まだまだ懲りずにZingersです。
ついに完成と相成ったのはSUPER SEMI(スーパーセミ)。
GMC ASTRO(というモデルらしい)のビッグリグベースのZingers。
正直、作り始めるまではまったく気乗りしなかったのですが、
実際完成した時の喜びはZingers史上ナンバーワンかも。

そもそもキャブ(キャビン)が小さすぎるので、これはいくらなんでも・・・、と思っていたのですが、ヘッドライトまわりのディテールを追加したら、いきなり見違えてきて、コチョコチョっとさらに手を加えたら、「あら、アンタ、カッコいいじゃない」となったわけです↓。

タミヤのエナメル瓶と似たような幅。いったい何分の一なんでしょう?

とにかく、キットのキャブをひと目みて思ったのは、「アンタ誰?」って感じの似てないっぷり。
別にもともとは子供のオモチャなんで、車種なんて特定できなくたっていいんですが、こちとら大人なので、少なくともASTROに似てて欲しいわけです。
もともともはヘッドライトのエリアが凹んでいて、そこに申し分程度のヘッドライトのモールドがある程度だったのですが、まずはその凹んだエリアを瞬着で埋めて、新たにヘッドライト回りの四角い枠をスジ彫りしてから、ヘッドライト部分にドリルで丸い凹み(ぶち抜かないように注意)を作って、枠部分をスパッツスティックス筆塗り、さらにヘッドライト部分にエポキシ接着剤を流し込んで、ご覧のような表情を作りました。
あとはキャブを3ミリほどチャネリングして、それに伴って燃料タンクも下に下げました。

今回のとにかくどうしても外せなかったのはキャブ上のランニングライト。やっぱビッグリグはこれがないと。ユニット自体は、前回紹介した1/350スケールのフジミ製の彗星っていう戦闘機のミサイル部分。どういうわけか、この飛行機、すべてのパーツがクリアーでモールドされているので、非常に具合がいい。そのミサイルにスパッツを筆塗りして、先端部分だけ、クリアオレンジで塗りました。
エンジンまわりは相変わらず、エアスクープとヘダースがメッキパーツではなかったので、スパッツを塗ってから、他のメッキ部分の質感をそれに合わせるために、フラットクリアーを吹いておきました。

荷台のハコはGAIAの何とかステンレスっていう、ようは電車用のシルバーをさらっと吹いておきました。最初はスパッツで塗るつもりだったのですが、ちょっとくどくなりそうだったのでやめました。スジ彫りはBMCの0.2mmタガネで彫りこみました。サイドマーカーもクリアーオレンジでちゃんと塗りました。
一応、3面図↓。



おかしい。なぜかマフラーが垂直になってない。。。結構注意して接着したんだけど。

後ろから見ると、テールライトとかがないので、余計にオモチャっぽく見えてしまうなあ。
ま、いいか。
そう、3角窓とフロントガラス中央のバーはスティレン棒で作りました。
あと、キャブ側面の、斜めのクロームバーもスティレンで作って、スパッツを筆塗りしました。
どうでしょう?
結構カッコよくないですか。
でも、ちょっと和風なデコトラっぽい色味になってしまった気も。。。
ボディはGMの1969年、ラリーグリーンっていうカラーをイメージしてます。
by ウカイ