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2008年06月03日

雲上人らの肉声、永久保存するであります!

 これは、NAVI誌の1994年9月号。

 2台のスバル車と、カー・アンド・ドライバー誌によってクルマに目覚めたばかりの自分に、「ガイシャ」の魅力を教えてくれた記念すべき一冊なのであります。

 書店のクルマ雑誌コーナーにて、ひときわ目立つ異様なタイトルが引っかかり、思わず手に取ったのでありますが、その内容は自分にとって震撼の連続でありました。

 「こ、こんなクルマ雑誌がこの世にあったとは!」

 その時、歴史が動いたのであります。

  

 
 
 
 これは、その号に載っていた編集部の長期リポート車のゴルフが全損事故を起こした事実を告げる記事の一部。

 

 
 事故の一部始終が赤裸裸に書かれていたことにまず驚いたのでありますが、当時の編集長様は、

 「ゴルフの安全性の高さがこうしてわかったから、それをもって今回の事故をよしとすべきだろう」

 と締めくくられたことに仰天しました。

 事故というネガティブな事実を、こんなにも前向きでジャーナリスティックな記事にしてしまうとは!!

(その後自分も、編集者時代に同僚がヴィ◯ツターボを葬り去る場面の一部始終を目の当たりにしましたが、その顛末を記事にしようなどという発想は微塵もありませんでした…)

 
 
 


 この記事を読んだ自分は、ひとりの読者として深い感動を覚えながらも、
「こんなクルマ雑誌の編集部で働いてみたい!!」という願望を強く抱くようになり、クルマメディアへの突撃を志す契機となったのでありました。

 あれから14年。紆余曲折の果てに「下流自動車評論家」に登り詰めた今、ついに憧れの雲上人たちのジャーナリスティックな活動の一部を至近距離にて拝見するという機会に恵まれたのであります!!
 

 
 

 
 こちらが、自分にとっては自動車エディター界の頂点にあられる雲上人。

 

 
 これまでも、試乗会や発表会の場などで、遠くから密かにストーキングをさせていただいたことはありましたが、あまりのオーラの強さにより、半径3m以内に近づくことはできなかったお方であります。
 
 今回、ようやく肉声を拝聴することが叶ったばかりか、わずかながら会話を交わさせていただくこともできました。もう、自分はいつ死んでもいいです。

 
 


 “試射”に果て、“試射”に終わりしわが身かな

 参謀本部のことも、夢のまた夢 

 

 思わず、「辞世の句」を詠んだマリオ二等兵であります。


  
 

 
 そんな至福のひとときに陶酔するさなか、なんと雲上人より
「バナナを賜る!」という信じられないサプライズが!!
 
 織田信長公から脇差しを賜ることに匹敵する大栄誉であります。

 
 
 この感激を末代まで伝えるべく、その場で記念写真を撮りました。

 
 しかしこの直後、最後のひとくち分が皮からもげ落ち、床に落としてしまうという大失態をやらかしてしまったのであります!! 
 
 雲上人からの賜り物を床に落としてしまうとはっ! なんたる不始末!
 
 400年前なら打ち首か、切腹して詫びねばならぬ大失態であります。
 
 

 

 

 普段なら、一瞬たりとも迷うことなく拾って食べるところでありますが、オシャレと教養の神のごとき雲上人の御前であります。落としたバナナを食べるという行為はいかがなものかと、珍しくためらいました。

 しかし、もしかしたら、これを拾って食べた方がその場を盛り上げ、雲上人にウケるかも知れません。

 嬉々として食するべきか、毅然として捨てるべきか…!?

 思いもよらぬ場面で、人生最大の決断を迫られた二等兵であります。


 
 
 

 しばしフリーズしていると、

 「あ、無理しないでいいですよ。なんだか変な人だね。」

 とお声をかけていただき、ことなきを得たのでありました。


 


 自分はこの日の任務にマキシマム・アタックの精神で挑んだゆえ、この一件だけで、精神力のすべてを使い切ったような気がしたであります。雲上人のオーラは、やはり尋常ならざるものがありました。


 
 
 

 
 そしてこちらのお方もまた、自分にとっては雲上人のおひとり。激震級の名原稿の数々は、枚挙にいとま無しであります。

 
 当参謀本部ブログをご覧いただき、笑っていただいてるとのこと。

 まさに恐悦至極! この二等兵にとっては無上の喜びであります! 


 


 

 そしてこちらは、雲上職人・サイトウ様。 

 
 自動車界の本質を見抜く鋭い眼力と、理路整然とした説得力のカタマリのような語りには、ただただひたすら聞き入ってしまい、このまま永久に聞いていたいと腹の底から思いました。


 極上のスポーツカーで秀逸な峠道を走ってると、
「このまま永久に走っていたい!」と思うことがありますが、雲上職人サイトウ様の語りは、まさにそんな感じ。自分のみならず、この場に集結した雲上人らも魅了したのであります。


 バカ芸人の無知ぶりを笑い者にする不毛なクイズ番組などを流すより、雲上職人サイトウ様の評論を1分でも放送するべき! 

 せんえつながら、民放各局にはそう言上したいものであります。

 サイトウ様の語りには、一億5000万の国民すべてをクルマ趣味の世界に誘うほどの魅力あり! そのように感じました。


 雲上人らの対談を集録したICレコーダーのデータは、CDに焼いて持ち歩こうと思いますが、それだけではもの足りないので、この機にiPodなる音楽再生機を購入し、四六時中、拝聴する所存であります。


 神々によるトークは、次号のENGINE誌にて掲載されますので、お楽しみに。
 

 
 

 
 雲上人らの対談に陶酔したこの夜のことは、生涯忘れません。


 参謀本部に帰還後は、ふたたび渾身のオシャレ洋服に身を包み、教養の世界に没頭したのでありました。不肖マリオ二等兵、34歳にして教養の素晴らしさに目覚めたであります。


 
 神々しき雲上人らの超絶オーラと教養に、敬礼!
 
 
 

投稿者 MJブロンディ : 2008年06月03日 00:18

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