« 良い日お日和湘南ドライヴ編 其之壱 | トップ | 人間万事塞翁が猫 »
2005年09月27日
良い日お日和湘南ドライヴ編 其之弐
![]()
戦艦三笠に張り付き富嶽改激写するの図
鮪を直前にしてガス欠、バッテリーあがりに陥った前回の続きである。などと書こうとしていたら、縁は異なもの鯵なもの(鯵でなくて鮪だろう…あ、もっとそーゆー問題ではないですか…)、はたまた人生不思議発見!金のヒトシ君人形没シュート! 九州は熊本、肥後もっこり…いや、そーでなくて(あたしゃボビー・オロゴンか)…肥後もっこすの我が友人、富嶽ちゃんが、自慢の中島ハ-54空冷4列星型36気筒5000馬力発動機6基を全開にして勇躍湘南へと飛来した。聞けば三浦半島某所(現場保護の為、具体的な場所は伏せさせていただく)に今も打ち捨てられているチハ車の残骸を見たくてやって来たとのこと。そこで地元守備隊たる私が同行することとなり、期せずして三浦半島良い日お日和湘南ドライヴ編と相成った。まさしくこれから書こうとしていたルートをそのまま辿る旅となる訳で、奇遇というか出来過ぎというか…。ともかく超重戦略爆撃機富嶽改並びに長距離支援戦闘機寝魂汰52型は勇躍海軍猫田基地を飛び立ち出撃したのであった。という訳で前回からの続きである。下って来た134号線を城ケ島入り口交差点から三崎漁港方面へと下る。暫く鄙びた旧い商店街が続き、やがて三崎漁港へと突き当たる。漁港を正面にしてT字路となっており、前方にはクレーンで束ねた冷凍鮪が漁船から引き揚げられているのが臨める。このT字路右側、コンビニampmの隣にあるのが庄和丸(TEL:046-880-1231) 地元庄司水産鮪問屋直営の地元漁師さんお薦めの店だ。ここでは何といっても鮪丸庄丼/2,625円(税込) ちょっと丼物にしては高くねえ? と注文を躊躇するかもしれないが、食べてみれば120%納得の超美味である。新鮮大振り肉厚な特上刺身の中トロが敷き詰められた上に、更に大トロがトッピングされた超てんこ盛り状態。下敷きのご飯は「どこ~っ」と探さねばならぬほどの迫力である。これを喰わずしてマグロを語ってはならない大満足の逸品だ。続いてT字路を左折して湾の反対側に向かえば、ちりとてちん(TEL:046-882-6959)がある。ここのちりとてちん丼/1,890円(税込)はあづま丼、照焼き丼、ネギトロ丼の3種の小丼がセットになったもので、色々食べたい欲張りグルメにはお薦めだ。さて新鮮鮪で腹を一杯に充たしたところで旅へと戻ろう。雨は降る降る城ケ島の磯に~の北原白秋の名曲で有名な城ケ島へと渡る城ケ島大橋直前を左折し…(城ケ島へも行ってみたい向きは直進して寄っていって下さい)…宮川湾に添って畑の中を行く。首都圏に近いところとは思えない見渡す限り畑ばかりの風景が続くが、突然白い大きなプロペラが林立している光景に出くわし一寸ばかり驚かされる。これは宮川公園内に建てられた風力発電の風車で、真下に立つとブゥーン、ビィーンとブレードの風を切る音がしてちょっと恐い。更に進むと毘沙門湾、江奈湾へと通じる。この辺りの湾は入江になっていて、鄙びた地方漁港の味わいが何とも言えず郷愁を誘う。江奈湾の風景など1954年「大アマゾンの半魚人」の舞台であるブラック・ラグーンを彷佛としてしまう(のは私だけか…) 行き交うクルマとて無い地方道だが、道路の出来映えはえらく立派である。これでは猪瀬さんならずとも道路行政への怒りが沸き上がってしまいそうだが、ドライヴする側としては快適で大変結構なことである。間もなく剣崎が近くなるが、こちらへは行かずに(行きたい向きは行って下さい。大変風光明美です)、金田湾、つまり大平洋側へと出る。海の際をずんずんと走ると、やがて夏は海水浴客で賑わう三浦海岸である。民宿、海鮮レストランなどが立ち並ぶが、昨今はどこにでも在るフランチャイズのファーストフードやコンビニが目立つようになってしまい、都心から離れた地方海水浴場の風情は失われてしまった。それでも海水浴のシーズンが終われば海岸線は静かなものである。今は浮き輪を抱えた水着姿や子供たちの嬌声は消え、替わりにローダウンしたミニバンに乗ってやって来た、ボードを抱えたオットセイたちが我が物顔に振る舞っている。天気が良ければ対岸遥か房総半島が見渡せ、やがて九里浜の東京電力横須賀火力発電所の煙突が見えるようになると、そろそろ海ともお別れである。まあ、九里浜港へ行きたい向きは行っていただいて構わない。なんなら、そのまま東京湾フェリーで房総金谷へと足を延ばすのも宜しかろう。東京湾観音下の売店にある枇杷ソフトも旨い。さて134号線は暫くの間、京浜急行九里浜線と併走するようにして内陸部を走る。今も昔の景観を残す住友重工浦賀造船所を過ぎると、京急浦賀駅だ。ここからは京浜急行本線となる。やがて134号線は16号線へと合流し横須賀市街へ。横須賀と言えば海軍の街、そして米軍の街。しかし戦後接収されてダンスホールになっていたビルなど、異国情緒を醸し出していた建造物は近年ことごとく姿を消し、高層マンションや巨大ショッピングモールなどに変貌して、横須賀の街並も大きく様変わりしてしまった。心なしか横須賀米海軍ベース正面ゲートも、昔の厳めしさが失われてしまったような気がする。今でも市街にはさすがにYナンバーが闊歩しているが、どれも地味なカローラやシビックばかりで、昔のようにコルベットだのポルシェだのは見られない。米軍人さんたちも不況なのだ。ここではハセガワ1/350の素晴らしいキットも発売されていることだし、是非とも記念艦の戦艦三笠(財団法人三笠保存会TEL:046-822-5408/5225/http://www.kinenkan-mikasa.or.jp/)は見学したい。現物を目の当たりにすると「これが日本海軍の旗艦なのか?」と拍子抜けするほど小さな艦だが、空を睨む30センチ主砲はやはり厳めしい。昔は売店でにしきやや相沢模型の三笠のプラモデル売ってたんだろうなあ。もう無いのかなあ…無いっ! 無いに決まっておろーがっ! あとは停泊している自衛艦や潜水艦、フリゲート艦などを眺めつつ、さあてお次はどぶ板通りにでも行って本場のハンバーガー喰って、お土産のスカジャンと海軍さんのレトルトカレーでも買って帰るとするか。これにて三浦半島を巡る良い日お日和湘南ドライヴ編も一件落着。チハ車と三笠を初めて訊ねた富嶽ちゃんも、離陸用の脚を新たに装着し直し、燃料と爆弾を再び満載して、九州知覧への…違う違う。自宅の熊本へと帰還して行った。どーすか。たまにはこんな小ドライヴも…。
投稿者 平野克巳 : 2005年09月27日 18:46
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hobidas.com/blogmgr/mt-tb.cgi/2841

