポート
巷ではホビーショーのネタで盛り上がっていますね。
ボクは、特にどこからもお呼びがかからなかったので、1/1を久しぶりに楽しみました。
まず、先週のネタですが、久々にA-Carsの取材を受けました。
FORD党の代表として(笑)。
まあ、ボクの場合、取り立ててFORDに深いこだわりがあるわけではなく、
気がつけばFORDに乗っていたタイプで、ロジカルに言ったらGMの方が好き。
それと、ゼファーを「ヘンタイグルマ」だかなんだかのコーナー用にパシャパシャ。
よしおか和さんひとりでやってきて、いつもながらのさっくり撮影。
そのひとコマ↓。
写ってるのは、ボクじゃなくて和さん。
6月発売のA-Carsらしいので、よかったらチェックしてみてください。
で、今週はFUELER MAGAZINE主催のモーニングクルーズ。
朝7時くらいから、東京お台場の潮風公園に何となく集まる感じ。
特に出し物がなくても和気あいあいなので、なかなかにしてラク。
以前は代々木公園で行われていて、それにいったのがたぶん2年くらい前かなあ。
だから久しぶり。朝早いので、奥さんがNGでひとりで湾岸線をクルーズ。
すっかりランチェロの写真を撮り忘れましたが、クルマはいたって快調。
70マイルくらいでヒタヒタと走ってくれます。
まあ、なんとなく緩めであることは認識していたので、カメラも持っていきませんでしたが、ちょいと後悔。今回はファイアーバード祭りの様子。
中には神戸とか、三河ナンバーもいてちょっとビックリ。
基本的に写真を撮っただけでオーナーとお話していないので、写真をペタペタいきます。
どうですか、この美しい鳥さんたちは!
色がいい、ノーマルなのがいい、品がいい、と三拍子そろっています。
ほんとキレイにキープされている方が多い。不遇の時代を経て、生き残った、本当の「上玉」たちなのでしょう。トランザムじゃなくて、スタンダードな下の1977エスプリ、たまりません。
このビッグマスクも倒れそうなくらいカッコいい。かっちりストックのボディに、純正と同じパターンのビッグリム。ちょこっとロワード。オトナです。いいなあ~。
ナンバーがすべてを物語るスーパークリーンな'78(たぶん)のT/A。眼福。
ナンバーから判断するに1983年型かと思いきや、もうちょっとあとの高年式GTA(GTAですよ!)をベースに、低年式化したというオーナーさんこだわりの1台。すごい人がいます。
ナンバーは男の憧れ「品川33」ナンバー。無敵です。
こちらもちょっと前まで冷遇されていたビッグバンパーのカマロですが、今見るととっても素敵。野暮ったいけど、いい雰囲気なんだよな。またホイールのチョイスが上手い。アメリカの映画に出てきそうな感じ。でもちゃんとディーラー車で内装はオリジナル度高し。リアのバンパーに乗ったウィンカーが懐かしい。
今見るとインパクトあるなー! 最終世代のT/A。色が珍しいイエロー。
やっぱモパーはカッコいい。'70チャレンジャーはマニュアルだった。男らしい。
'62のコルベットって、この絶妙な過渡期感がたまらない。前後まったく別のデザインなのに、不思議と違和感のないすごさ。そいや、1/25で製作中だった。
日本が誇る、当時のスーパースポーツ280ZXターボ。こういうクルマがいるのがこのモーニングクルーズの楽しさ。「ちゃんとアメリカ的というものが理解されている証拠」。日本仕様にはなかったL28ターボを搭載した北米モデルなのです。
もうかれこれ10年以上前に、愛知のアメ車屋さんの在庫車だったときに、DEUCE誌で取材した'65のオールズ。健在みたいですごくハッピーな気分。
ということで、明日はこのイベントに来ていた、信じられないような1台をお見せします!
by ウカイ
投稿者 ウカイ | 2011年5月16日 20:55 | Comments (4)
2011年5月13日
パトカーキング久々の新作
ということで今日は、毎度おなじみパトカーキングこと5マイルバンパーさんの新作をご紹介。
まあ、相変わらずマニアックなところついてきます。
題材は'72 FORD CUSTOMで、フルサイズの一番ショボイグレード。
しかも今回はUndercover Car(要するに覆面パト)なんで、一段と分かりにくい(笑)。
ベースとなったのはMODELHAUSのレジン。
いくら出来のいいMODELHAUSとはいえ、や
はりここまでクリーンに仕上げるにはそれ相当の「ウデ」が要ります。
以下ご本人のコメント。
「72はガイアノーツを教えていただけなかったら、この色は出来なかったと思います。ベアメタルも合わせて、本当にありがとうございました。モデルハウスのは綺麗に抜けてるので、
ホント作りやすいです。ただ、トランスキットで購入したので、シャシーの合わせはキツかったですね(汗)フロントバンパーは厚ぼったい感じだったので、下半分を削ってます。ちなみに、コラムシフトは虫ピンです(笑)」
とのことでした。
ちなみに、ダーティハリー2仕様になっているのだそうです。
ボク的にはとにかく色が気に入りました。あとは車高とトレッドの詰め、ベアメタルの貼りこみなど、かなりのハイレベル。なんだか投稿くださる方みなさん、毎作ごとにレベルが上がっている気がします。嬉しくなります。
そういえば、こちらにもベアメタルをお送りしたのでした。
一部パーツやキットは輸入代行しますので、パーツでお悩みの方はコメント欄からでもご相談ください。
あと、ウチのブログ的には大したニュースではありませんが、フジミの230も完成しています。
なかなかいい感じなので、後ろ姿だけ公開。
細かいところは、5月26日売りのモデルカーズ(なんと巻頭は怒涛のローレル特集!)でご覧下さい。
結構、昔見た実車のイメージに近くなった気がします。
笑っちゃうのは、実はホイールのセンターキャップがMODEL CAR GARAGEの1960 Pontiac Bonneville用だったりする点。ウチっぽいでしょ?
今年はなかなかのハイペース。
目指せ一か月1台ペース!(ムリムリ)
by ウカイ
投稿者 ウカイ | 2011年5月13日 18:42 | Comments (1)
2011年5月 6日
FUJIMIのローレル製作中
以前、フジミから230ローレルが新金型で出るぞー!
と大興奮でお伝えしましたが、今月26日発売のモデルカーズ巻頭特集に向けて、なんとなく作っています。というか突貫工事ですが。
細かいことは誌面をご覧いただくとして、基本的にフロントフェンダーに手を入れています。
といっても大したことはしていないのですが、フロントのホイールアーチを拡大して、フレア部分を新造したのと、フロントバランスパネルのリップを部分を拡大しました。といっても、別に改造車に仕立てたワケではなく、ウカイ的なFactory Stockさを追求した結果。
で、もうひとつ、なんでローレルなの? アメ車じゃないの?
って疑問を抱かれるかもしれませんが、NIssan-Datsunは昔っから大好物なのです。
さらに言えば、230をこの色に塗りたかったのです。
昔、ウカイ家の愛車だったスカイライン・ジャパンのワゴンと同じ、エメラルドグリーンメタの230もいいんですが、子供のころ、このオレンジ・ブラウン・カッパーメタリック?とでも表現するほかない、不思議な色味に妙にインパクトを受けた記憶があって、チャレンジしたわけです。
まあ、この色が難しい。
ベースは以前'67 Moparに塗った、タービンブロンズの残りに、GSI色の素のイエローとGAIAのレッドを混ぜて、それらしく調合しました。でも、手許にカラーチップがあったわけではないので、あくまで昔の鮮烈な記憶を頼り(あとカタログね)に混ぜ混ぜしました。ちょっとメタリック感がなくなって、ソリッドっぽい色になってしまいましたが、なかなかいいセンいってると思います。
で、ボディが塗りあがったので、仮組。
やべー、カッコいい。
キットについてた引っ張りタイヤと、なぜかトルクトラストを組み合わせてみたのですが、これが気持ち悪いくらいハマル。名付けて"KAIDOU ROD"、街道ロッドです。
これにInfinitiの4.5リッターV8とか積んでたらヤバイヤバイ。
すさまじいキャンバーなのに、ドロドロいいながら速い。しびれるなあ(変?)
当然、こんな作例では、モデルカーズでは拒否られますので(笑)、シャレでっす。
で、アメプラを作るいつものスタンスで、下のようにちゃんとやってます。
ボディ同色が特徴の「あの」ホイールもアオシマの330からいただいてきたので、ちゃんとFactory Stock。シャシーもオイラはフラットブラックで塗りつぶさないぞ、とアピール。
このキット、ホイールとステアリングホイールがノーマルパーツ入っていないんです。
ホイールは何とかなったけど、ステアリングは自作するしかないなあ。
でも、エンジン無しのキットって、何か組んでても盛り上がらないんですよね。
タミヤ280ZXからL28を持ってくるのもいいかと思ったのですが、
やめました。排ガス浄化装置やらインジェクションやらで配管まみれのエンジンルームは挫折する自信ありますから。
それにしても最近のフジミのモールドっで、素晴らしく繊細で驚かされます。
とってもシャープだし。
このキットはもともとも、キャンバー付きで小径ワイドリムと引っ張りタイヤ履きを前提(というかその状態がカッコよくみえるように)で設計されているみたいで、フェンダーアーチが小ぶりにデフォルメされているみたい。そのせいか、フェンダーから上部が何だが厚ぼったく見えちゃうんですね。
あんまり手を加え過ぎずに、フジミのいいところも引き出したい。
そんな狙いを胸に秘めつつ、このままフィニッシュするどー。
by ウカイ
P.S. どうですか美徳さん?(名指し・・・笑)
投稿者 ウカイ | 2011年5月 6日 17:34 | Comments (6)