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2007年04月25日
FREERIDE的SUGO 2 DAYS考察

サラ最高! チャオ!
ダーヌポのHopperが非常にいいこと(オンタイム制ってなんなら! という人にも親しみがわくであろうレポート)を書いているので、それに刺激されて、こちらはこちらでレポートを書こうと思う。

やっぱ監督最高かっけー!
まず、SUGO 2 DAYS ENDUROについて。このレースは、全日本選手権エンデューロの第一戦であるわけだけど、同時に唯一本州内で開催されるオンタイム制エンデューロでもある。第二戦は北海道・夕張、第三戦は九州・熊本なので、経済的事情や時間の問題で遠方にはなかなか出かけられないアマチュアライダーにとっては、非常に重要な意味をもつわけだ。
そんなこともあって、今回はエントリー申込開始後、わずか2週間弱で160名の枠が埋まってしまうほどの人気。これにはウエブエントリーという、非常に便利なエントリー方法を取り入れたことも大きかったような気がする。
また、このSUGOは競技専用車で走れるというのも特徴。夕張、そして2005年以来開催を休止している日高、そして今年再開される木古内(これはオンタイム制ではないけれど)などでは、ナンバー付きの車両でないと参戦できない……というか、オンタイム制エンデューロは、一般的に広いエリアを使用して開催されるので公道用バイクでないと参加できないのが普通なんだけど、このSUGOでは公道を使用しないため、レーサーでの参加がOK。これも人気の一因となっているはず。Hopperくん、KTMなどが多いのはこういうことも理由なんですよ。
さておき、今回のSUGOが素晴らしかったのは、各クラスの平均レベルのライダーでも、なんとかオンタイムで走れるタイム設定になっていた、ということである。
さすがに全日本クラスやAクラスは厳しかった(SUGOの藤原さんが設定したタイムはヒルクライムで2回失敗したら間に合わない、というものだったそうだ)ようだが、僕の参戦したCクラスはそれなりに余裕のある設定だった。
さらに、その余裕ある設定に加え、コース状況に合わせてスタッフが的確にコースのショートカットを行ったため、選手は結果的にテストでプッシュできる体制が作れたと思う。これまでのSUGOでは、必死に走ってもオンタイムに間に合わず、ルートだけで疲れ切ってしまって、テストはただ通り抜けるだけ……そうなることも少なくなかっただけに、今回のSUGOでは、多くのライダーたちがオンタイム制の醍醐味……ルートをきちんと走って、テストはしっかり攻める……を味わえたんじゃないかと思う。

サラのコーナリングはスムーズ、でも速い!
その結果、カメラマンや観客のなかには「今回はあんまり見ていて面白くない」という意見もあったようだ。例年なら、渋滞した地獄絵図の中を華麗に走り抜けていくトップライダー……という絵が見られたのに、というわけである。確かにそういう意味では面白くなかっただろう。
しかし、それは野球での乱闘劇のようなもので、本来見られていいものではないのだから、これでいいのだ。乱闘劇の代わりに、素晴らしいピッチングやバッティングが見られただろうからだ。
もちろん、天候も幸いした。初日は完全なドライ、初日の夜に雨が降ったものの湿った程度で、2日めのコースにはマディと言えるような場所はわずかだった。
今回はもし天候が悪化したら、タイム設定は変えずにコースをカットして難易度を調整する……と発表されていたが、もしファイナルクロスの時に降った雨が半日早く降っていたら、ルートにはやはり地獄絵になる場所が出てきたはずだ。
しかし、うまくショートカットして繋げられるコース設計、そして完璧に近いコース制作をおこなってくれたスタッフたちの努力も大きい。スタッフの皆様、本当にありがとうございました。本当はスタッフの人たちが、いちばんここでレースに出たいんだと思うんだよね……
というわけで、大きなミス、トラブルがなければオンタイムで走れるタイム設定に加え、快適な天候、HIROレーシングさんの美味しい屋台(豚トロ最高だった!)、短くも的確なブリーフィング、そして選手同士の良好なコミュニケーション(選手同士で質問したり、応えたりしているのはよく見かけた)によって、今回のSUGOは、競技会場というよりは素晴らしいミーティング会場のような雰囲気だったと思う。まあ、見ようによっては厳しさが足りなかった? と思う人(フジワラサーん)もいるかもしれないが、アマチュアも参加する大会としては本当に完璧な内容だったと思う。
そして、ジョバンニ・サラ。残念ながら僕は前日のイベントには参加できなかったんだけど、サラの非常にプロフェッショナルなホスピタリティ(参加した人はみんな感じていると思う)によって、この大会はさらに完璧なものになった。ただ速い外国のライダーが来た、っていう感じではなく、みんな友達が増えたって感じたんじゃないだろうか。そして、モトクロスライダーとは明らかに異なる走りに、エンデューロならではの速さ、テクニック、魅力を感じたはずである。

本誌シニアエディターのナルキングも体調不良ながら全日本クラスでがんばってました
その象徴的なものが、ファイナルクロスでも見られた。ここから先は商品として(笑)本誌用にとっておこうと思うけれども、サラと鈴木健二、そして日本のトップライダーたちによって行われたファイナルクロス最終ヒートは最高だった。また、最後の最後がニクかった。サラの勝ったぜ! っていうんじゃなく「楽しませてくれてありがとう」的なジェントルマンな態度。僕らがレースに出るとついつい忘れてしまう、エンジョイって言葉を、彼が思い出させてくれたのだ。
というわけで、SUGO 2 DAYS最高でした! 個人的にも、3年越しで初めて完走できたし、ファイナルクロスは優勝だし(最後ダースペさんに抜かれたんで2位だと思ってたんだけど、それってレース終わったあとだったんだって)、ライバルのコクちゃんやマナちゃんに総合で負けたりなどいろいろがっかりだよ! 的なところもあるけれど、ただ完走だけでなく、順位まで意識できた今回のSUGOは僕にとって大収穫だったわけです。まあ、もちろん、自分に足りないものもはっきり見えてきたわけだけど……。
それと、やっぱりもし雨降ってたら完走できてなかったかもしれない、と思うとナア。
どんなコンディションでもきっちり走りきれるようになれるよう、これからもがんばろう。週末はアサマだ!
P.S.しっかしね。今回、PowerPartsのアクラポビッチのフルエキをEXCFにつけて参戦したんだけど、これマジ最高ですよ。下の付きから中間のなめらかさ、吹けきりまで……。マシンを作ってくれた、モンドモトの市川さん、本当にあざーした!

今回一緒に走ったのは、ISDEのマネージャーも務めたギョーツさん。あのサラリーマンライダーの作者でもあります。完走したことないとか言ってて、いい走りしてんじゃないすかーウソツキー
P.S.のP.S.
フリーライドマガジンのVOL.11でも記事やるので買ってくださいね。ザザー。
投稿者 mikami : 2007年04月25日 22:11
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