2006年5月
2006年5月28日
閑話休題・清水草一からのお知らせ
ちょっと更新が滞っててすみません。
とりあえずスバルの軽シリーズは終わったので、次回のテーマまでのつなぎとして、僭越ながら個人的お知らせをさせていただきます。
6月20日、私の新刊が発売になります。
『クルマの女王・フェラーリが見たニッポン(講談社刊)』というタイトルです。
私の愛するフェラーリが、このニッポンでどう生きてきたのか。60年代の日本初上陸と日本人初のオーナーにはじまり、70年代のスーパーカーブーム、石油ショック、バブルとその崩壊などを背景に、克明に追った渾身の力作です。他社の本でどうもスイマセン‥‥。
ネコ・パブリッシングからも、7月あたりに『貧乏人はフェラーリを買え!』という本を出させていただく予定です。また、同じく7月には、自主制作DVD第4弾『熱すぎるぜ! フェラーリ破滅主義』も発売します。6月、7月は清水草一月間ということで、ひとつよろしく。
投稿者 MJブロンディ : 2006年5月28日 23:14
2006年5月18日
スバルの軽は我が道を行く その5
スタイルもR2の方がてらいがなくてイイ。タイプSなんでスポーティで精悍だし。顔は日和ってスプレッティド・ウインググリルを捨てちまって、まあ捨てたのは会社の浮沈にかかわる大問題だったからしょうがないとしても、取ってつけたニッコリグリルは全然ダメ。でも、横からとか後ろから見たら実にイイ。最初に環8でR2を見かけた時、「イタ車も逃げ出すスタイリッシュさだぜ!」と思ったけど、その直感は決して間違ってなかった。
そして燃費。
なんと、リッター16キロも走ってた。
NAがリッター10で、スーパーチャージャーがリッター16。走行条件は同じじゃないけど、そんなにかけ離れたもんでもない。なんちゅー差‥‥。
やっぱり低速トルクというものは重要ですなあ。そして特にスバルの軽は、NAだと低速トルクが薄いため、走りと燃費に大きな差が出るんだね。
スバルは、レガシィやインプレッサでも昔からターボをメインに据えてるが、過給器付いてるのと付いてないのじゃ、伝統的に差がデカかった。最近のレガシィあたりはNAでもかなり粘るようになってるし適度に男っぽくて好きだけど、軽ではまだまだ男っぽ過ぎる。つーか時代遅れ。スバルの軽はスーパーチャージャーに限る。
零戦の「栄」エンジン(中島飛行機製)もスーパーチャージャー付きだったし、スバルの軽はいまんところスーパーチャージャーを選んで、零戦に乗ってるつもりになりきるのがステキかもって思いました。
投稿者 MJブロンディ : 2006年5月18日 19:06
2006年5月14日
スバルの軽は我が道を行く その4
そして最後に燃費。
やはり‥‥。
燃料計から推察するに、悪い予感はしていたが、わずかリッター10キロしか走ってませんでした。高速もそれなりに混ぜて走ったんだけどね。
カタログ燃費24キロなのに、実燃費が10キロ。これはイカン。R1 R、存亡のピンチである。確かにシティコミューターとしての価値は認める。最近杉並区内でも結構見かける。どれもオシャレさんに使われているようだ。しかし、この燃費はどうしようもない。
そして入れ替わりにやってきたのが、R2 タイプS スーパーチャージャー。今度はスバル自慢のスーパーチャージャーにしてみました。
そう言えば戦時中の国産戦闘機は、ターボ(の特にタービンの高速回転に耐えるベアリング)が開発できず最後までスーパーチャージャーに頼り、そのため空気の希薄な高高度での性能が大きく落ち、高度1万メートルから焼夷弾をバラ撒くB29(ツインターボエンジン×4装備)の跳梁を許したのであった。夜間双発戦闘機「屠竜」の活躍もあったが、焼け石に水。痛憤。
スペックは、他社のターボと同じく軽自主規制枠一杯の64馬力/6000rpm。最大トルクは10・5kgmだが、発生回転は、NAが4400rpmなのに対して3200rpmと大幅に低い。
実際これは、ママドライバーも大好きな低速トルクタップリタイプであった。いや、ママドライバーだけじゃなくて僕も好きです。やっぱり軽は経済性が命なんで、こうじゃないとイカン。NAと違って、ちょっとアクセル踏んだだけてちゃんと前に進んでくれます。CVTもなぜか静か。もうまるっきり別のクルマって感じ。踏み込んでもきっちり吹け上がる。パワフル感はNAの2倍!
投稿者 MJブロンディ : 2006年5月14日 11:40
2006年5月10日
スバルの軽は我が道を行く その3
ともかく、660ccで4気筒ってことは、1気筒あたりたったの140ccってことになる。これは猛烈に小さいよ。だって、1947年発表のフェラーリのオリジナルモデル1号車・ティーポ125が、12気筒の1500ccで1気筒あたり125ccだったんだから。1500で12気筒なんて、今考えればフリクションのカタマリで狂気の沙汰でしょ!? それよりちょっと大きいだけなんだからさ。ガソリンエンジンの場合、一番効率いいのは1気筒あたり500ccくらいって言うじゃない。その4分の1強なんだからね‥‥。
というわけで、スバル渾身の力作・R1 Rに乗ってると、残念ながらストレスが溜まった。リヤシートに乗り込もうとフロントシートを倒しても前にスライドしないから、猛烈に乗り込みずらいってこともあってさ。「R1は実質2人乗り!」とはわかってても、家族4人でR1で焼肉屋に行った時、俺、後ろに乗ったんよ‥‥。それがトラウマになってしまいました。
デザイン的にも、「てんとう虫」を意識しすぎたのか、垢抜け切れてないし。
![]()
ちょうどR1を借りてるときに先代ランチア・イプシロン(ド中古)が納車になったんでつい比べちまったけど、正直、デザイン的に勝負になってなかった。いくら相手がイタ車とは言え、R1は日本車を代表するデザインなんで、10年前のクルマに大敗してたのはショック。
投稿者 MJブロンディ : 2006年5月10日 22:02
2006年5月 7日
スバルの軽は我が道を行く その2
スバルのNA660ccエンジンは、なぜにこれほど低速トルクが薄いのか。
まあ、スバルのエンジンは全般に低速トルクが薄い高回転型なんで、それが根底にどっかと横たわってるんだけど。スバルって古き良き飛行機屋体質、一種のレーシング体質だから。なにしろスバルの前身・中島飛行機は、我が国の誇る「疾風」の「誉」エンジンを開発した会社である。その孤高の精神が、ママドライバー向けのフヌケた低速トルク重視エンジンに走ることを許さなかったのであろう。
もうひとつには、スバルの軽が唯一の4気筒だってのがあるだろうな。
やっぱり660ccで4気筒ってのは、フリクションロスが大きくて、効率的には良くないんじゃないか。気筒数が多い分振動や騒音は小さくて高級なはずだけど、CVTがすべてをブチ壊してるんでそれも感じず。今の3気筒は振動も騒音も小さいんで、元からアドバンテージをほとんど感じないとも言えるけど。
最近、1000ccクラスですら3気筒化が進んでるでしょ。ていうか、1000ccエンジン自体が絶滅寸前に近い状況なんだけどね。国産では、1000cc作ってるのはもはやトヨタとダイハツ‥‥というかダイハツだけ。それが3気筒なわけよ。日産は、03年までマーチに4気筒1000cc積んでたけど、03年10月を持ってカタログから落として、最低1200ccにしたんだよね。今どき1000ccなんて作っても、利益はスズメの涙なのにバリエーションばっか増えていいことないってことで、各社1200とか1300に集約してしまった。
マーチの1000ccエンジン、俺は好きだったんだけどなぁ。ショートスロトークでヒュンヒュン気持ちよく回ってさ。58馬力しかなかったけど。しかし58馬力って、エッセの660ccノンターボと同じ最高出力じゃねーか! さすがにトルクは8・1kgmでエッセの6・6を上回ってっけど、それにしてもそんなに非力だったんだねぇ‥‥。ただ先代マーチの1・0Eって、車両重量たったの760kg(AT)! まさに重さもエッセそのもの! やっぱ衝突安全対策なんかで、ずっしり重くなったんだなぁ最近のクルマって。
ついでに調べてみるとトヨタは、先代ヴィッツに最後まで4気筒を載せていた。それが新型登場(05年1月)と同時に、ダイハツ製の3気筒にバトンタッチしてる。トヨタ最後の4気筒1000ccは、70馬力の10・15モード19・6km/lでした。それが3気筒+スーパーCVT-i化によって24・5に急上昇。3気筒&CVT恐るべし。
投稿者 MJブロンディ : 2006年5月 7日 17:09














