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2008年12月20日
“ 中津川リンク・アタック!” であります! その1
特設テストコース「中津川リンク・オールドコース」にて、往年の名車イッキ乗りを体験させていただきました!
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岐阜県のスーパーディーラー・中津スバルの全面協力により、歴史的な4台の名車を味わう奇跡が実現したのでります!
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壮絶なる試乗会は大成功を納め、「マリオ二等兵版バルバロッサ」として進行している作戦の大きな弾みとなりました!
このように、おっさん二人が乗り込むと、コーナーで遠心力がかかるたびに肩と肩が触れ合うほど車内は狭いですが、なぜかしら、狭苦しさは感じません。
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物理的には狭くとも、精神的には広く感じてしまう摩訶不思議な室内です。
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その秘密は、“ 航空機作りの設計思想 ” によるものでありましょう。ステアリングホイールやドアの内張り、ドアハンドルなど、室内のパーツのすべてが乗員に圧迫感を与えないような作りになっているのです。
これで一家4人が普通に旅行していたという話にも納得でありました。
乗り心地はふわふわながら、よけいな揺れがないので快適です。ブレーキング時にもノーズダイブしないところは、リアエンジンのおかげでしょうか。
50年前に発表されたクルマのモノコックながら、フロアに不快な振動の類いが一切伝わらないところにも驚愕しました。
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世界最遅とされる今の日本の交通の流れにも、ついて行きづらいほど遅いでありますが、このゆったりした速度のまま、どこまでも遠くへ行きたくなります。
こんなに小さいのに、「グランドツーリング」を感じさせるのです。
雄大ささえ感じさせる乗り味には、ひたすら脱帽でありました。やはり、神格化されるだけのことはあります。
水平対向エンジンを積むスバル乗用車の始祖として、これまでその存在を崇めてきましたが、自走可能な個体に試乗できる日がやってくるとは、夢にも思いませんでした!
まず驚いたのは、気品あふれる上質なステアリングフィール!
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国産車としては初のFFながら、その手応えは、掛け値なしに絹のように滑らか!
トルクステアもなく、前輪に駆動を介さない後輪駆動の高級車のような感触にシビレました! W123あたりのベンツのステアリングに遜色のないレベルでしょう。
このシルキーさは、「センターピボット式」と呼ばれる凝りに凝ったステアリング系統によるものとされています。ウワサには聞いておりましたが、ちょっと信じがたいステアリングフィールです。40年落ちとなった今もなお、ドライバーを悶絶させる力を発揮するとは!
FFながら前輪の操舵角が大きいため、小回りもすごく効きます!
40年モノゆえ、さすがに室内の雰囲気は博物館の展示車的な感じでありますが、360と同様に、広々感がすごいです。
全幅わずか1480mmながら、タントやパレット、あるいはアルファードあたりを知る現代人をして、「広い!」と感じさせるパッケージングは、奇跡としかいいようがありません。
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そして極めつけはエンジン。これまた信じられないほどの、滑らかさとスムーズさに圧倒されました。絹は絹でも、極上の絹という感じです。
「スムーズなエンジン」という言葉は、今でもエンジンを評する言葉として使い尽くされておりますが、本来はこのクルマのために使うべき言葉であると思いました。
ウソだと思われるでしょうが、現代のあらゆる4気筒ユニットよりも低振動、低フリクションであると感じたのです。
これが出た当時は「電気モーターのように回る」という表現がさかんに使われたようですが、まさしく電気モーターのごとし。アクセルを踏んだ瞬間から、ノーフリクションで5000回転ぐらいまで達する、というイメージが浮かびました。
タコメーターはないのに、見えないはずのタコメーターの針が目の前で鋭敏に踊るような、そんな幻影が見えてくるのであります。生まれて初めての、衝撃的な経験でした。
まさか、これほどまでにすごいものだったとは!
スバル1000は、なぜこんなにもスゴイのか?
それは、中島飛行機時代に戦闘機用の傑作エンジン「誉」を開発したカリスマエンジニアの百瀬晋六氏が、当時の最高の技術を惜しみなく注ぎ込んだ、渾身のど根性による結果であるといわれております。
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スバル1000は、スバル初の本格乗用車ということで、一切の妥協を排した贅沢な設計により、驚天動地のオーバークオリティを与えられて誕生したのです。
そこには、往年のベンツの「最善か無か」を越える崇高な設計思想があったといえるでしょう。
そんなスバル1000の偉大さを身をもって実感することができ、スバリスト冥利に尽きました。
あぁ、これを知らずに死なないでよかった!
投稿者 MJブロンディ : 2008年12月20日 21:59
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