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2006年09月28日
NSX、もうひとつのスポーツモデル。
NSXには『タイプS』というモデル(写真上)があります。
サーキットを本籍地とする『タイプR』に対して、この『タイプS』はワインディングを駆け抜ける喜びに重点を置いて開発されたモデルです。
これまで『タイプS』のステアリングを握る機会に一度も恵まれなかったため、『R』と『S』のポテンシャルやフィーリングはどのくらい違うのか? 気になりまくっていました。
ひょっとして、公道では『タイプR』より良かったらどうしよう!? と少し不安だったのも正直な気持ちです。
その『タイプS』で、街中~高速を300kmほど走りました。
『R』か『S』かの結論は……?
『タイプR』の方が今の私向きでした。
パワステ、トラコン、エアバッグ、エアコンなどが装備されていない『タイプR』のドライビングは、極度の緊張と体力を要します。しかし、ピュアスポーツというキャラクター性はこちらの方が断然上。刺激も強いです。
また、トラコンがないため、『テールスライド → 即スピン → 全損』という恐怖心が常にあり、まだまだ攻めきれない(=未知なる部分が残されている)ことも魅力です。すべてを知りつくすと、楽しみってなくなりますから。
一方の『タイプS』は快適そのもの。
パワステもある、エアコンも効く、制御の素晴らしいトラコンがあるので多少リスクのある走りにも応えてくれます。運動性能はメチャメチャ高いのに、街乗りも最高。1台であらゆるシーンをカバーしてくれる『911カレラ』のような理想のスポーツカーといった感じでした。一生付き合うなら、『タイプR』よりも『タイプS』かもしれません。
両車には、それぞれ良い部分があります。
次号のロングタームテストでは、そのあたりを詳しくレポートしてみたいと思います。

投稿者 ロッソ編集部 : 2006年09月28日 19:07


