たいそうご無沙汰しております。
こちらがなかなか更新できず申し訳ありません。
ネタはたくさんあるのですが、
facebookの手軽さに慣れてしまってどうもブログが進みません。
さて、言い訳はおいておいて、
弊ブログと相互リンクさせていただいております、
T'z Factoryさんから本当に素晴らしい新作の画像をいただきました。
元からこういうキットがあると思ってしまいたくなるほどの完成度。
そして、改造テクニック、仕上げの丁寧さや清潔感にただただ圧倒されます。
写真も本当に素晴らしく、T'z Factoryさんのトータルのレベルの高さを象徴しているように思います。
では写真をご覧ください。
以下T'zさんのコメントです。
■MAZDA MX-5 RF
「タミヤのロードスターをベースに最近発表になったRF(リトラクタブルルーフ)に改造してみました。
なぜか実車発表時はシルバーですがソウルレッドではどうなるかと想像も含め塗装しました。
ルーフはフジミのZ4のトップ部だけを幅を詰めて使い、残りは瞬間、プラリペア、プラ板で仕上げました。
サイドウインド、リヤウインドは0.3mmの透明プラ板を使いリヤウインド熱線は筋彫りのちオレンジの墨入れで再現しました。
サイドウインドクォーターガラスは真ん中に境界線を入れ裏から黒で塗りつぶしてあります。
参考にしたのはネットの画像のみで立体的にする場合は憶測の域を出ず少し変な形ですがどうでしょうか。
ソウルレッドはキャンディカラーで再現。
前後バンパーサイドのリフレクターを付けたかったので左ハンドルアメリカ仕様をチョイスしました。
全ルーフが格納するのをやめ、あえてファストバックを残すデザインがカッコイイですね。
RFとコンバージョン出来るロードスターキットが出来ればいいと思いますがパネル位置が違い、少しムリそうです」
ということで、近々色々アップいたします。
by ウカイ
今日も国産車の過去作例をアップしましょう。
これはハセガワが今年2015年初頭に出した、ストックのホイールキャップ付きのダルマセリカ。
2003年に初版が登場し、ダルマセリカの決定版キットとして評価の高いハセガワ製ですが、
なぜか当初からワタナベホイールが付属するのみで、
完全なノーマル仕様が組めませんでした。
それがなぜか10数年の歳月を経て、ノーマルホイール付きが追加されたのです。
そんな待望のキットを素組でフィニッシュしてみました。
ボディは一部のパネル分割線を追加でスジ彫ったくらいで、他は何もしていません。
唯一手を加えたのはリアの車高を上げたことと、
キットに付属するタイヤがハイトが高すぎる上にバイアスだったので、
タミヤのアルピーヌA110用のミシュランに変更しています。
車高はリアのサスペンションマウントにポリキャップをかまして、
その分車高が上がっています。
これくらいの車高の方が軽快感があって、
Factory Stockらしさが強調されている気がします。
それにしても素敵なパッケージですね~。
いつしかターコイズでもう一台作りたいかもしれません。
2015年3月製作。
ご無沙汰しております。
どうもfacebookメインになってしまいどうにもこうにもでございます。
さてさて、今回紹介するのはフジミのハコスカレーシングに
アオシマのR35GT-R用エンジンをスワップした作例。
ボディはほぼ素組でフロントグリルとテールライトまわりをノーマル版から移植しています。
ホイールはアオシマのLB WORKSケンメリ2014verの日産純正テッチンを移植。
フロントはステア可能で、ロワアーム、タイロッド延長、フロントストラットアッパーの穴を外側に開け直してワイドトレッド化&ネガティブキャンバー化をはかっています。
エンジンベイはタミヤのハコスカGT-Rから移植しています。
ボディカラーはガイアのパールシルバー×純色イエロー×レッドをエアブラシで吹いています。
スタンスとアメリカのホットロッド、さらに街道レーサーのミクスチャーです。
2015年2月製作。
ここのところ、本当に国産キットばっかり作っています。
まあ、高校生の頃までは国産旧車ちゃんというかスカイラインちゃんだったので、
R32くらいまでは、だいたいのスカイラインのプラモデルは作った記憶があります。
さてそんな中でも、結構思い出深いのがアオシマのザ・チューニングカーシリーズのケンメリR。
確か、同シリーズの中でも最後の方に出た製品で、
箱絵もわりとノーマルに近い仕様で描かれていました。
その後、ワークスの鷹やらラメボディ、グラチャンシリーズなどにアレンジされながら、
現在も店頭に並び続ける、アオシマの代名詞的存在でもあります。
しかし、普通に作ってみると、子供心にも結構「コレじゃない感」があったように思います。
ひと言でいえば、デカくて四角い印象なのです。
さらにケンメリのカッコ良さの根源でもある、
彫りの深いフロントマスクの魅力が大幅にスポイルされています。
具体的にはボディ前端をグルリと囲むクロームの枠の取り回しが、
ボディの中に落としこまれたフロントグリルパーツや
平板なバンパーがその表情を平べったくしています。
なので、アオシマのケンメリを組む際にはフロントグリルの改造が腕の見せ所になります。
ですが、その辺はアオシマの人も十分に分かっているようで、
2000年代に入って発売されたグラチャンシリーズには、
完全な純正マスクこそないもの、
実車同様にボディ前端を包み込むようにクロームモールディングがモールドされた、
カスタムグリルが様々なケンメリのキットに含まれるようになりました。
そして2013年末に始まった、リバティウォークシリーズの第3作のヨンメリに、
KPGC110ことケンメリGT-Rの純正グリルが付属することになったのです。
さらにホイールを同じくアオシマのハコスカGT-Rやなぜか70系カローラにも入っている、
純正テッチンに変更することによって、かなり実車に近い印象のケンメリGT-Rが作れることになったのです。
今回はそんなアオシマの最近のパーツを流用しながら、
ウカイ的には大好物なfactory stockなケンメリGT-Rを作ってみました。
では、写真をば。
ちなみにグリル以外は、
まず車高を目いっぱい上げて、
前後のバランスパネルを下方向にすぼまって見えるように削り込み、
フロントのバランスパネルには分割線をスジ彫りし、
固定用のボルトを埋め込んでいます。
またタイヤはレベルの1/25マッスルカー用のグッドイヤーに変更しています。
エッチングパーツはキットに含まれるものですが、
エナメルでざっと着色した後、はみ出した塗装部分を爪楊枝で削ぎ落しています。
またボディ一体のオーバーフェンダーは、
サークルカッターを使って円弧状のマスキングシートを作り、
それで塗り分けています。
おそらく、このキットを作った方ならお分かりいただけると思いますが、
アオシマケンメリRの「コレじゃない感」はかなり払拭されたような気がします。
ということで、少年時代以来のひとつの夢(大袈裟ですね)でもあった、
理想のアオシマ・ケンメリRが完成したのでした。
ただ、モデルカーズの誌面掲載用に急いで作ったので、
塗装がイマイチなので、近いうちにやり直すつもりです。
ではまた。
by ウカイ
またまたモデルカーズ用の作例紹介です。
これも去年の225号、グループA特集に合わせて作ったものですが、
サーキット仕様のハチロクは『トランピオ・レビン』の3ドアハッチバックの作例があったので、
僕はラリー系のグループAのベースカーとして好まれた(ボディ剛性のため)、
2ドアのドノーマルを作ってみることにしました。
といっても、古のフジミの2ドアを普通に作っても面白みがないので、
2006年にアオシマが出した3ドアをベースにフジミの2ドアのお尻を合体させてみることにしました。
これがベースになった2キット。
フジミのハチロクは少なくとも1980年代中盤には存在していましたから、
長寿キットですね。しかも、1980年代のフジミのキットしては共通シャシーではなくて、
インナーフェンダーもついてますし、インテリアもそこそこちゃんとしていて、
ボディのプロポーションも悪くありません。
ただトレノはいいんですが、レビンはエンジンフードの傾斜が強くて、
印象としては「レビンとトレノの中間」的な雰囲気になっています。
あとはちょっとボディが細身かと。
でもアオシマが出るまでは唯一無二のハチロクのキットでしたから、
それはそれはありがたい存在だったと思います。
一方のアオシマは基本設計が新しいこともあって、
エンジンを含むディテール再現、ボディプロポーションも良いのですが、
やや全体のパーツがボディを含めて直線的というかラインがカタイ感じ。
でも、それも気にならないくらい基本骨格は素晴らしい内容です。
さて、今回、アオシマとフジミを合体させることになったかと言えば、
フジミの2ドアは「レビンとトレノの中間」な雰囲気で、
アオシマにはそもそも2ドアの設定がないからです。
ということで、アオシマにフジミのリアセクションを移植することにしました。
しかし、簡単かと思ったら、結構メンドくさいんです。
どうりで、世の中で同じことをやっている人があまりいないわけですね......。
以下、超ざっくりとした手順です。
まず切りました。
すごく複雑に切ってますが、理由は以下の通り。
●ボディの剛性を落としたくないので、リアセクションも下半分はアオシマのままでいく。
●リアバンパーはアオシマのものを使いたい。
●給油口もアオシマのモールドを使いたい。
●ルーフもなるべくアオシマの部分を使いたい。
●Bピラーまわりは剛性確保、ディテールの観点からアオシマを使いたい。
切断はすべてBMCタガネの0.15mmで、
ダイモテープをガイドラインになるべく誤差の無いように切っていきました。
しかし、何となくフジミのハチロクは幅が狭いと思っていたら、
本当に2mmくらいリアセクションで狭くて、間にプラ棒を挟んで幅を広げました。
接着はすべて瞬間接着剤と硬化剤の組み合わせでやっています。
そして、幅を広げたフジミのリアセクションを、
アオシマのボディにドッキング。
かなり正確に採寸して切断しているので、ほぼ隙間なくフィットしました。
こちらもすべて接合は瞬着。パテはまったく使っていません。
ちょっとした面出しや面合わせも瞬着を必要箇所にポタリと垂らし、
楊枝で伸ばしていくと、キレイに薄付けできます。
削る手間も省けるので、是非お試しを。
あと、僕的にボディの改造よりも何よりも気が重かったのが、
ハチロク独特のツートンの塗り分け。
ハチロクってフェンダーアーチも円弧状に塗り分けなければいけないので、
僕的には円弧状にマスキングテープを貼るのがかなりの鬼門。
で、どうしたかといえば、良く切れる刃をセットしたサークルカッターで、
マスキングテープを円弧状に切りぬいて、それでマスキングしてみました。
ちなみにボディのブラック部分はセミグロスブラックを使用しています。
何故かと言えば、少ないコート数、薄い塗膜で着色でき、
乾燥も早いのでマスキングの滲みの心配が少ないからです。
結局最終的にはクリアコートしてしまうので、ツヤは出せます。
さて、前置きがむちゃくちゃ長かったですが、
以下写真を貼っておきます。
プロポーションはかなり自然に仕上がりましたが、
やっぱりアオシマのイントラホイールは大径過ぎで、
そこにハイトのあるタミヤのRE71タイヤを履かせたので足元が立派過ぎます。
車高をカチ上げたこともあり、ちょっと実車と違う感じかもしれません。
それにしてもアオシマのハチロクのお顔の凛々しさは最高ですね。
形状、モールドもさることながら、
ウィンカーレンズが別パーツになっていて塗り分け不要だったりと、
何だかニヤニヤしてしまいます。
塗り分けは超絶メンドクサイですが、
直線部分はすべてマスキングにベアメタルフォイルを使っています。
シャシーはいつも通りの電着グレー、
ボディカラー軽く乗せで仕上げました。
インナーフェンダーは樹脂パーツなので黒く塗っています。
その昔、京都のカーランドでオリジナルのハチゴーのレストアの取材で、
さんざん眺めたので、基本的にこの塗り分けでオッケーだと思います。
ただ、そのクルマは単色だったので、ひょっとしたらツートンの場合は、
下半分の黒しかシャシーに付着していないかもしれませんね。
そういえば、テールライトまわりのディテーリングも、
ひとことでいえば「ツジツマ合わせ」の集合体です。
テールレンズ自体はフジミのものを無加工で使いましたが、
当然全体的に幅が狭いので、ナンバー灯の位置で視覚的に誤魔化しています。
ホントは、ナンバーとナンバー灯の間にこんな隙間はありません。
テールレンズもスモークが下半分入っていたりと塗り分けが非常に大変でした。
しかし、一番効果的だったのが、テールレンズからナンバー灯にまたがる、
白いライン。コレ自体はモデラーズのラインデカールを使っていますが、
貼った瞬間に一気に一体感が出ました。
あと、インテリアはアオシマのものを使いました。
唯一ヘッドレストがカクカクしすぎていて、
頭を角でぶつけたら痛そうなので(笑)、
丸く削り込んでいます。
いやはや、今回はずいぶん文字を書いてしまった。
長文駄文にお付き合いありがとうございました。
by ウカイ
これは実は昨年暮れの、
オートモデラーの集いin名古屋の前日に完成し、
展示も行った作例ですが、
今月のモデル・カーズにダッズ松本氏製作のサニトラ改サニトラセダン(必見ですぞ!)の
オマケとして登場もしています。
これもまた基本はハセガワのサニトラことサニートラックを素組したものです。
なぜサニトラにBREなのか?
その辺の疑問についてはモデルカーズ226号でお読みください。是非。
もちろん詳しい方ならお分かりいただけると思いますが、
北米を拠点としていたBREが、サニトラをイジってレースに出走させた事実はありませんので、
完全に「でっち上げ仕様」ということになります。
でもせっかくでっち上げるからには、
説得力というかリアリティにある仕様にしたい、
というのが今回の作例製作の狙いです。
まずは写真をば。
外観でこだわったのはBREカラーのストライプの位置です。
世の中実車でも色々な「なんちゃってBRE」仕様の日産車がありますが、
中にはストライプが細かったり、傾斜角が微妙だったり、はたまた色の塗り分けの見切りが適当だったりと、
ほんとうに「なんちゃって」に陥っているクルマも少なくありません。
なので、今回はRevellのDatsun 510のデカールや箱絵などをしっかり検証して、
極力、実車のBRE510に則した仕様を目指しています。
また、あくまでストリート仕様ということで、
僕自身が街中で乗るならゼッケンやスポンサーステッカーベタベタは絶対恥ずかしくてNGなので、
BRE DATSUNとSIMONIZのロゴだけにしてみました。
オートモデラーの集いin名古屋の展示の時から、
フロントのナンバーだけ「BRE」のブループレートに変更しました。
これはRevellのDatsun 510のキットに入っているナンバープレートにインスパイアされたものです。
フロントだけにしたのは、そもそもこのクルマは「なんちゃってBRE」な上に、
右ハンドルですから、あくまで日本人オーナーが日本でシャレとしてカリフォルニアナンバー風の
飾りプレート(ムーンアイズなどにオーダーするとできるプラスチックのアレです)を付けている設定です。
そして一番驚いたのは、フロントスポイラーで、
何とRevellのBRE510用のフロントスポイラーがまったく未加工で完全フィットしてしまいました。
本当にこれにはビックリしました。
グリルはキットに入っている前期用のオーナメントを流用して、
クーペ風のクロームモールをベアメタルで表現してみました。
あおりには、BRE DATSUNの文字。
シンプルですが我ながらめちゃくちゃカッコいいと思います。
ナンバーは前述の理由で、後ろは日本のナンバーがついていますが、
あえて今の3ケタではなく横浜45、
つまり新車当時のナンバーを想定しています。
46は当然BRE510のゼッケンナンバーにインスパイアされたものです。
バンパーラバーやら、リアウィンドウの格子などをスムージングしてしまおうかと考えたのですが、
リアリティが無くなりそうだったので、
ベッドの荷物フックのスムージングだけに抑えています。
この作例で一番こだわったのは、
実はホイールだったりします。
ホイール自体はRevellの510に入っているリブレが余っていたので、
それを使うのは大前提だったのですが、Revellのリブレって、とにかくリム部分の造形が、
良くない上にモールドがガタガタで、しかもゲートの跡も出ていて、
そのまま付けると非常に残念な印象になるんですね。
しかもリムが浅いので正直あまりカッコよくない。
そこで、Revellのリブレのリム部分を慎重に削り落してから、
リム部分はアオシマ(旧イマイ)の70系カローラ用のアルミホイールの
リム部分だけを削り出してドッキングさせてリバレルしています。
タイヤはフジミの230ローレルやジャパン4Drセダンなどに入っている、
引っ張りタイヤを使っています。
フロントだけは軽くネガキャンにしてフェンダー内に収めています。
ミラーは純正のフェンダーミラー穴を瞬着で埋めて、
キットに入っている前期用のメッキフェンダーミラーの足を切り飛ばして、
ドアミラーにしています。純正っぽい雰囲気を出したかったのですが、
それなりにそんな感じに仕上がっていると思います。
窓枠はハセガワの曲面追従シートの艶消し黒を貼ってから、
クロームトリム部分は細切りしたベアメタルフォイルを貼りこんでいます。
インテリアは本当はオートメーターのタコを付けたかったのですが、
アオシマのドリフトパーツセットが入手できず、
今回は見送り。
シートは改パーツに入っているスノコシート、
ステアリングはケンメリのキットに入っている「何か(笑)」をスワップしています。
ホーンボタンはキットに入っているデカールの「DATSUN」を貼ってみました。
ということで、基本素組にもかかわらず、
なかなか存在感ある作例に仕上がったので、
最近作ったもののなかでは結構なお気に入りです。
そろそろ国産キットも飽きてきたので、
アメプラが作りたい今日この頃です。
by ウカイ
そういえば、昨年末にモデルカーズ掲載用に作った作例が
まだ何台かありましたので、紹介していきましょう。
先月号(12月26日発売/通巻225号)の巻頭特集はずばり「グループA」でした。
基本コンセプトをR32前夜としたこともあって、
混沌としたグループAの雰囲気をなかなか良い感じにページに落としこめたような気がしています。
で、そこで僕が作ったのは、
先日紹介したフジミのスタリオンと、
アオシマ&フジミ合体のAE86 2ドアと、
このフジミのM3ということになります。
無謀にも3台を一カ月で作ったので、
さすがに日常生活に支障をきたしたのは言うまでもありません。
といってもスタリオンとM3は素組だったのですが。
まず写真を。
フジミのM3というと、
「チョップトップ」などと揶揄されるように、
フジミならでは「実車より低くカッコよく」デフォルメが施されたボディ・プロポーションが特徴です。
まあ、細かいことを言い出したらキリがないので、
その辺は一切スルーして素組です。
何と言っても、このキット、
デカール以外はミラーと消火器がレース用パーツとして入っているくらいで、
それ以外は市販車のまま。
そこをスクラッチするほど時間もこだわりもないので、
スルっと組んであります。
本来レース車両なんで内装なんぞドンガラなんですが、
作例はリアシートもついています(笑)
ロールバーも実際のレース仕様のようなロールケージではなく、
フジミの族車系の流用パーツでお馴染みの4点式です。
しかし、車高を鬼のように下げ、
ホイールをこれまた実車とはまったく違う上に小径なBBSのセンターロックっぽい、
最近のM3の再販に入っているものと、スリックタイヤ(最近のM3の再販はスリックしか入っていません・・・・)
に交換して、それらしくでっち上げました。
でも、これが不思議なほどカッコいい。
デカールも昔のものをそのまま使っているので、
若干黄ばみも出てますが、その上にクレオスの46番クリアをガンガン吹いてあります。
そうそう、
あとは「素組」の域を出ない範囲で、
ちょっとだけ手を加えました。
まずはココ↓。
バンパーとフロントスポイラーが随分段差があります。
僕が思うに、ここが一番実車と違う点で、
フジミのM3の魅力をスポイルしていると思います。
なので、
いったんフロントスポイラーの側面を切り落として、
間にプラ板をかまして再接着して、段差を低減しました。
あとは、フロントスポイラーに本来あるはずの
エアインテーク穴が一切モールドされていないので、
フツーならば穴をあけてイロイロやるところを、
たぶんあまりキレイに仕上がらない予感がしたので、
今回編み出した「スーパー手抜き作戦」で克服しています。
その驚愕の手法は、まず、エアインテークの大きさに
ハセガワの曲面追従シート艶消し黒を切りだします。
そして、その上からマスキングテープを貼って、
いわゆるリタックシート代わりにして↓、
ちゃちゃっと貼れば!↓
全然オッケーです(笑)
この手法であれば、
ボディの色んなところにエアインテークが作れますね。
まあ、意地悪な見方をすれば、
「何だ穴あいてないじゃん」
なんてことになるんでしょうが、
人間の視覚なんていい加減なもので、
エアインテークだと思って見る人は見ているので、
これが黒いシートを貼っただけ、ってことに気づく人もそんないないと思います。
ということで、
相変わらずラクしてキレイに仕上げることに熱心な僕でした。
by ウカイ