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2006年09月15日
脳内にも秋風の吹く…
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秋がなーい、秋がっ! この数日いきなり涼しいを通り越して寒くなってしまった。どんよりと低く垂れ込めた鉛色の空、身体全体にまとわり付くような冷たい霧雨。なんだかいきなり一足飛びに冬になってしまったようだ。いつものようにTシャツと単パンで居ると、そくそくと足元が寒い。やはり寒いのだろう。いきなり猫どもが私の膝の上の奪い合いを始めた。デカい猫を2匹も膝に乗せている気も無いので放り出すと、即座に違う猫がやって来て腕枕で横になっている私の身体でくらくらと揺れつつバランスを取って香箱を作っている。お前はチャスラフスカか…ってどうも古いね、喩えが…そんなにしてまで人の体温をあてにしていたいのか。まあいい。こっちもそれなりに毛まみれ動物のぬくぬく感の恩恵に預かってはいるのだから。
しかし、暑い暑い、こんなこっちゃ模型なんぞ作っちゃおられん、などの言い訳を継続していたら、本当に模型を作る気力などすっかり失せてしまった。やらなきゃならぬモノはなんぼでもあるのだ。だが日々携わっていないと、段々と自分の日常の中からそうしたものが消えて行く。
三共1/25 三菱ブルドーザBD11
三和1/8 ホンダドリームCS72
クラウン1/40 ウィリスジープ
青島1/-- トヨタダンプトラック
日東1/15 メグロスタミナ500白バイ
山田1/-- プロペラボートフェザー
日東1/12 ホンダドリームCB450
日東1/12 ブリヂストンチャンピオンホーマー
三共1/150 ノースアメリカンSNJテキサン
ニューレイ1/6 インディアンチーフ
クラウン1/20 ホンダZ
エフトイズ1/24 ホンダスーパーカブ
今井1/40 トヨペットクラウンパトカー
三和1/-- XM47リトルジョンミサイル
嗚呼、今ざっと思い付くだけでもこれだけある。今目の前にある危機だ、これは…。だが日々の中でちょっとでも手をつけないでいると無いも同然の感覚に襲われて行く。この歳になると模型に限らず、こうした心理的現象は多々見られる。刺激を半ば強制されていれば忘れないが、そのものから遠離ったままでいると次第に記憶の中で薄まって行く。例えば若い頃なら恋人に逢えない時間が多ければ多いほど想いは募ってゆくのだろうが、私らの年齢になると逢えなければ逢えないだけ自然にフェードアウトしてしまうのである。それは日々、脳細胞がぷつぷつと音を立てて消滅しているのと同現象かもしれない。日々ずっとかかずり合っていれば辛うじて忘れないし、自分の日常の中に組み込まれているものとして認識も持ち続けられる。だが、どれだけ密接に関わったものであろうとも、インターバルを置いてしまえばその分だけ確実に記憶回路からは消去されて行く。私はかつてミニ、ビートルについてはどれだけ仕事をしたかしれない。でも今では何年から12インチだったっけ~とか、1302とか1303Sとかって何だっけかあ~、などとまるで覚束ない。完全に先祖返りならぬド素人返りしてしまった。そんな調子だから模型の世界に関しても、かつては明確に把握していたような事でも、今改めて思い出そうとするとその知識がてんであやしい。嗚呼、いかん。日々、脳内メモリが消去作業を促進している。このままでは「かっぱらぱあー」になってしまう日は近い。もはや若年性も付かなくなってしまったアルツハイマーに冒される日も目の前なのか。
「かっちゃん、駄目男なのねっ!」
「ねこ男ですよ」
「なんだそりゃっー!」
「だから駄目だって言ったにゃん…」
かくして私は月夜の晩にねこ男に変身し、ただもー何にも考えない生き物へと生きざまを変えてしまうのだった。ちなみに姿形は変わらない…(詳しくはwebでウサタクの話を検索して…も何も触れられてはいまへん…) そんな訳なので写真のようなクルマを見つけても「へー、古いのに新しいナンバー付けて走っとんねんなあ…」くらいしか思い付きませぬ。だって今更、何云々したってしょんないような古いふる~いブルーバードでしかないし…。Wピックったって…「自動車文明のIT革命やあ~」(彦摩呂の口真似で…その前に意味分かんねーし…)
投稿者 平野克巳 : 2006年09月15日 19:42
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