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2008年02月20日
GRAND NATIONAL ROADSTER SHOW (Street Rod part1)
59回目にして初めてGNRSに行って来ました。
ロッド&カスタム界のミスユニバースとも言えるレベルの高いインドアショーとして有名です。
何しろそこに投入される予算も年々上がり、今では1億円オーバーも当り前となっています。
ここではホイールのワンオフなんてもはや常識!?
ディスプレー一つとっても知恵やお金がたっぷりかけられていて全てが完璧なんですが、その上を超える物が次から次へと登場するから恐るべしです。
クオリティーの高さも上がれば、ディテールの細かさもより緻密なところへとすすんで行く。
おまけに凄いヤツ程トリッキーで手間のかかるテクニックを駆使し、自然でさり気ない仕上を目指すため、よほどの知識を持ってしても本当の素晴らしさを判断するは不可能な域!?
そこで、ベースから完成までを事細かに示すジャッジブックや映像を用意し、何がどれだけ凄いのかをアピールします。
一見するとそれほどでも無い個体や、すでに見た事のある個体もジャッジブックで製作行程を見ると確実に関心させられてしまいます。
『え〜っ!そんなややこしい事してんだ〜』とか『え~っ!こんなところまでワンオフ!』とか『あれ〜、これアルミ製だったんだ〜!』と、見ただけでは解らないトリックが証されています。
正直、センス的に今一と思った個体でも『気付け無くてスイマセンでした!』と土下座してしまう程、ど〜にもならないところまでイッチャってます!
そ〜なるとアワードの行方も気になるわけですが、最も権威あるモーストビューティフル・ロードスターを手に入れたのはこちらとなりました↓。

ご覧のとおり、誰が見たって非の打ち所の無いビュ〜ティフルな仕上がりです。
ルーレットに見立てたディスプレーも含め、立派なお家が建てられる程の予算が投入されている事も明らか。

当然ホイールはワンオフ、シャシーやエンジンのディテーリングも凄い事になっていましたが、正直トータルでカッコいいかと言うと・・・・?。
凄さは伝わって来ますが、派手さばかりでセンスが良いとは言いにくく、ゴージャスだけど品がない。
個人的にはど~も叶姉妹的に思えるこのクルマは受賞して欲しくなかった・・・・。
右は受賞後トロフィーと一緒にパチリ。 スロットマシーンはディスプレーの一部としてこのクルマ専用にデザインされ、モニター部には製作行程の画像がスクロールするといった具合。
受賞したオーナーは20代ぐらいだった事からも、恐らくお父様がヴェガスあたりのカジノのオーナーか何かでしょ〜。

ジャッジブックも立派で解り易く丁寧に編集されています。たぶんこれを作るために専属の人が居るんでしょう。
何ページもある中で上のステアリングコラムには脱帽。
専門メーカーからビレット製の良いのが沢山リリースされていますが、こちらは左ペ−ジの部材の状態からCNCで掘削した一点もの。
シンプルなデザインでサイズも程よく、何しろドライバーのベストポジションで設計されるので◎!
そして、ディテーリングの要であり、差別化を図る上でもポイントとなるボルト&ナット。
おのおのの場所に馴染むベストなデザインとサイズで用意され、無ければ作る、と考え方は至ってシンプル。
『こんな事できたら良いな〜』と思いますが、既製品ですら新品で揃えるのもままならないボクにとっては夢のような話。
でも、いつの日か宝くじが当たった暁には、京浜工業地帯の職人のオッサン達を総動員してアメリカのビルダー達を負かしてやりたいと思います!
投稿者 ホットワイヤー石橋秀樹 : 2008年02月20日 16:47

