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ちょっと脱線…… smp 1/25 1960 Plymouth Valiant編 その3

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今日はインテリアのお話です。
ま、正直この年代のキットのインテリアはあまり多くを期待しない方がいい……、というレベルのものですね。大体が、俗に言うバスタブタイプで、シートやドア内張り、それにフロアが一体成型されているので、本当に拘ろうと思ったら、たぶんゼロから起した方がはやいでしょう。
ということで、今回は結構割り切って“塗装で表現できること以外はやらない”というスタンス(ただの手抜き?)で作業を進めてみました。
まず、シートはともかく、ディテール的な面で絶望的なのは、ドアパネルです。
おそらく一体成型という方法を採っている以上、ドアパネルのディテール表現は当時の成型技術では不可能だったのでしょう。ドアハンドルやアームレスト、それにファブリック・パターンなどは、ケガキ針で引っかいた程度の表現がなされているにすぎません。
ならば、ということでボクの持てるマスキング技術のすべて(といっても大したものではない)を駆使して、それらしく塗り分けてみました。

60 valiant masking.JPG

ボクがいつも使っているマスキングテープはタミヤのもの。
薄い上に、粘着力が強くて、それでいて塗装面をあまり侵さないので気に入っています。
写真に写っている、白い台形状のプラスティック片は、ドア内張りのグレー部分を塗るために作ったマスキング用の型です。これを使って同じ4枚のマスキング・シートを作って、前後左右4枚のドア内張りを塗り分けました。シートは、座面と背もたれ面の黒っぽい部分(本当は黒×赤のチェック生地)をうっすらと黒で塗って表現しました。
少々分かりにくいので以下塗り分けた手順を書いておきます。
①ドア内張りのグレー部分周辺をざっとエアブラシで塗ります。
②先に作っておいたマスキング・シート4枚を貼る。
③全体に赤をショット。
④シートのブラック部分を塗るために、その周りをマスキング
⑤艶消し黒をショット
⑥マスキングテープをはがす。

すると、↓の写真のようになります。

60valiant interior.JPG

うーん。やっぱオモチャっぽいですね。

ま、こんなもんでしょう。

さて欠品しているステアリングをどうしようか。
インパネも塗んなきゃ。

早くやらないと30日の撮影に間に合わないぞ~。。。

by ウカイキャル吉

ちょっと脱線…… smp 1/25 1960 Plymouth Valiant編 その2

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今日は昨日の続きです。

まずはホイールの塗り分けです。

■Tire & Wheel
60valiant wheels.JPG

タイヤとホイールは昨日もお伝えしたとおり、MODELHAUS製のレジンパーツを使いました。
ホイールは本来キットに含まれるのは、白色成型のホイール(鉄っちん部分ですね)、クロームがけされたスモールハブキャップ(Baby moon hub cap)とトリムリング(Trim Ring)の3点構成なんですが、MODELHAUSのホイールはおそらくpromoのもので、上記の三点が一体成型された上にクロームがけされているんです。つまり、細かいところを塗り分けなくてはならないのですが、コレがメンド臭い……。まず、Valiantのホイールはボディカラーと共色なんですが、クロームの上に色、特に赤とか濃色を塗るのは色がのりにくいので大変でした。さらにはスロット(4箇所の穴ですね)部分に艶消し黒で墨入れしたり、ホイールの最外周を赤で塗ったりしました。それでも、何か質感がパリッとしないので、上からクリアーを缶スプレーでショットしました。
逆にタイヤはラクチンです。キットに含まれるのはすでにペイント済みのホワイトウォール(Pre-painted white wall tire)なんですが、大体これは経年変化で黄ばんでいるとか、タイヤ同士が引っ付いた跡が残っているとか、カビているとか、もともとの塗装がよくなくて、ホワイトウォールがタイヤの中心にプリントされていないとか、散々たる状況なんですよ。ところがMODELHAUSのヤツはホワイトウォール部分が白いレジンで別成型されているので塗り分ける手間がいらないと。
ま、こんな感じの塗り分けでホイールはFactory Correct Finishとなったんじゃないでしょうか。

で、次はシャシーです。

■CHASSIS
60valiant chassis.JPG

シャシーの塗装は例によって推測の範囲を出ませんが、ご覧のようになりました。
まず、シャシー全体を、電着の防錆塗料風(1960年のValiantのカタログに防錆塗料槽にドブ漬けにされているボディの絵が載っていました)にGSIクレオスの軍艦色(だったかな?)のスプレーでまんべんなく塗装。次に、ボディカラーの塗装ラインで横方向から塗料が吹き付けられたことを想定して、両サイドに若干ボディカラーを吹き付けます。あとはこまごましたディテールを塗り分けます。でも、ディテールのモールドが非常にテキトーで頑張り甲斐がありません。なんでオイルパンの裏にこんなたくさんのボルトがモールドされているんでしょうか?ま、要は雰囲気です。

ということで、今日はここまで。

ちなみに、次号のモデルカーズに載る畔蒜センセイの作品と、周東センセイの作品を見せてもらいました。両者、一歩も譲らずって感じで、素晴らしい出来でした。

ま、鋭い方なら、BIG3のAmerican Sub-compactが3台と訊いて、
ボクがValiantを作るなら、他のおふたりが何を作るのか想像付くと思いますけど。

ちょっくら楽しみでしょ。

ではまた明日。

by ウカイキャル吉

ちょっと脱線……。

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今日あたり、そろそろVWを作ろうと思っていたら、Model carsのハタ君に「30日撮影なんですけど、どうですか?」とハイプレッシャーをかけられたおかげで、やらなきゃいけないことを思い出しました。簡単にいえば、Model Carsの定例ページ用の作例の製作を「はよヤレっ!」、そのお題というものがなかなか厄介なシロモノ……。コレ↓です。

60valiant box.JPG

何だか分かりませんよね。たぶん。
モノはsmp 1/25 1960 Plymouth Valiantです。そう、当時モノなので今から45年前のキットであります。こんなものが45年間も作られずに残っていたことも驚異というか、ありがたいことですが、何とコレを作ってしまおうというのだから、畏れ多いというかバチ当たりというか。
何でも、その定例ページというのは、かのスーパーモデラー、畔蒜幸雄氏のプロデュースによる『American Model Cars』なる連載で、今月のテーマはコンパクトカー(アメリカでいうところのSub-compact)なんだそうです。詳しくは企業秘密の漏洩(?)になってしまうので何ですが、全3台のコンパクトカー(もちアメ車ですよ)の作例のうち、1台をボクが作ることになったのでした。

で、まず手をつけたはいいが、実はボクの持っているValiantのKitは欠品だらけ。クロームパーツ類にはじまり、タイヤ、ステアリングなど、あげだしたらキリがありません。ま、だから安く買えたのですが(確か海外通販で70ドル弱)。ということで、例によって例のごとく、MODELHAUSから取り寄せたのが↓のパーツ群。

60valiant parts.JPG

MODELHAUSのパーツはとにかくクロームの質がいい上に、バリやテーパーラインを削り落とした上でクロームがけしているので、美しいんですよ。あとタイヤはレジン製なんですが、ホワイトウォール部分が別成型とされているので、面倒な塗り分けがいらないのが助かります。

そして、いよいよ製作開始です。

でも、実は作業過程の写真をデジカメの操作を誤って消してしまったので、あまり参考にならないと思います。特にサイドのモールディングは新しいスティレン棒で作り直したのに、その作業画像がないのです……。

明日は、細かい塗装箇所をお見せしますね。

by ウカイキャル吉

今日はプラモじゃなくプロモ(Promotional Model)の話です。

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ということで、まず写真を見てください。

61falcon main.JPG

奥にある箱は、amt製のAnnual Kitの'61Ford Falconのもの。手前に置いてあるのは向かって左がamt製キットのボディ、そして右がいわゆるプロモというヤツです。

■1961 Falcon Promo. Front View
61falcon front.JPG

で、これがそのプロモですが、いい形をしていますね。色とかもすごくいい雰囲気。いかにも純正っぽいターコイズのメタリックは実車さながらの色調です。

■1961 Falcon Promo. Rear View
61falcon rear.JPG

次は後姿。これまたよい感じです。なぜ、ここまでカタチが実車に忠実なのか?だってコレ、1961年の型ですよ。日本の1961年ごろのプラモデルといったら、質感的には石鹸を削りだしたかのようで、プロポーションも最悪。箱絵だけ立派で中身は「何じゃコリャ?」ってのが大半を占めていた時代だって言うのに。その謎を解くキーは次の写真にあります。

■1961 Falcon Promo. Chassis
61falcon under.JPG

読めますかオイルパンに書かれた「4000MILES BETWEEN OIL CHANGES」の文字が。つまり「オイル交換のインターバルは4000マイル(約6400km)」ってことだと思うのですが、何でこんなことが、ただのモデルカーに書いてあるのでしょう。そう、コレこそが、Promotional、つまり販促ツールであることの証なんですね。このプロモは、簡単に言えば、自動車ディーラーのセールスマンが、顧客に、紙っぺらのカタログと一緒に渡す、つまり3Dカタログみたいな役割を担っていたというワケなんですね。だから、カタチは絶対に実車と似ていなくてはならないわけで、色も実車に忠実でなくてはならない、ということになるんですね。
訊けば、まあ、当然といえば当然なのですが、このプロモを模型メーカーが製作するにあたっては、実車のメーカーがBlue Printと呼ばれる実車の図面を提供していたんだとか。

なるほどですね。

それで、このプロモのボディはだいたい、製作を担当した模型メーカーからAnnual Kitとして発売されるのが慣例となっていたようです。当時、自動車メーカーのプロモ製作を担当していたのは、amtの他、mpc、Jo-hanなどが有名です。それがゆえに、それらの模型メーカーが出すプラモデルは形がいいわけです。ちなみに、プロモの材質は、プラモデルとは違い、衝撃に強くするため少々弾性の強い塩ビ系(たぶんです)の樹脂が使われています。目的を考えれば、確かに落としただけで割れてしまうプラスチックよりはいいですもんね。しかし、こと、経年変化という点に話を向けると、この塩ビ系樹脂はなかなかのクセものなんです。というのは何故か、この樹脂、経年変化でグニャグニャに反ったりしやすいのです。だから、もう熱で熱したんじゃないか、ってくらいのプロモが多いのはそのためなんです。

アメリカではこのプロモのコレクター市場というものが確実に存在していて、グニャグニャになっているものはTwistyとか表現して、値段も随分落ちるようです。このFalconあたりだと、状態がよければ100ドルくらいの値段がつくみたいです(ボクはこのプロモをDaytona編集部のタキゾー兄ィに3000円で譲ってもらいました。感謝感謝)。

■1961 Falcon amt Annual-kit
61falcon kit.JPG

最後は、まだ作っていない1961 Annual Kitの中身です。
基本的には未組み立てのプロモという感じで、エンジンすら再現されていない極めてシンプルな構成です。カスタムパーツが豊富で、フェンダー・スカートの造形なんかは最高Coolです。あとワイヤーホイールも、Early '60sっぽくてしびれます。あー作りたいな~。でも、このくらいの旧いキットとなると作るのにそれなりの覚悟がいるんですがね。

ま、いつの日か、って感じですかね。

ではまた来週。

by ウカイキャル吉

amt '70 1/2 Camaroのハナシ

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昨日は中途半端な状態で終わった同ブログですが、その続きを書きます。
現在朝の7時半。さっき原稿をバイク便さんに渡して、今月も無事終了ですわ。るん。

まず、昨日アップしたカマロですが、アレを作ったのはもうかれこれ15年前のことなんですね。キット自体は'89年版です。はるばる当時、電車を乗り継いでデイトナ・パーク(知ってます?)まで買いにいったんだよな。下の写真の向かって左がそのキットです。で右が2001年に出たまったく新金型の同じ'70 Camaro Z28のキット(中身は最高です)であります。

70camaro box.JPG

右の新しいヤツがどれくらいいいかといえば、ボディを見れば一目瞭然です。
ということで、まずは'89年のイマイチ君をお見せします。

■'89年(旧金型)
70 camaro old.JPG

うーん。何だかライト回りの造形が丸すぎるというかゴツ過ぎるというか。
でもって今度は2001年に出た新金型版をお見せします。

■'01年(新金型)
70 camaro new.JPG

お~、いい感じ。エンジン・コンパートメント内の造形とか、インナーフェンダーとかかなり○。

何でこのふたつを見比べてもらったかといえば、要はイマイチ君('89年版)しか存在しなかった時代に、少しでも本物に似せようと、必死で努力したタマモノを見てもらいたいだけだったりします。
今や、2001年版があるので、こんな努力をしなくてもカッコいいカマロがサクっと作れてしまいますからね。

で、以下イマイチ君改、結構いい感じ号のディテールです。

■Front View
70 camaro main.JPG

とにかく顔回りを、紙やすりで理想のラインを削りだしました。上の旧金型の写真を見てもらえればわかるように、ライト回りがなんだか腫れぼったいんですね。なんで、そこを薄くしてやったわけです。さらにはフロント・グリルまわりもヤスリでエッジを立てました。ライトはメッキのカップを裏から当てて、レンズをいれて然るべき表情に。

■Rear View
70camaro rear.JPG

リアまわりはキットのまんまです。車高は少々上げました。ホイールはいったんメタリックグレーに塗って、リムのクローム部分はBare Metalを張り込んでいます。こうやってみると後姿はなかなか。ちなみにドアミラーはRevellの'69Corvette用の足部分を詰めて、装着してあります。

などと書いていたら、新金型版が作りたくなってきた。

ビートルが終わったら、Next Projectはコレにしよっかな。

そうそう、このブログを見ていて、「amtの○×のキットを買おうと思っているんだけど、中身が分からなく不安。とか、今ヤフオクでmpcの▲■×を買おうと思っているんだけど、どんなキットか知りたい」みたいな疑問があったら、下のコメントにでも入れてください。うちにあるキットなら、写真にとって内容をおみせしますから。うちにはだいたい700個くらいのアメプラがあるので、'60~'80年代の車種ならマッスルカー、バンなどを問わず、だいたい対応できるはずですから。

一応、サービスってやつです。お気軽にどうぞ。

ということでまた次回。

by ウカイキャル吉

我が家の最古参モデル。それはamt '70 1/2 Chevrolet Camaro

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今日は東京モーターショーのプレスデー。
自動車雑誌の編集者ならば超mustなイベントにもかかわらず、仕事が終わらず、会社で居残り原稿書き組、というダメダメなウカイキャル吉です。

ようやく、終わりそうな兆しが見えてきたので、ちょっとブログを。
今日は我が家の最古参モデルである、amt製カマロの写真をお見せします。
でも、気力がないので、細かい話は明日しますね。

とりあえず写真です。

じゃん!

70 1_2 camaro.JPG

ちなみにコレ、最近amtから出た新金型のヤツではなく、昔からある、あの全然似ていないカマロのキット(amt #6896)を少しでも実物に似せようと、当時、高校生だったボクが、持てる限りのテクノロジー?を投入して製作した1台なのです。元のキットを知っている人なら、この苦労分かってもらえるハズなんですがね。

詳しくは明日ということで。

さて、これから校正じゃい。

ZZZZZZZZZZ……。

やべ、寝ちった。

by ウカイキャル吉

今日も有りネタで行きます。

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すんません。なんせカー・マガジン本誌が佳境も佳境なんで、Revell製VW Type1の製作はまったく手が付かず、前に撮った写真でお茶を濁します。。。

で、今日のお題なんですが実は以前裏カー・マガジンのブログでもちょっとだけ紹介したことがあるものなんですが、少々コアすぎて、反応がいまひとつだったものなんですね。
でも、たぶんデスクトップガレージを見て楽しんでくださっている方にはドンピシャだと思うんですが。
先に簡単にこのモデルの概要を説明しますと、
amtの'65 El CaminoとRevellの'65 Chevelle Z16の“ニコイチ”ってやつです。
なぜニコイチにしたかといえば、理由は簡単。
Revellのキットは'90年代に入って登場したもので、シャシーのディテールや、インテリア、エンジンコンパートメント、フロントグリルまわりの造形がとってもいいんですね。
一方のamtは全体のプロポーションはいいのですが、やっぱり設計年次が'60年代なので、少々ディテールのツメが甘い。でも'65のEl Caminoのキットはコレをおいて他にない。
で出した結論は、「amtのEl CaminoにRevellのChevelleのいい所を可能な限り投入する」という方法。

ボディは双方のキットを真半分で切断、Revell ChevelleのFront Sectionとamt El CaminoのRear Sectionを接着してあります。実車ならば、切断面が同じなのであっさり引っ付くはずなのですが、こちらは模型。同じ'65年Chevy Intermidiateとはいえ結構断面の形状が違うんですね。で、どうしたかといえば、ちょっとRevell Chevelleの方が幅が広かったので、それに合わせる形でamt El Caminoのボディをこじって広げてねじって、接着しました。接着は普通の模型用ボンドですが、双方の切断面にたっぷりボンドを塗りつけて、鉄の溶接の要領で溶着させました。ちなみにパテは一切使っていません。

■Front View
1965 elcamino front.JPG

どうです?ニコイチには見えないでしょ?RevellのChevelleのFront Sectionはやっぱイイ。amtの'65 El Caminoのグリルって、ちょっといかつすぎる上に、彫りが深すぎてて、何か実車と違うんですよね。ま、アレはアレでいいんですが。ちなみにトレッドはかなりつめて、車高は上げてあります。ちょっと頼りない感じがリアルなんです。

■Side View
1965 elcamino side.JPG

真横から見てもニコイチ感はなし。ボディ下部のサイド・モールディングはスティレン板で作り直して、上にBare Metalを貼りました。おかげで、ボディサイドの連続感が強調できました。

■Tire & Wheel
1965 elcamino wheels.JPG

ホイールはamtを使用。一応実車どおりに塗り分け。タイヤはRevell/MonogramのMichelin TRXにホワイトリボンペイントを施しました。方法ですが、まずタイヤ全体をホワイトサフェーサーで塗ります。次に確かPegasus Hobbyというメーカーのホワイトリボン・ステッカー(正確に言うとインレタですね)を然るべき位置に張って、その上からフラットブラックをショットします。で、インレタをはがすと、見事にキレイなホワイトリボンタイヤが出来るわけです。何で、塗るかというと、インレタのホワイトリボンって、経年変化で剥がれたり、ゆがんだり、シワが寄ったりするんですよね。
ちなみに、アメ車にMichelin TRXはないよなと思いつつも、このタイヤ、1/25スケールだとハイトとか幅がちょうどいいんですよね。などといっていたら、ボクのアシグルマのMercury ZepyerにもTRXが付いていたことを思い出した(そのうちマイカーも紹介します)。

■Interior
1965 elcamino interior.JPG

インテリアはRevellのChevelle用を前後で半分に切って使用。ちなみにインテリアカラーはGMのカタログではFawnと呼ばれるグリーンがかったベージュのようなゴールドのような色を再現しました。変な色ですが、当時のカラーチャートで調べたら、ライトブルメタのボディカラーにはこのインテリアカラーが標準だったようです。室内も同じブルー系で塗りたかったのですが。

■Chassis
1965 elcamino chassis.JPG

シャシーは色々考えた末、セミグロスブラックをメインに塗布しました。本当はフレームがブラックでモノコック部分は防錆塗料とボディカラーのはずなんですが、この時代のインターミディエイトの実車のほとんどが、シャシー全体にアンダーコートが吹かれていることが多いんですね。たぶんアンダーコートはファクトリーオプションだったと思うのですが、実際はまあまあ謎です。モノコック部分以外のサスペンションなどのカラーリングは、大体これでOKだと思います。アーム類は黒で、タイロッドとかリンク類はメタリックグレー。ホーシングは(防錆のためアンダーコートが塗られたと想定すれば)ブラックでもいいかもしれません。

■Engine
1965 elcamino engine.JPG

エンジンはRevellのChevelleのキットには396cu.in.のBig Blockが入っているのですが、'65年のEl CaminoにBig Blockの設定はなかったので、Small Blockに載せ変えました。amtのEl CaminoのエンジンはSmall Blockなのですが、いまひとつディテールがプアなのでボツ。結局、ディテール的に優れるRevellの'65年Chevrolet C10の327cu.in. Small Blockを採用しました。エアクリーナーの造形とか、オイルのインマニ前方のオイル給油ノズルの造形とか、なかなかいいんですね。正直面倒なので、プラグコードとヒーターホースは省略(そのうちやるかも)。でも、エンジン搭載位置が後ろ過ぎて、ラジエターホースは異常に長くなるわ、クーリングファンとラジエターがやたら遠い(実車ならオーバーヒート確実!)わで、実車を知っている人が見たら、笑われそうです。

■Rear View
1965 elcamino rear.JPG

あとはリアですが、こちらは基本的にamtのままです。テールランプはキットのものがフィッティングが悪いので、プラスチックのブロックから削りだしたワンオフものを装着しました。エンブレム類は、MCG(Model Car Garage)のエッチングパーツを使用しています。

それにしても、この手の改造って、知ってる人しかわからないから、苦労の甲斐がないんですよね。
すごく手間はかかってるんですがね。

かなり自己満足な世界です。

いかんですよね、こんなことじゃ。

追記:エンジン・コンパートメントの写真をよくみたらブレーキのマスターが付いていなかった。つけなきゃ。

by ウカイキャル吉

amt 1966 Buick Skylark GSのハナシ

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今日はボクのお気に入りのキットのひとつである、amt製'66年Buick Skylark GSのハナシです。
まずは写真をごらんください。

66buick main.JPG

向かって左が'66年に発売されたAnnual Kit、右が'70年代に発売された『Modified Stocker』の'99年再販版です。で、手前にあるのが、Annual Kitの完成品です(15年以上前に作ったものだったりします)。

実はこの'66 SkylarkのAnnual kitって、現在アメリカ本国では物凄いプレミアム・プライス(200ドル以上!)で取引されているんですね。その理由は、Annual Kitの原型が、『Modified~』に改造されてしまい、この世に存在しないからんですね。他にも同じパターンで'66 Chevy Impalaとか'65 Ford FairlaneなどのAnnual Kitにプレミアムがついています。

それにしてもコレはコレでカッコいいんだけど『Modified~』のモディファイっぷり、泣けてきます。
せっかくの美しいフェンダーアーチもザックザク↓

66buick dart fender.JPG

その他、エンブレム、ドアハンドルなどがかっ飛ばされています。あ~あ。

そいえば、最近アメリカのMODELHAUSがレジンでこのAnnual Kitをリプロダクションしてくれていますね(拍手)。

ちなみにボクはこのAnnual Kitを中学生の時にMr.Craftで信じられないような値段で買いました。

66buick price.JPG

読めますか?なんと300円です!部品の不足、デカール死亡、パーツ破損などが原因でこの値段だったみたいなのですが、ストックに組むには何の問題もなかったのです。ただクロームパーツは、'65~'67位のamtにありがちな、サティン・フィニッシュの状態でしたが。

今となっては組むのもためらわれるようなお宝キットですが、当時のボクにはそんなことはどうでもよく、サクサクと作ってしまいました。ボディカラーはMODELERSの缶スプレーだっと思います。で、7~8年前に屋根の塗装が割れてきたので、上から以前紹介したPlymouth GTX同様の方法でレザートップ化しました。

66buick front73.JPG

ちょっと車高あげてトレッドを狭くして、'60sな雰囲気を強調しています。

66buick front bumper.JPG

フロントグリルは塗り分けて、一体成型されていたヘッドライト部分はくりぬいて、裏からメッキのカップを当て、クリアーレンズを入れました。確かフジミのハコスカのグリルが犠牲になったように思います。

66buick rear bumper.JPG

リアのバンパーは確かGSIクレオスの塗って磨くとクローム風になるヤツを使ったような。でもフロントバンパーと質感が違いすぎてヘンですね。今見ると。

それにしても、本当にこの頃のamtのキットはプロポーションがいい!

66buick rear73.JPG

ドアラインとか、エンブレムとかの冴え具合は最近のamtよりもいいんじゃないでしょうか?
下手すると日本の最新キットをも超えるレベルかもしれません。

で、改めてこの'66 Skylarkの完成品を見てみると、チョコチョコと気になるところがあります。特にクロームパーツが……。ということで、ちょっとレストアしてみようかな、と思い。前述のMODELHAUSからレジン製のリプロ・バンパーを取り寄せてみました。

66buick rechrome.JPG

ちなみにMODELHAUSのリプロパーツはマジよいですよ。しっかりバリやテーパーラインを消した上で、素晴らしいクロームがかけてありますから。旧いキットのパーツで困っている人は、是非のMODELHAUSのHPを覗いてみては。同社のレジンキットはほとんどプラモ感覚で作れるハイクオリティっぷりだし、あとレッドリボンタイヤとかもすごくいいですよ。

相当、とりとめのないブログになってしまいました。今日も。。。

あ~、早く本誌の原稿終わらせなきゃ。
ヤバイヤバイ。

どっか遊び行きたいな(戯言)。

あと、リンクを貼ってくれるみなさん、ありがとです。

by ウカイキャル吉

When I was Young !? その2

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何日か前のこのブログで、model cars誌との出会いなんぞを紹介しましたが、今日はその時のPlymouth GTXについで、2番目の誌面登場となったウカイキャル吉作品を紹介しましょう。

まずはその号、1997年8月号(通巻35号)の表紙をおみせしましょう。それがコレ↓です。
deuce cover photo.jpg
何と、巻頭特集は当時としては超ラディカルなホットロッド特集!
当時はまだHot Wheelsもブレイク前で、ホットロッドはおろか、1932年フォードの愛称であるDeuceなんてコトバもまったく市民権を得ていなかった時代。当時のモデルカーズ編集部の実情など知る由もありませんが、大英断だったんじゃないでしょうか。たぶん当時モデルカーズ編集部のヤマダマ先生(現ホビダス編集長:ブログも展開中)の大暴走(失礼)の結果だと思いますが(笑)。

で、晴れてその表紙の4台のうち、1台をボクが製作することになったのでした。
どうでもいいことですが、この時はすでにネコ社員だったのですな。
確かヤマダマ先生から「キャル吉君、Deuce作ってくんない?」くらいのゆるめのオーダーを受けたように記憶してます。それでもスケジュール的には結構タイト、1ヶ月もなかったんじゃないかな。
とりあえず、ボクが作ろうと思ったのは、'90年代中盤にストリート・ロッド界で人気が出始めたノスタルジック・ルックのDeuce。正直、かのパット・ガナール氏(アメリカンホットロッド界の徳大寺さんみたいなヒト)に批評されるなんて聞いてなかったので、「ま、それらしく見えればいいかな」くらいの軽い気持ちもチャッチャと作ることに。

当時、すでにRevellから新金型の1/25スケールで素晴らしいDeuceのキットが出ていたのですが、誰でも簡単に作れちゃうようなそんなRevell製Deuceに反発して、'65年の初版以来、連綿と生きながらえていたMonogramの1/24スケールのDeuceをベースとすることにしたんでした。しかし、チャッチャといくはずがそうは問屋が卸さず、結構な苦労を強いられたのした。一番大変だったのが、ハイボーイ(フェンダーレス)化。Revellのキットはフェンダーとフレームが別々に成型されているので、ハイボーイ化はオチャノコサイサイなんですが、Monogramのキットはフェンダーとフレームが一体成型されており、フェンダーとフレームを切り離した後、フレームのディテール(サイドのプレスラインとか先端の形状とか)を作り直すという、ウルトラメンドクサイ作業が待っていたのでした。しかも、面倒なわりに、その苦労の成果がわかりにくい(パット・ガナール氏はそのフレームの仕上がりを誉めてくれてました。。。涙)という悲惨な展開に。その他、急場しのぎで作ったこともあって、今見ると「コイツ、クルマのこと何も知らんな~」という部分が散見されますが、ま、それはそれ。
とりあえず8年ぶりに件のDeuce君を引っ張り出してきました。
ちょっと見てやってもらいましょうか。

■Front
deuce front 7 3.jpg
今見ても、なかなかよいペイントですね。ソリッドで。確か乾燥を速めるために、夏なのにコタツを引っ張り出してきて、その前で乾燥させたんじゃなかったかな。

■Engine
deuce wheels.jpg
今見ると、このエンジンはないよな、と思う。やっぱフラットヘッドのV8を載せなきゃね。これはキットに含まれていたシェビーのスモールブロック(たぶんCorvette用327cu.in.)。ラジエターの振れ止めのシャフトは確かマチ針だったような。

■Tires & Wheels
deuce reartire.jpg
ホイールは同じくMonogramのBeach Boys Deuceのキットに入っていた'40 Fordスタイルのクローム・ホイールのハブ面を赤にペイントして装着。タイヤはフロントがRevellの1/25 1969 Camaro Z28のキットに入っていたGoodyear Polyglas GTを裏側にひっくり返し、モールドラインを利用してマスキングゾルでマスキングし、GSIクレオスのホワイトサフェーサー1000をショットしています。リアタイヤはMonogramの1/25 Owenes Corning Corvette Race Car(スペルが違うかも。中身はRevellです)のものを使用。同じくモールドラインを利用してマスキングしてホワイトサフェーサー1000をショットしています。この頃は、いいホワイトウォールタイヤがなかった。というか知らなかった。

■Rear
deuce rear 7 3.jpg
リアまわりは確か、燃料タンクの側面にスティレンシートを貼り付けたのと、バンパーステイの形状を整えたように思います。あと、テールライトはMonogramの1/24 '33 Ford "ZZ Top Eliminator"から(たぶんです)いただいてきたBlue Dot入りのTear-Drop Tail Lightを使用しました。ナンバー枠はエッチングパーツを使用しましたが、メーカーは忘れました。
と、意外といろんなキットからの流用パーツを用いたことを今思い出して少々感心。
ヘッドライトもキットのものじゃないんですが、出所を忘れました。
今はStreet Rodには興味はありませんが、この頃はホント実車に乗りたかったんだよな。
乗りたいDeuceを作ったらこうなったように思います。

でも、そのうちまた同じコンセプトで5-window CoupeのDeuceでも作りたいです。

by ウカイキャル吉

Revell製1/25 Chevrolet Corvette Finished !!!!!!!

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ということで、ついにコルベット完成いたしました。
以下、ご覧ください!

■Front 7 : 3
69vette MAIN.JPG
いやー、カッコいいっすね。少々ケツ下がりな車高がよくないすか?

■Front
69vette front.JPG
フロントにはシボレーお約束の飾りプレート“USA-1”をセットしてみました。

■Side
69vette side.JPG
サイドシル下のバランスパネルは、メッキをはがしてからつや消し黒をエアブラシで塗り、クローム部分は糊付金属箔を貼りこみました。

■Tire & Wheel
69vette wheelsfinish.jpg
レッドリボンタイヤとワイヤー風ハブキャップがいかにもLate'60sな雰囲気。

■Rear
69vette rear.JPG
ちょっとマフラー・エンドが無骨すぎたかも。。。ちなみにテールライトの塗り分けはかなりチャレンジングでした。

■Rear 7 : 3
69vette rear73.JPG
やっぱりコルベットは後姿がSexyざんすね。

■Engine
69vette engine finish.JPG
エンジンの配線は、シャシーとボディの合体があまりにトリッキーで、その過程で何度やっても破損するので断念しました。残念。

■Chassis
69vette chassis finish.JPG
たぶんFactory Correct Finishとなったシャシーまわり。フロントのボディ内側を塗り忘れてた。本当はセミグロス・ブラックだと思います。

と、たんたんと写真をお見せしてきましたが、いかがでしょう?
そうそう、エンジンの写真説明文でも書きましたが、マジでシャシーとボディ、さらにはインナー・フェンダーとファイヤー・ウォールの合体はトリッキーです。配線を断念しただけでなく、ファイヤー・ウォールを貫通するはずのステアリング・シャフトも折りました。それ以外は、サクサクと組めたんですがね。

あ~、そろそろ締め切りでプラモどころじゃなくなってきた。

ちょっと、ここ2、3日は製作ネタはさぼって、ありネタでいきますけど、ご勘弁を。

by ウカイキャル吉

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アメプラを筆頭にNASCAR、モータースポ―ツ、ダイアリーなどをメインにしたT’zさんのブログ。プロモ風フィニッシュなどオリジナリティ溢れる仕上げも勉強になります。
Final Gear
ストリートロッドやKustom、街道レーサー系まで幅広いジャンルを網羅する美徳さんのブログ。実車もTバケを所有!(深い!)
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ラリーカーから国産旧車、はたまた働くクルマまで幅広いカテゴリーをフォローするC水さんのブログ。カーガイでもあるため、実車の知識も豊富で、模型好きだけでなく実車好きも唸らせる作品を多数製作。
ゆきおWORK'S
アメリカ車モデラーの第一人者であり、プロモデラーとして名を馳せる畔蒜幸雄さんのブログ。ウカイも相当影響を受けました。
JUNK MODEL(ジャンクモデル)
ジャンクとは名ばかりで珠玉の作品の製作過程が楽しめるこーやんさんのブログ。'50-'60sのアメ車メイン。
ガレージはおもちゃ箱
愛車はトヨタのフラットツイン2台、cubというP&Y_FLAT_TWINさんのブログ。アメ車、アメトラ、バイクのプラモなど読みどころ満載のブログ。
くるまのプラモ製作記
国産キットをFactory Stockスタイルで、見事に化けさせる腕前の持ち主、ながせさんのブログ。題材は違いますが、ウカイと製作スタンスが近く、ここの読者さんも楽しんでいただけるハズ
ROCK a PLA BABY!
国産車をメインに作られているLet's Goマサル!さんのページ。作業工程は参考になることウケアイ。
1/43cu.in.(キュービックインチ)
1/43スケールのアメリカ車のミニチュアをメインテーマとするPonys41さんのブログ。アメ車のミニカーのアーカイブとして資料性高し!写真も美麗!
今日も一日ご苦労さん
トラック乗りにしてスケールトラックモデラーというロードコマンダーさんのブログ。アメトラが濃い!
Sportscar Graphic
1960-1970年代のスポーツカーを題材にした模型、イラスト、ミニチュアカー、ペーパークラフトなどを製作する、プロのイラストレーター、溝呂木さんのページ。
CARMODELS-HOMEPAGE
東海エリアの凄腕モデラーmatsuさんのホームページ。読んで字のごとく、カーモデルオンリーのサイト。内容充実。そして何より清潔感あふれるフィニッシュが素晴らしい!アメ車、国産旧車何でもありのオールジャンルで楽しませてくれます!

 

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