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「もて耐」に出ます。その3

明日から「もて耐」参戦の為サーキット入りします。
朝4時お店出発です。
ここしばらくブログを書く暇もないぐらい、マシン作りにかかりっきりでした。
やっと今日完成しました。

その1でマシンが出来ました。と書きましたが、あくまでもとりあえずできたと言うだけで、
実際はそれからが色々とやることが出てきます。
たとえばポジションが少し悪いとか、サスペンションのセッティング、車高、取り付けた部品が干渉する等、
「遊び」と言っても最低限のことはやっておかないと安全に走れませんし、回りにも迷惑をかけます。
この辺は「オートバイ遊びのプロ」として妥協してはいけない部分です。

今回、最初の設定から大きく変更した部分は以下です。
まずサスペンション。
当初STDのWP(ホワイトパワー)を取り付けていたのですが、
タイムが上がってくるとマシンが暴れるようになってきたので前後とも中身を変更して全体の減衰力を上げました。
フロントサスはプリーロド調整をするのに外装を外さなければやりにくかっので油圧で調整できるシステムに変更。
リヤも細かい車体姿勢のセッティングの為に車高調整付きに変更しました。
また、BMW水平対向エンジンはバンク角が非常にないのでそれを稼ぐ為にスイングアームのたれ角を変更して、
バンク角を稼ぎました。
結果、足がほとんど付かないぐらいに車高が上がりましたがこれも安全に走るため、仕方ありません。
(レースで足を着くのはスタートの時だけなので我慢します。)

少し専門的な話になってしまいましたが、そんなことをやってやっと本日完成しました。
あとは明日からのレースで怪我の無い様楽しく「遊ぶ」だけです。

それから今回、皮ツナギも新調しました。
それも今日ぎりぎりで完成してきました。
(実は1週間前に出来てきたのですがフルオーダーなのにぶかぶかで作り直してもらいました。)

48にもなるとおなか回りがかなり成長してチョッと恥ずかしいのでおなかの太いのが目立たないデザインにしたのですが・・・。

これは約7年着たツナギです。今回で一線を退きますがこのツナギでだいぶ助けてもらいました。
今後は練習用としてゆっくり余生を送ってもらいます。

本気で「遊ぶ」って結構疲れます。クラフトのHP

「もて耐」にでます。その2

「もて耐」出場マシンで練習に行ってきました。
メンバー4人なのですがチームクラフトのポキポキ滝本(48歳)、加藤良隆(45歳)、渡辺英一(38歳)の3名のみ。一番の若手(33歳)サーキットの魔術師こと、副編集長伊丹氏は相変わらずの忙しさで、レース当日の、ぶっつけ本番になりそうです。
ただ、過去に、「もて耐」も含め3回、BMWでもてぎのレースに出てるので、当日は元国際A級(みなさん知っていました?本当に元国際A級ライダーで、鈴鹿でバリバリに走っていました。)
として、スペシャルな走りを見せてくれることを期待しています。

残された我々の今回のもてぎでの目的は「ビデオ撮影」です。
ビデオ撮影・・・・???
レース前に何を考えているのかと言われそうですが、本来なら他のチーム同様にセットアップ等やらなければならないはずです。しかし、我々クラスになると予選落ちが見えているので無駄のことはせずに有意義に「遊びます」。

今回のために新兵器を作りました。

これは出場マシンでなく私のマシンです。
その私のリヤシートになんとビデオカメラを発泡スチロールとガムテープでぐるぐる巻きにして固定しました。当初、もてぎのスタッフの方はカメラが大きくて落ちるから駄目だと言っていましたが取り付けた様子を見て、あまりのすごさにあきれて、何も言いませんでした。
(次回以降は小型ビデオで皆様に迷惑をかけないようにします。)

この状況で私が前を走り他のメンバーがその直後を走って、MOTO GPのロッシとジベルノウのバトルのような状況を撮影しました。

なぜ、いい歳の大人がこのようなことをするか。それは、MOTO GPのようにカッコイイ走りを撮影して自分の歴史として残しておく。また、人に見せて自慢する。単純な発想です。バイク乗りは本当に自己顕示欲が強いです。

撮影結果はどうだったかと言うと、これがMOTOGPみたいに・・・と思っていたのですが、それほどカッコ良くはない。素人なので当たり前と言えばそれまでですが、やはりまだまだ練習の余地ありでした。

ところが、ビデオにカッコ良く映りたいからライダーはラインどり、フォームをきっちりとするので、なんとこの「遊び」のおかげでそれぞれ1秒自己ベストを更新しました。真剣に遊ぶとやはり良いことが有るんですね。

今週末レース前の作戦会議(合コンという噂もあります。)を居酒屋でやることになっていますので、このビデオねたで盛り上がることは間違いありません。

クラフトのHPも見に来て下さい。

「もて耐」にでます。その1

7月16~18日はもてぎで行われる「もて耐」に出場します。

エントリー名はチームクラフト&クラブマンRT。
メンバーは副編集長のサーキットの魔術師?伊丹氏と私ポキポキ滝本と、チームクラフトのメンバー加藤良隆氏、渡辺英一氏の4名です。

マシンはBMW R1100S(写真のバイクです)。

このマシン「カッコ良い」でしょう。そもそもBMWのノーマルボクサーエンジン(水平対向の2気筒エンジンのこと)で「もて耐」に出るということはイコール、予選通過を考えていないとうことです。
やはり国産のスーパースポーツバイクはサーキットでは早い。BMW ボクサーエンジンでは全然太刀打ちできません。

「もて耐」の偉い所は、予選不通過チームも「3時間耐久」というありがたい救済処置レースがあります。
我々は当然そこ狙いでの出場です。(狙ってるのではなくそこしか走れないのです。)

チームの参戦目的は「オートバイで遊ぶ」です。真剣に世界を狙ってるライダーには申し訳ないのですが、我々は「遊び」なのです。

当然レースなのでリスクもあります。最低限の技量も必要です。ルールも守らないと危険です。それら全てを理解しての「遊び」なのです。

「遊び」は楽しくなければいけません。

マシン作りも自分たちの手作りで楽しみながら「カッコ良く」作ります。(自己満足の世界)走りも楽しみながら安全マージンを取って突っ込みます。ライダー交代、燃費計算、ラップタイムも一生懸命考えますが「遊び」なので、どこか大事なことが抜けています。でも、みんな真剣です。

大人になって真剣に「遊ぶ」なんてことみなさんあります?

「V字コーナーでINをさして1台抜いた。」とか、「ヴィクトリーの立ち上がりでハイサイドしそうになったけど上手くこらえたよ。」「1コーナーでインをさされたけど立ち上がりクロスで抜き返したよ。」そんな一瞬の本人しか分からない些細な出来事で3ヶ月はニマニマしてられます。

本当にライダーって単純ですね。でも、オートバイで真剣に遊べる我々はなんて幸せなんだろう!

クラフトのHP一度見に来て下さい。

プロフィール

滝本幸一 Koichi Takimoto

<神奈川のBMWディーラーCRAFT(現Motorrad SHONAN Craft)店長>
普通のバイク屋の店長が1月のツーリングに行くとこがなく、何気に雑誌のB・O・T・T(バトル・オフ・ザ・ツイン)という文字に目が留まり、なんだか良くわからないままお客様を連れて筑波へ・・・・。そこで出くわした光景に人生の歯車が狂いだし、翌年にはコース上に。それから約25年、いまだに同じことを繰り返す日々。最近は、年とともに転倒が増え「いい加減にしたら」なんて声が周りから聞こえてきます。負けるな、永遠の草レースライダー!

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