さて、今回で「2012 オートモデラーの集いIN名古屋」の報告は最終回です。
ちなみに、今回撮影させていただいた作品のごく一部は、12月26日発売のモデルカーズ201号に2ページほどにわたって掲載予定です。そちらも合わせてチェックしてみてください。
で、本題の今回はアメリカ車&VW編です。
どんどんいきましょう。

amtの1949Fordをクリーンに仕上げた作例。ちょっと深いスチールリム、フェンダースパッツなどでマイルドカスタムっぽくもありますが、エンジンルームはFactory Stockなディテーリング済み。カッコいい。

中谷くん作のRevell Merc.。ミラーフィニッシュなペイントが最高。ゴテゴテさせないのが好感が持てます。やっぱりキャデラックのソンブレロキャップはマーキュリーに似合うなあ。

ホイールから察するにモノグラムの1/24 1965コルベットをサラっと清潔感たっぷりにフィニッシュ。エンブレムのデカール類は自作でしょうか?

amtの1967 CamaroをSCCA Trans Amレーサー風に仕上げた1台。フェンダーのレタリングから察するに架空のマシーンかしら? マーシャルとかNGKのステッカーが貼ってあるので、完全なアメリカンテイストともちょっと異なるユニークな作例。
※こちら作者様より正しい情報をいただきました。
1972年の全日本ストックカー選手権で活躍した個体を再現したもの、とのことです。ここに改めて訂正させていただきます。

P&Yさんのamt製1967 Thunderbird。貴重なキットを素晴らしいクリーンフィニッシュ。ブログでは拝見していましたが、実物の美しさはひとしお。

こちらもP&Yさん作のamt(modelking)製1971 Thunderbird。完成後も車軸位置の適正化など、細かな調整を加えて今回のお披露目。カラーリング、ディテーリング文句無し。このキットをここまでちゃんとフィニッシュした人は、世界的にもレアかな!?

ロードコマンダーさんが持ち込んだ、T-bird三兄弟。手前からRevellの'89(違うかも)、amtの1966、amtの1957の順。僕も1966を持ち込みましたが、こんな良い表情には作れなかったです。さすがベテランの技。

Revellの1967 Chevelle SS396。ホイールだけ遊んで、ボディはFactory Stockなゴールドってのがボク的にはツボ。

映画Night and Dayでキャメロン・ディアスが乗ってた1966GTOを再現。ディスプレイも上手い。このキットは僕も組みましたが、意外とバンパーなどのフィッティングが悪いのですが、この方はそのあたりもキッチリ詰めています。

RevellのSNAP版の1969 Camaroかな? こうやってみると車高とかトレッドとか、フルディテール版よりいいかもしれません。

こちらも中谷くん作のamt 1969 Chevelle。ちょっとストリートマシーンテイストなのがNice。キッチリ組もうと思うと手ごわいキットですが、見事このクリーンな仕上げ。

Revellの改修後の1970 AAR 'cudaかな?factory stockなLimelight color、ボンピンの追加、おそらくエンジンルームもフルディテーリングな作例。素晴らしい。

amtの1970 Super Bee Pro Streetをキレイに仕上げた作例。カッコいい。エンジンはDOHCヘッドではなくOHV HEMIに換装されているのかな?

相変わらずクリーンなアビル御大作品群。ウカイの1964 Galaxieと1960 Galaxieも一緒に並べさせてもらいました。作風が似ているので、どっちがウカイ作例で、どっちがアビル作例か見わけがつかなかった人も多いかも(笑)。

イタレリの1933 Cadillac。ホワイトながらもボテボテ感無くシャープな仕上げ。

ロードコマンダーさんが持ち込んだ、Jo-hanベースの'79 Cadillac Limo、amt 1963 Galaxie、そしてレアなフラットルーフの1963 Galaxieのプロモの3ショット。

P&Yさんが持ち込んだ'57 & '65のChevy Pick Up。非常に清潔感あるフィニッシュ。

ウエザリングがとにかく上手なamtの1950 Chevy 3100。ドラム缶の質感にも脱帽。

ちょっとユニークなのが、このスポコン風味なサイテーション。レアベースすぎて、この車種が分かった人は少なかったでしょう。おそらく。

切り取った箱の文字から察するにmonogramのSNAP式の1/32コブラ? ベアメタルを貼りこんでスステンボディを再現した力作。ひょっとしたらメッキ系塗料かも。

Revellのバイパー、MonogramのCobra 427、amtのCobra 289を並べて、キャロル・シェルビーをトリビュートしたかのような一角。

これがウカイブース。マニアック過ぎて、あまり会場では注目を集めていなかった模様(笑)

何とamtのDusterベースでヘラフラというか、街道レーサーアレンジを試みた一台。新鮮。でもカッコいい。

どこのメーカーかわからないのですが1937 コードとJo-hanの1962 Studebaker Larkが並ぶマニアック過ぎる一角。どちらもディテールまで手抜きなし。




今回、会場内でも1、2を争う注目を集めていたのが、オレンジパパさんの手による、Revell Chevy Vanベースのドーナッツ屋さんの移動販売車。これはベース車両をしっかりノーマル化した上で、移動販売車両のディテールをスクラッチ。うーん、素晴らしすぎますね。絶対に真似できません。

こちらはおそらくRCボディベースの作例。ってことはたぶん裏塗りだと思うのですが、まあそのペイントの美しいこと。気の遠くなるようなマスキング作業の賜物なんでしょうね。

これもスゴかった! P&Yさんの大作、トーナメント・オブ・スリルスのコンプリートセット。4台、手抜きなし! 素晴らしいですよね。

アビル御大コーナーで、ひそかにウカイフィニッシュをアピール。
このシャシーのカラーリングは、普通の方たちの目にはどう映ったのかな?
タラデガもお腹を見せて展示してました。

monogramの1969 Super Beeを徹底的にディテールアップした作例。上手いですね~!
惜しむらくはホイール。コレでSuper Beeには標準の黒テッチンを履いていたらパーフェクトでしたね。

クニちゃんさんがZingerの向こうをはって持ち込んだのが、サニー(たぶん)製のバンバンデリバン(みたいな名前だと思います)改のタイプ2。確かタイヤに溝切ってあって、そこに紐をひっかけて綱渡りが出来るヤツだと思います。RevellのDeals Wheelsにも通じるカッコ良さ。
これ、確かスカイラインRSとかトランザムとか、ポルシェとか色々ありましたよね~。

クニちゃんさんは、何とタイプ2にとどまらず、ビートルも手掛けていて、チョップ仕様まで作成していたというヘンタイぶり(笑)。でも、コレ、面白いかも。
ということで、今回のレポートは終了です。
来年も皆様にお会いできるのを楽しみしています!
by ウカイ