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2008年8月 8日
訃報。
ニュースなどで既にご存知の方も多いかと思いますが、昨日8月7日早朝、ピニンファリーナのCEOであるアンドレア・ピニンファリーナ氏が交通事故で亡くなられました。氏はベスパで通勤途中と思われ、イタリア・トリノのオフィスまで数キロの場所だったそうです。相手は一時停止を見落とした老人が運転する小型車。救急隊員が蘇生を試みるも、手遅れだったとか……。51歳。早すぎる死です。
なぜベスパで通勤? という、大会社のCEOにしては不可解なところもありますが、詳しい事情はわかりません。上記内容も、実はイタリア在住の福井恵里奈さんに教えて頂いたものです。最初にお知らせを頂いた時には、にわかに信じがたかったものの、他の方からもお電話を頂き、段々と現実味をおびてきました。
個人的には、昨年のジュネーブ・ショーでお会いしたことがあります。グラントゥーリズモの発表時で、ブースで写真を撮らせて頂きました。ですがその際に氏は、ひとりで写るのをイヤがっていました。ピニンファリーナは個ではなく、チームだ、という意味だとその時は解釈しました。それ以外でも、イタリア人にしては珍しく? 神経質な印象。デザイナーというよりはビジネスマンという雰囲気でした。
このニュースを受けてピニンの株価は急上昇。取り引き停止となったそう。経営者を失い会社は不安定となり、噂になっていた買収が一気に進むと予想されるからですが……。果たして名門ピニンファリーナはどうなってしまうのでしょう? ベルトーネの生産部門破産といい、バッドニュースがイタリアンカロッツェリアに続きます。
ひとりのイタリア車ファンとして、とても心が痛いニュースでした。ご冥福をお祈りすると同時に、ピニンファリーナ社に救世主が現れることを心より願います。
投稿者 ピーライ : 2008年8月 8日 21:25









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