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2006年03月10日
宿命の対決シリーズ エッセ対ゼスト編 その3
一方、ホンダ・ゼストはというと、見事なほどにエッセのエンジンとは正反対だった。
ゼストのP07A型エンジンは、ライフから導入されてるヤツだけど、今回改めて乗ってみて、改めて感動しますたよ。これはほとんどレーシングエンジンだ! いかにもホンダエンジンらしくビュンビュン回る。「とことことこ」で濃いエッセとは真逆の、軽くて鋭いフィーリングね。
ボア×ストロークは、うおおおお! ってくらいのショートストロークで、なんと71・0×55・4。かつての空冷ポルシェくらいのショートストロークじゃんか!! ホンダのエンジンって、ロングストロークだろうがショートストロークだろうがビュンビュン回るっちゃ回るんだけど、ゼストのはこまねずみみたいに回る回る。これはこれで気持ちいいんだよね‥‥。
ちなみにライフとゼストを除くバモス等のホンダの軽は、ボア×ストロークが66・0×64・0のスクエアタイプとなっております。三菱もスクエア、スズキは68・0×60・4でエッセ以外のダイハツとほぼ同じという普通のショートストロークタイプなのら。うーん、こうやって調べてみると、軽っていろいろ面白いなあ~。
とにかくゼストのP07A型エンジンは超ショートストロークなんだけど、じゃ低中速トルクがないかって言ったら、そうでもないんだよ。
ゼストは、まずSOHCだ。SOHCでバルブ径が小さい分、基本的に低中速に強い。プラス、ショートストロークの宿命として燃焼室が平べったい「ホットケーキ型」になるので、それを補うためとパワーと燃費とエコロジーの制御を狙って、ツインプラグによる2点位相差点火(時間をずらして火花を飛ばしてる)を採用してる。これで11・2という高圧縮比が可能になった(エッセは圧縮比10・8でちょい負け)。結果、52ps/6700rpm、6・2kgm/3800rpmと、スペック上はエッセより若干低回転型という逆転現象になっているんだよな。ま、実用域ではおおむね同じなんだけど。
投稿者 MJブロンディ : 2006年03月10日 21:52


