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2007年12月30日

驚愕ミニバン! の続報であります!

 マリオ二等兵、報告しそびれたままになっていた国内最強冷蔵庫的輸送機について述べさせていただきます!

  
 


 そのウルトラスローなステアリングに驚愕させられたのは、こちらのエルグランドでありました。350ハイウェイスターの特別仕様車「レッドレザープレミアムセレクション」であります。

  

 エルグランドのステアリングは、ロックトゥロックが4.5回転ぐらいもある上、切り始めの90度ぐらいは「遊び」だと思えるほど不感帯が多く、今どきの国産車としては比類なき仰天モノのステアリングフィールを得られます。

 ホンダS2000のVGS付きステアリングの3倍ぐらい余分に回るステアリングには、最初はバスの運転手気分を味わえたほど戸惑いました。しかし、乗ってるうちにそれほど嫌ではなくなりました。

 嫌どころか、バカでっかいボディにクソ重ったるい重量感と相まって、
「コレはコレで全然アリ」という結論に達したのであります。このスローなステアリングには、大きく立派なモノを悠然と転がすことによって得られる優越感を増長する効果があると思いました。

 
 
 ボディ全高も重心もフロアも着座位置もすべて高いため、ノアヴォクシーやステップワゴンごとき格下冷蔵庫に対しては、このように踏みつぶさんばかりの勢いで威圧することが可能であります。

 それが愚かしいことであるとは重々承知しながらも、まるで自分が偉くて強い男になったかのような錯覚をおぼえてしまいました。背もたれは寝かし気味にして右手でハンドルの上部を掴み、左手のアームレストにドッシリと体重をかけてダラダラ走るのが似合うであります。

 あるいは、ドリフのタクシーのコントのようにハンドルを左右に振りながらドカーン!と豪快に直進するのも気持ちイイです。
 また、デビューしてから5年目を迎えた現行エルグランドは、各部の熟成が相当進んだようで、音・振性能や各部の剛性感は初期型とは比べモノにならないほど向上しております。価格以上に高い輸送機を転がしてる気分に浸ることができました。

 このユッタリ&ドッシリ感!

 これはもはやアメ車の境地に到達している! 自分はそう思いました!

 

 これは、シボレー・アストロ。1985年から20年もの長きにわたり日米で愛され続けたロングセラー輸送機であります。日本車からは得られない雄大な乗り味が魅力でありましたが、最新エルグランドはこのアストロの世界に近づいたような気がしたのであります。(写真:ミナミ孝幸殿)

 アストロは2005年モデルを最後に生産が終了し、後継モデルも登場しなかったのでありますが、その精神はエルグランドが継承していることを知り、嬉しくなりました。

 ド派手で大柄なシートも、これまたアストロっぽく雄大であります。ハイルーフ仕様のコンバージョンが出れば人気が出るのではないでしょうか。

 エルグランド、峠や首都高などで得られる操るヨロコビは皆無でありますが、輸送機として本来あるべき正しい姿のひとつであることを実感いたしました。どーせ3列シート車を買うならこれぐらい徹底したほうがいいであります。走りへの未練を断ち切った潔さを感じました。

 
 
 日産自慢の「アラウンドモニター」にも感心しました。本当に車体の真上にカメラがあるかのような映像が映し出されます。これはすごくオモシロイであります。ドンキ某店の暗い地下駐車場でも、路面のペイントがしっかり見えました。

 しかしながら自分は、ボディがウンザリするほどデカくとも、それを苦にせず涼しい顔をしながら操縦することにダンディズムを感じるので、車庫入れなどの場面でカメラに頼るのはとても格好わるいと思うであります。

 清原選手のように、狭い日本の市街地の中で怒号しながら巨大なハマーを道幅いっぱいに威風堂々と転がす姿が理想であります。

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 巨大な四輪兵器を持て余すことなく自在に操ることは、今や日常生活における数少ない運転の“見せ場”なので、ある意味カウンターステアの1万倍は腕を磨く価値があります。婦女子にも高く評価されるはず。 
 

 

 そして「BOSE」のオーディオシステムは、期待に違わず音が良かったであります。

 
 あまりにも音が良かったので、ドライバーの士気を高めるのに最適な音楽を注入しておきました。自分はコレを聴くと、たとえ耕耘機の操縦であってもアドレナリンが分泌されるのであります!

 
  
 


 そしてこの年末、当参謀本部にはたいへんに素晴らしい輸送機がやってきました!

 続きはまた今夜、年が明ける前に報告いたします!

 駆け抜ける輸送機に敬礼!

投稿者 MJブロンディ : 2007年12月30日 23:15

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