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2014年6月25日

МJ参謀長、カンボジアの交通を語る

安ド二等兵「殿。カンボジアはいかがでしたか!」
МJ参謀長「うむ。すべてがユルくて優しい、ノンビリした国であった」
安ド「ほほー」

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МJ「出発前エノテンは、『カンボジアって、やっぱり地面はドロドロで、今でも難民がいるんですか?』と言っていたが、内戦は20年以上前に終わっているので難民はいない」
安ド「あ、いないんですね!」
МJ「しかし地面はドロドロだった」
安ド「ドロドロですか!」
МJ「今回俺はタイ国境からベトナム国境までカンボジアをバスで横断したが、アンコールワット周辺や首都プノンペンの一部を除いて、全般に泥だらけゴミだらけ、国道は道路工事だらけであった」

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安ド「ところでカンボジアって、どんなクルマが走ってるんです? 軽トラとかですか?」
МJ「軽トラは日本にしかおらん! 乗用車はカムリ。そしてカローラ。あとはハリアー、レクサスRX、そして王者ランクルという感じだ」
安ド「全部トヨタ車じゃないですか!」
МJ「トヨタ様が絶大な人気を誇っていた。カンボジアはトヨタ帝国だ!」

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安ド「ガッポリ儲けてるんですね!」
МJ「いや、中古車が大部分だし、税金逃れのために車体をバラバラにして輸入して、こっちで合体させることもあるらしい」

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安ド「豪快ですね。交通マナーみたいのはどうでした?」
МJ「それには、かなりのカルチャーショックを受けたぞ!」
安ド「超危険なんですか?」

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МJ「そうとも言えるが、そうでもない。たとえば反対車線に出ての追い越し。カンボジアではこれを、かなりゆっくりやる」
安ド「へっ?」
МJ「儂は最初、ヘタなのかノンビリ屋なのか意味不明だったが、実はそこには、カンボジア人の深慮遠謀があったのだ!」
安ド「ど、どんなです?」

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МJ「カンボジアには多数のバイクやトゥクトゥクが走っていて、それらは日本における自転車のように、右側通行も左側通行もないに等しい。クルマとしては、どこからバイクやトゥクトゥクが目の前に割り込んでくるかわからん。そんな状況では、とにかくスピードが一番危ないのだ! そこで、対向車が来ていても決して急がず、ゆっくり追い越しをかける!」
安ド「な、なるほど! ただ、それだと対向車とぶつかりませんか?」
МJ「対向車もぶつかりたくないので、事前にスピードを落とす。このようにして事故が防がれていた!」
安ド「おおっ! すばらしい譲り合いの精神!」

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МJ「ホーンは鳴らしまくりだが、カンボジア人は基本的にとても優しく、決して自分の権利を強く主張したりしない。危なければどんどん譲る。この点は日本人も見習うべきかと思ったぞ!」
安ド「僕も見習います!」
МJ「ただ、全般に人が良過ぎて、ルールはないに等しい。そのユルすぎる姿勢が、ポル・ポトの大虐殺を許してしまったような気もしたぞ!」
安ド「じゃ見習いません!」

投稿者 MJブロンディ : 2014年6月25日 18:35

2014年5月15日

МJ参謀長、安ド二等兵と『島耕作』を語る(その7)

МJ参謀長「安ドよ。『美味しんぼ』が話題だな」
安ド二等兵「話題のようですね」
МJ「読んだか」
安ド「読んでません」

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МJ「昔は読んだか」
安ド「『美味しんぼ』はほとんど読んだことがありません」
МJ「お前は元漫画家志望だろう?」
安ド「中学生までです(笑)。なにしろ食い物に興味がないので、『美味しんぼ』は読みませんでした」
МJ「そういえばお前は、とてつもない偏食だったな。一番好きな食い物はなんだ」
安ド「肉です」

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МJ「俺は昔、『美味しんぼ』には、数々のことを教えてもらった」
安ド「食い物のことですか?」
МJ「うむ。本わさびは醤油に溶かすなとか、魯山人風すき焼きとか。雁屋先生には大恩があるだけに、今の先生の意見は残念だ」
安ド「すいません。まるでわかりません」


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МJ「ところで『ヤング島耕作』だが」
安ド「新入社員の時から課長になるまでの島耕作ですね!」
МJ「あれの1巻を読んで、俺は打ち震えたぞ」
安ド「なんか食い物のことがありましたっけ?」
МJ「食い物じゃない。70年代の公衆道徳だ」
安ド「あー、テレビとかを川に捨てちゃうヤツですか!」
МJ「そうだ。俺が小さい頃、日本人の公衆道徳は実際そんなもんだった。うちの両親も、ゴミを道端に捨てていた」
安ド「ウチのオヤジは、そのへんのものをかっぱらってました!」
МJ「それと、鉄道沿いの田園に立てるデカい"野立て看板"のことが出てくる」
安ド「でしたっけ」
МJ「70年代は、鉄道に乗ると、田んぼの真ん中いたるところに、けばけばしい巨大な看板があって、俺も子供心に『汚いな』と思っていた」
安ド「そうなんですか!」
МJ「まあ今も道路沿いにいっぱいあるが」
安ド「ありますね」

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МJ「野立て看板はともかく、40年前の日本人は、今みたいにちゃんとしてなかった。つまり先進国になったんだ」
安ド「そうなんですか!」
МJ「たとえば犬のウンコ。昔は町のいたるところに落ちていたが、いま犬を散歩させてウンコを取らなかったら通報される」
安ド「そう言えば、ウチの実家がある東松山ですら、最近はウンコ取ります。昔はそんなもん、絶対取りませんでした」
МJ「それはいつごろの話だ」
安ド「えーと、僕が子供の頃です」
МJ「お前は今37だから80年代だな」
安ド「ですね」
МJ「だいたいその頃安藤家では、恐るべき動物虐待が行われていたんだろう?」
安ド「はい。オヤジが番犬用に野良犬をとっ捕まえてきて、家で常時5匹くらい飼ってたんですが、エサは地面にブチまけてたので、エサ用の器もありませんでした」
МJ「何度聞いても凄い話だ」
安ド「名前をつけなかった犬もいて、"裏のアレ"とか"表の白いの"とか呼んでました」
МJ「犬が死んだら?」
安ド「俺と兄貴で庭に穴を掘って埋めてました。だからうちの庭には犬が50匹くらい埋まってます」
МJ「近所から苦情はなかったのか」
安ド「当時、近所は畑だらけで家がありませんでした」
МJ「......そんな野蛮な国だった日本が、今では誰もが犬のウンコを拾い、死んだらお墓まで作る。日本は本当にちゃんとした国になったろう?」
安ド「そう言われればそうですね!」
МJ「なにより安ド、今ではお前が座敷犬を2匹も飼い、猫可愛がりしてると言うじゃないか!」
安ド「猫ではなく犬です! 猛烈に可愛いです!」
МJ「名前は?」
安ド「あります(笑)。メイプルとギズモです」
МJ「文化的だな」

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投稿者 MJブロンディ : 2014年5月15日 14:36

2014年5月 8日

МJ参謀長、安ド二等兵と『島耕作』を語る(その6)

MJ「安ドよ。『部長 島耕作』の後半は、あまりにもスバラシイな!」
安ド「そんなにすばらしいですか!」
MJ「島耕作も五十過ぎ。ちょうど俺と同じ年代なんだ」
安ド「三十四歳からスタートした島耕作シリーズも、二十年近く経ったってことですね!」

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MJ「四十代までの島耕作シリーズは、主人公が何をやっても成功しまくりのモテまくりで、一種お笑いマンガの要素が強かったが、五十代からは中身の濃さが違う。人生の悲哀が強く感じられ、つい自分と重ね合わせてしまうんだ!」
安ド「たとえばどんなところですか?」
MJ「島耕作本人ではなく周囲の同年代の連中だが、リストラされたり自殺したりするだろう。『男は五十を過ぎると自分の器が見えてくる』という言葉には、思わず深くうなずいてしまったぞ!」
安ド「僕は三十超えたあたりでもう見えました!」


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MJ「それは、フェラーリを買うのはムリと諦めた件か!?」
安ド「僕は貯金ができないのでフェラーリはムリです!」
MJ「......生まれてこのかた貯金をしたことのないオマエが、ようやく気づいたか!」
安ド「いつかできるかと思ってましたが、やっぱりできませんでした!」
MJ「フェラーリが無理なら、88万円のアルファ166がベストだな!」
安ド「166がベストです! またちょっと調子悪いですけど」


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安ド「島が博多に飛ばされたところで、殿の大好きな悪役の今野が再登場しましたね!」
MJ「うむ。アイツが島耕作の上司になったというので、震えが来たぞ!」
安ド「弘兼先生の伏線の張りっぷりは凄いですね!」
MJ「本当に凄いな。しかしあの今野ですら、最後には島耕作の愛の力で改心・成仏してしまう。もはや島耕作は神だな!」
安ド「サラリーマンの神です!」
MJ「神はついに取締役になったな!」
安ド「神ですからね」

投稿者 MJブロンディ : 2014年5月 8日 17:34