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2007年01月12日
【Vol.008】尊敬する人
僕はいつも仕事場のテレビをほぼつけっぱなしにしている。メインのパソコンの横にウインドウズマシンのモニタを置き、そのウインドウズマシンでテレビを映している。メインマシンはマックだけど、作成したウエブのチェックをしたり、ウインドウズ版しかないソフトウエアを使うためにウインドウズマシンも必要なんだ。だけど、普段使うことは少ないのでテレビにしている、というわけ。もちろん集中しているときはつけていても見ていないけどね。
で、今日、NHKの「プロフェッショナル」で取り上げられていた村松謙一さんという弁護士の話をみて、いや、本当に素晴らしい人っているんだな、って思った。
残念ながら、テレビ業界(つーか大手マスコミ)は嘘つきである頻度が高いから、この村松さんって人にも本当は裏があるのかもしれない(って思わされてしまう自分が本当に本当に悲しい)。
だけど、テレビのなかの村松さんは本当に素晴らしい人だった。見ていない人はぜひ再放送を見て欲しいんだけど、この方は倒産寸前の企業の救済を専門にしている弁護士の方。人の役に立ちたい、と思って弁護士になり、そして過去にいろいろな辛い思いを経て現在は人の命を救いたいからこの仕事をやっている、と言っている。
本当に凄い、と思ったのは、政府の財政諮問委員会に参考人として呼ばれた際に、「本当に倒産寸前の企業を100%救うべきかどうか」と政府側に聞かれて「100%救済しなければいけない」とはっきり応えているところだ。
誠心誠意社会に役に立ちたいと思いながらうまくいかない会社もあるだろうが、適当な投資や適当な経営でいい加減に経営して失敗するところも多いだろう。また、誠意にあふれ、いい仕事をしながらも時代に合わずうまくいかない会社も多いはずだ。だから、一般的にはもし、そんな質問が与えられたら「価値のある企業に関しては100%」とか、「可能性がある企業のみ」とか、普通なら答えてしまうだろう。失敗したほうが悪い、とね。
しかし、それらをすべて飲み込んで「100%救済しなければいけない」と言い切るところが本当に凄い、と思ったんだよね。理由は「人の命の関わる問題だから」。
うちの会社がもしそういう事態になったらぜひお願いしたいと思った。< って思う人がいっぱいいるだろうから、この番組の放映後、この村松さんの事務所は大変なことになるんじゃないかってちょっと心配です。
こういう人が増えてくれれば、日本はもっといい社会になるだろう。
僕は子供のころ、作文などで「尊敬する人をかけ」と言われ、思い当たる人がいなくてすごく悩んだ記憶がある。だいたい尊敬って概念がよく理解できなかった、っていうのもあるしね。
だけど、40歳くらいになってから「オレはこれはできないなあ」と感服して尊敬することが増えてきた。きっとそれは、若いころはまだ自分がなんでもできると思っていたのに対し、年をとって出来そうなことと出来なさそうなことの区別がついてきたからなのかもしれない。
テレビを見て尊敬した……ってのはもう一つあって、だいぶ前だけど「よゐこ」の濱口だっけ? が、テレビ番組でゴミ屋敷の掃除に行ってたんだよね。この掃除のときに、家の主のおばあちゃんの家の、ゴミの下から出てきた食べ物を一緒に食べてあげたり、挙げ句の果てには一緒にオフロに入ってあげたりしていたのを見て、「本当こいつすげー!」って思ったのをよく覚えている。すごく人間でかいヤツだなあ、と。
昨日のニュースステーションで特集されてたデデューも凄いと思った。引退して半年たつシンクロのスイマーなんだけど、今活躍しているロシアの選手のシンクロを見て「シンクロは芸術なのに、彼女のシンクロは芸術になっていない」と言い切って復帰を決めたそうだ。自分の価値観を信じて疑わない(多くの人は失敗を恐れて言い切らないよね)その姿勢は、プロとしてスポーツをする人にはぜひ見習って欲しい、と思ったね。
さておき、テレビを見ているとバカになるとか、ロクな情報がない、という人も多いし、実際僕もそう思うけれども視点を変えて常に距離を保ってみていれば素晴らしい内容のものも多いと思いますよ。オリエンタルラジオの武勇伝もあれ、かなりの運動量とトレーニングが必要そうで凄いナー、きっとスゲー練習してるんだろうなー、なんて思わせられたりね(ちょっと尊敬とは違うけどさ)。
今年もそんな尊敬出来る人にたくさん出会いたいな。出来れば、ナマでね。
投稿者 mikami : 2007年01月12日 03:07
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