さて今日も、二日連チャンでオートモデラーの続報をお届けしましょう。
まず、ボク的には、モデリングスタンスがドンピシャだったTsubakiさんの作品。





amtのエドセル、新しいキットですが、意外とクリーンに仕上げようと思うとやっかいなシロモノですが、ほんと清潔感ある仕上がりです。メッキ表現はメタルックを使われているとのこと。仕上げはクレオスのラッカーだそうです。細かいエンブレムの書き込みやメタルック貼りなど、細部にまで神経が行き届いています。キットに入っている部品を使って、キッチリ仕上げるというスタンスに共感を覚えます。Jo-hanの'60 Plymouth Wagon、こんなにクリーンな作品は見たことありません。このクルマのみ、メッキパーツをリクロームしているとのこと。うーん、'65ギャラクシー、こんな風にボクも作りたいです。

これも最高に面白い。ジンガーのコンポーネントと、1/43のスケールキットを合体。
ミニはエレール? Zはフジミ? 違うかも。こういうアイデア、イイですね。

TestorのChezoomをワビサビ仕様にアレンジ。ナイスアイデアです。そして上手い。

Revellでポストセダンが出る前に、スタートしたプロジェクト。フューエルインジェクションを積んだ、スリーパーな個体を、factory stockな仕上げで表現途中。センバさん、頑張ってフィニッシュしてください。



トラペのファルコンの「惜しいポイント」を見事に補修して仕上げたyaszoさん。ドアラインは細く深く、そしてスッキリ。なんとグリルはぶち抜いて、ちゃんとパターンも彫り直し。すごすぎます。

よーく見ると、アメ車じゃなくてコロナクーペベースのNASCAR。こういうセンスがたまりません。

もうかれこれ20年くらいまえに、AUTO MODELING誌で拝見した、作例そのものを持ってきたのは根岸さん。グンゼのハイテックベースに、ルーフまわりを大改造したものだった記憶が。



Mr.TAKIGAMIが持ち込んだmpcのLil' Hustler。ボクのFactory Stock 620と2台並べて展示しました。どちらも、完成した姿を滅多に見ることがないキットですので、注目を集めていたような(気がします)。気のせい?

amtのボールドウィン・モーション・カマロをクリーンに仕上げた作品。フロントグリルまわり、ヘッドライトとか、子持ちのラインのマスキングなど、非常に清潔感のある仕上げ。素晴らしい。



昨日も紹介した高橋親子の息子さん、扶由馬さん作のRevell製1957Cadillac。そう、あのRevell創成期のバラバラボディキットです。組みあげるだけでも大変なのに、それを、SledっぽいLowriderにアレンジ。カラーリングのセンスが最高。ルーフは実車用のフレークを使用。丁寧なクリアコートで、表面は平滑で、光があたるとキラキラ輝く、渋いフィニッシュ。


こちらは高橋親子のお父様、義一さん作のamt 1965 Coronet。超レアなHEMI CARのkitのジャンク品をベースに、エンジンはリンドバーグの直6に換装。ホイール、タイヤなど、ベーシックグレードにフィニッシュされています。シャシーもfactory stockにこだわってペイント。
最後に会場となった日産自動車の横浜工場ゲストホールの写真をちょっとだけ。



実はここ、日産自動車が昭和8年に創業した地なんですね。
かつてはここに本社事務所があったそうです。
今は博物館とホールとして活用されており、日産の歴代エンジンがズラっと並べられています。
中でも気になったのは上のエンジン。何と、かの御料車、プリンスロイヤルのV8なんです。
エンジン自体は、BuickのNail Headに似ていますね。
そう、あと写真を撮り忘れたのですが、参加者には全員、日産リーフのトミカがプレゼントされました。嬉しかったな。
というところで、今回のレポートは終了。
当日お会いした方々、お声をおかけいただきありがとうございました。
またどこかでお会いしましょう。
by ウカイ
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