ここのところ、こーやんさんやP&Yさんが続々とフィニッシュさせているインパラ。
何となくムズムズしてきてしまいまして、昨年末に仕上げたRevellの'66に続いて、amtの'67に「お手付き」してしまったのは先々週。
がしかーし、何となく始めたのが良くなかったのか、工具(GSIクレオスのラインチゼル)に慣れていなかったのが祟ったのか、いきなり簡単なスジ彫りで失敗。修正しようとすればするほどド壺にはまり、取り返しのつかないことに。
で、先だって、こちらで'67のスペアボディのご提供を募ったところ、5マイルバンパーさんとSumiさんが名乗りをあげてくださり、5マイルバンパーさんのが塗装済みのジャンクということで、そちらを譲っていただくことに。Sumiさんは手つかずのものを譲ってくださるとのことだったのですが、それはあまりにも申し訳なくもあり、もったいなくもあり。
で、ソッコー5マイルさんが送ってきてくれたのが↓のボディ(ありがとうございます)。
なかなか素敵なグリーンに塗られていて、モールドラインをサンディングした以外は、色を塗っただけの状態とのこと。ちなみに色はタミヤのカストロールグリーンメタ。ボクもこの色を'69カマロのYenkoに塗った記憶があります。なかなかキレイでしたのでもったいないですが、そのままシンナー風呂に直行していただき、見事↓の状態に。
ほとんど新品です。5マイルさんがあまり接着剤を使わずに組み立てていただいていたおかげで、接着剤跡はもほとんど無し。もうベースとしては文句のない状態です。
ちょっと横のプレスラインがダレていたので、サンディングでエッジを立て直し、スジ彫りをゴリゴリと。結局クレオスのラインチゼルはやめて、デザインナイフの刃の背中で彫り直しました。ラインチゼル、彫れるんですが、曲線がかなり難しい。あと深く掘ると、刃の通過地点が一定にならず、結構とめどなくラインが深くなっていきます。定規をあてて、まっすぐスジ彫りするには最高ですが、曲線への使用はあまりお勧めできません。
amtの'67 Impalaは、確か'97年頃のamtの名作ラッシュ時に新金型で出たもので、タミヤばりにあっさり組めます。ただ、素組ではあまりに味気ないので、ホイールだけ、amtの'67 annualのフルホイールカバーに変更予定です。キットにはラリーホイールが付いていますが、たぶん新車時からラリーホイールを履いていたインパラってそんなに多くない気がしています。なので、もっとも主流であったはずのフルホイールカバーがいいかな、と。ホイール自体は、MODELHAUSのリプロを使用します。
あ、もちろんFordもやってますよ。
近々'64 Mercury Cometは塗れると思います。
それと、実はずうっと探していたヤツを入手しました。
Jo-Hanの1960 Oldsmobile 98です。
未組み立てのは相当高いのですが、ビルドも安くはありません。
ただ、最近思うのですが、接着方法さえよければ、未組み立てのものに比べて、ビルドの方がボディにダメージを受けている可能性が低いような気がします。
この頃のJo-Hanはご存じのようにあのちっちゃな箱に部品がギュウギュウ詰めで入っていて、その状態で保管されていると、ファクトリーシールドでも、ピラーがバッキリ折れていた、なんてことも珍しくありません。その点ビルドは組まれていることで、車体の剛性があがっていて、結果、程度は悪くなかった、ということもあります。まあメッキパーツはだいたい終わっていますが。
これも、MODELHAUSのバンパーなどをおごって、キレイにリビルドしてやる予定です。
後ろ姿は、'60年型のGMフルサイズの中で一番好き。
安定感があって、派手すぎなくて、まとまりもある。
インパラ、ボンネビル、エレクトラ、そしてこの98を並べてみたいもんです。
by ウカイ