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2006年11月

2006年11月30日

イギリスは軽油が高い!

 この間イギリス経由でモロッコに行かせてもらいました。
 んで、イギリスでのひとこま。
 欧州では以前からディーゼルブームで、EU全体でもディーゼル乗用車の販売比率が半分を超えてるわけですが、イギリスではなんと、ガソリンより軽油の方が高いじゃん!
 えーと、ガソリンが0.88ポンドだから202円。これも高いけど、軽油は0.92ポンド、つまり211円!

 さすがにイギリスでは、ディーゼル比率が低めだそうですが、軽油の方が高くても、ディーゼル買うんだね。
 いくら燃費がいいっつったって、2割くらいでしょ?
 中古車相場でディーゼルが圧倒的に有利らしいけど、それにしてもね。
 ビックリでした。

 日本でもガソリンと軽油の価格差が縮まってますが、逆転していたとは。

投稿者 MJブロンディ : 2006年11月30日 22:15

2006年11月21日

CCC中間発表vs間違えっぱなしのクルマ選び2007

 きのうの続きで、CCC中間発表の大賞上位車が、『レクサス0点、ランエボ100点! 間違えっぱなしのクルマ選び2007』では何点と採点されていたかを比較してみました。
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1位 三菱i        テリー/100点 MJ/100点 合計200点!
2位 日産シルフィ    テリー/0点 MJ/0点 合計0点!
3位 レクサスLS    テリー/30点 MJ/50点 合計80点
4位 トヨタエスティマ  テリー/70点 MJ/60点 合計130点
5位 光岡オロチ     間に合わず未採点
6位 レクサスGS450h テリー/78点 MJ/35点 合計113点
7位 ホンダストリーム  間に合わず未採点
8位 マツダMPV    テリー69点 MJ/84点 合計153点
9位 ベンツE320CDI  未採点
10位 トヨタカローラ   テリー/55点 MJ/60点(カローラについて私は当ブログで0点と書きましたが、それはデザインの採点で、中身はメチャいいので総合して60点です) 合計115点

 あと、インポートカー部門1位のフェラーリ599は、未採点ながらテリー「金があったら買っといたらぁ?」MJ「全然ないです」という形で少し触れております。
 ついでにRV部門1位のウイングロードは、テリー/73点 MJ/60点 合計133点ですう。

 この本の採点基準は、2名のクルマ変態による、「クルマの魂」の評価であります(国産全車)。

投稿者 MJブロンディ : 2006年11月21日 11:34

2006年11月20日

CCC中間発表

 いやあ、すごいですわ。日産。
 ウイングロードとシルフィとモコとオッティ。これって今年出た日産車全部……じゃないか?
 そして極めつけは、大賞部門で2位につけているブルーバード・シルフィ。

 もしシルフィが第1回CCC大賞に輝いたら、1年目にしてこの賞は吹っ飛ぶね。
 ちなみに、テリー伊藤氏とワタクシの共著最新刊『レクサス0点、ランエボ100点! 間違えっぱなしのクルマ選び2007』でのシルフィの採点は、
 テリーさん「0点」
 ワタシ「0点」
 合計0点です。
 いやね、そんなにメチャメチャ悪いクルマじゃないけど、老婦人専用でしょ。老婦人専用が悪いわけじゃないけど、老婦人に元気でいてもらうためにも、こういうのにはあんまり乗ってほしくない。いくらハンドバッグ置き場があるからって。

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 オレが入れたエッセは何位なんだろう。
 みなさん、エッセに大賞を。
 一緒に奇跡を起こしましょう。
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 だってほら、かわいいじゃない!

投稿者 MJブロンディ : 2006年11月20日 20:46

2006年11月16日

CCCの森永卓郎さん

 CCCのオフィシャル・アドバイザーに森永卓郎さんが加わりました。
 この森永さんの選定が、森永さんらしくていいんだわ。
 大賞は、カローラアクシオ・フィールダー!
 森永さんは、自身先代カローラ・フィールダーを愛車にしてると聞きましたが、日本人にはカローラ! っていうのは、ある意味卓見だなぁ。
 私はカッコ重視なので、ブスの厚化粧になってる新型カローラは0点ですが、中身は実に奥深くてすばらしく、文句のつけようのない大衆車です。
「コスト・パフォーマンスの観点から、いまの日本にこれ以上のクルマはないと思う。M/T車を残してくれたのも素晴らしい。非力な1.5リッターの方をマニュアルで引っぱるのが正しい使い方だ」(森永さんのコネントより)

 森永さんは、すごいミニカーマニアでクルマにはすごく詳しいんだけど、実際買うのは実用的な大衆車というのが、いかにも『年収300万円時代~』っぽくて首尾一貫してます(写真は8月に森永さんのラジオ番組にゲストで呼ばれた時の記念写真)。

 一方私の選定は、結果的に両極端です。
 大賞はエッセで、各賞も軽か超高級車(1台だけSX4)。
 今クルマは、軽か超高級車か、両極端が面白いんだよね。

投稿者 MJブロンディ : 2006年11月16日 19:30

2006年11月 8日

では、オロチは?

 最後に、現在私を苦しめている最大の問題について、フミア氏に尋ねてみた。
 それは、オロチ問題です。
 果たして光岡オロチをどう評価すべきなのか。それについて考えると私は、足がすくんでしまう。
 富山の小さなメーカーが、オリジナルの完成車を作り上げた。エンジンは自社製じゃないけど、とにかく作り上げた。その努力を、誰が否定できると言うのか!
 でもオロチのエクステリアは、あまりにもヘビそのまんまであるが故にイマジネーションをまったく必要とせず、同時に生理的嫌悪をも催させるのである。
 が、嫌悪を感じるものを認めなければ、人として前進はない。でも、嫌いだから全部認めなきゃイカンというのもおかしい。私はオロチのことを考えると、矛盾の連鎖にはまり込んで、思考停止状態に陥ってしまうのです。
 そこで、天才フミアに助けを求めようというわけです。

 事務所の方によると、フミア氏は以前から光岡の社長と親交があるという! ひえええっ!
 さすがフミア氏。天才のフトコロはかくも広いのか。
 ではフミアさん、光岡はどうなんでしょう!?
「光岡は、現在、世界唯一のカロッツェリアと言っていい会社だと思います。それは、AMGなどの単なるチューナーと異なり、ベースとはまったく別のクルマにしているからです」
 どひー! 光岡こそ世界唯一のカロッツェリア! そうだったんですかぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!

「ただ、光岡のクルマのルックスは、苦悶的すぎると思います。また過剰に装飾的であり、オーバーデザインです」
 苦悶的、過剰に装飾的、オーバーデザイン。
つまり心意気はすばらしいが、意気込みがカラ回りして、作品のクオリティはそれに追いついていないこということですね。

 でも、嫌悪を感じるものを認めなければ、前進はないのですよね?
「真の斬新性は、人々に恐怖を与えます。それまでの常識や習慣をひっくり返すことで、新しい価値を形成していくのです。評価の高いものは何でもですが、ワインも、女性も、そしてクルマも、必ず個性があります。斬新なデザインは、外国の食べ物のようなものです。最初は『これは何だ?』と触ってみて、匂いをかいでみるでしょう? そして食べてみて、おいしいとわかる。そういうものです」
 うむう。つまりオロチに触れて、匂いをかいで、食べてみよということだな。そのうえで「やっぱりまずい」と判断するのは善い、ということだろう。
「私のデザインも、いつも評価が真っ二つに割れてきました。イプシロンも、最初は『なんだこれは』とさんざん言われましたよ(笑)」

 では、私なりの結論を。
オロチのデザインは、蛇以外の何物でもない。が、ランチアJは、ブタクラゲのようでもあるし、違う何かのようでもある。解釈の可能性は無限であり、無限にイマジネーションを刺激されるデザインなのである。

 故・岡本太郎先生はこう言った。
「芸術とは、なんだこれは! こんなものは見たことがない! というものだ」
 オロチ。確かにこんなクルマは見たことがないが、こんなヘビのかぶりモノや仮面ライダーの怪人なら見たことがある。
 が、ランチアJは、まぎれもなく、「こんなモノは見たことがない!」のである。

投稿者 MJブロンディ : 2006年11月 8日 19:19

2006年11月 3日

ブタクラゲ!?

 いよいよ、エンリコ・フミアインタビューの本番です。
 まずあのブタクラゲこと「ランチアJ」のデザインは、恐ろしいほどインパクトが強いにもかかわらず、信じられないくらいシンプルである。
 右前と左後ろ、左前と右後ろのドアはまったく同じ形状で、流用が可能。前後バンパーも同じ。サイドから見て異なるのは、ルーフラインのみなのだ!
 私はそのことを、言われるまで気付かなかった。そんなことはどうでもよくて、とにかくこのデザインに圧倒され、打ちのめされていたもんで。
 しかし言われてみりゃ確かにそうだ。なんという奥深さ……。
 フミア氏はこのデザインを、「フォー・サイド・ルック」、つまり四方対称? と呼んでいる。前から見ても横から見ても左右対称(に近い)のだ。そのシンプルさが、逆に激しいインパクトとなってココロに刺さる効果を生むのですね。
 そのあたりについては、ただ感心して聞いていたのみなんですが、私がまず尋ねたのは、自動車デザインに動物のモチーフを用いることについてでした。
「私はこれが、ブタとクラゲの融合に見えるのですが、どうなんでしょう?」
「この波形のラインは、確かにクラゲ(メドゥーサ)を連想させるモチーフです。同時に、アンティークの家具やソファーもモチーフにしています」
「ブタについては?」
「(笑いながら)それは、ランチアのグリルがブタの鼻に見えるのでしょう」
「鼻だけでなく、目もブタっぽいんですが!」
「私はまだ、ブタの目をしげしげと見つめたことはないのでわかりません(笑)」
 事務所の方は、「当初、あのヘッドライトの中に丸目のランプが入っていたのですが、そうするとBMWに似て見えるということで、このクレイでは、あえて黒く抜いてあります」と補足してくれました。つまり、最終的には、ブタ的なる動物を連想させることを、多少は意識したのでしょう。

 私がこれまで『ベストカー』等で言ってきた「イヌのクルマやネコのクルマ」の、美しき止揚形態が、まさしくこのランチアJなのです! しかもイヌやネコみたいな一般的な動物じゃなく、意表を突いてブタとクラゲ。それを超高次元で融合させ、昇華させてあるのです!
 この天才性に、ただただ感嘆するのみ也。

投稿者 MJブロンディ : 2006年11月 3日 14:21

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