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2006年03月27日

素性のよさを実感する、メガーヌのベーシックモデル。

ルノー・メガーヌ 1.6MT
ROSSO平井●文
ルノー・ジャポン●問い合わせ
試乗車プロフィール
 先鋭的なデザインで各方面から注目を浴びた、ルノーの屋台骨を支える堂々たる中心モデル、2代目メガーヌ。日本には5ドア/3ドア(RSバージョン)/ツーリングワゴン/グラスルーフカブリオレ/グランドセニック(7人乗り)を導入し、本国にはさらにセダンとセニック(5人乗り)もラインナップするビッグファミリーだ。その中でもこの1.6MTは、ベーシック中のベーシックモデル。MTが中心の欧州市場のことを考えれば、まさに本国の雰囲気が味わえる仕様と言えよう。
こんなところがGood
 ギヤを目いっぱい使う、いかにも欧州のベーシックカーらしい楽しさが味わえる貴重な1台。1.6のATは4速でパワー不足やエンジンの煩さが若干気になったが、これなら大丈夫。メガーヌはシャシーの造りがしっかりしているのだが(実は安全性も高い)、こういったベースモデルでこそそのよさが実感できる。ベージュ×チャコールで仕上げられたインテリアはフランスらしい優しい色使いが魅力で、取材車のインクブルーは一見地味だが、長く乗るには意外とイイかもしれない。
ここは気になる
 ハイギヤード設定なのか高速巡航での回転数が高く、エンジン音の大きさが気になった。でもこれはトップモデルのRSでも同じ印象なので、ルノーの考え方なのかもしれない。グローブボックスを開けたら、ヒンジのところのプラスチックカバーが外れていたのはご愛嬌(1万km強、過酷な使用を受けた広報車なので)。ボディカラーが5色しか選べないのはちょっと寂しいところで、受注対応でもいいので選択肢は広い方が……。でもその5色ともいい色なのが、ルノーの面目躍如。
実際に1週間乗ってみて
 メガーヌは全モデル試乗したが5ドアボディならやはり、15インチタイヤのこの1.6MTがベストバランスだと思う。別に右ハンドルのデキが悪いというわけではないが、こうなったらやはり左ハンドルで乗りたいなぁというのがホンネ。より本国の雰囲気を味わいたいという意味でね。ところで最近、この1.6MTに強力なライバルが登場! 何と同じエンジンを積む同門の弟分、新型ルーテシアだ。と言うわけで、そのライバルについても近々このブログで報告したいと思う。
ひとこと
ラテン系らしさを味わえる、ベストバランス・メガーヌ。
スペック
SPECIFICATIONSルノー・メガーヌ1.6MT ●全長×全幅×全高(mm):4215×1775×1460 ●ホイールベース(mm):2265●トレッド(mm):F1520/R1525●車両重量(kg):1250●エンジン形式:水冷直列4気筒DOHC●ボア×ストローク(mm):79.5×80.5●総排気量(cc):1598●キャブレーション:マルチポイントインジェクション●最高出力(ps/rpm):113/6000●最大トルク(kgm/rpm):15.5/4200●トランスミッション:5速MT●サスペンション:Fマクファーソンストラット/Rトレーリングアーム●ブレーキ:Fベンチレーテッドディスク/Rディスク●タイヤ:F&R195/65R15●ホイール:F&R6.5J×14●価格(万円):220.5●問い合わせ先:ルノー・ジャポンTEL0120-706365

Report: d-hirai : 16:26

2006年03月24日

走りもイケル、ジャガーの最上級サルーン。

ジャガー XJ8L
ROSSOメミタ●文
ジャガー&ランドローバージャパン●問い合わせ
試乗車プロフィール
 試乗車はジャガーの最上級モデル『XJ』シリーズのロングボディバージョン。通常の『XJ』よりもボディ長が125mm延長されており、リムジン並みのリヤスペースを備えているのが特徴。エンジンは最高出力267ps、最大トルク34.6kgmを計上するV型8気筒の3.5Lを搭載。軽量なアルミモノコックボディの採用により、ジャガーらしいスポーティな走りを楽しむことができる。
こんなところがGood
 ラグジュアリーテイスト溢れるインテリアこそ、ジャガーの魅力。ソフトグレインレザーやバーウォールナットウッドパネルなど、上質な素材をふんだんに用いた室内空間は、『XJ』の名に相応しい快適性と気品を併せ持っている。クライメートコントロール、タッチスクリーンDVDナビゲーションシステム、ジャガープレミアムサウンドシステムを標準装備するなど、快適アイテムも満載だ。
ここは気になる
 あまりない、というのが正直な感想。価格は?と思って調べてみたら、税込みで990万円。『3.5LのV8を搭載したセダン』という一遍的な見方をすれば高いような気もするが、ジャガーのフラッグシップXJ』の、しかもロングボディバージョンだと思えば十分納得できるもの。あえて言うならば、高速をブンブン飛ばして走りたいというユーザーは、3.5Lエンジンではもの足りなさを感じるかもしれない。そういう人は4.2LのV8スーパーチャージドエンジン(406ps/56.4kgm)を選んで欲しい。
実際に1週間乗ってみて
 街中・高速と合計200kmほどドライブしてみたが、街中ではV8エンジンの静寂性に舌を巻き、高速ではロングボディモデルならではの高い直進安定性に感心させられた。アルミモノコックボディを採用した効果はハンドリング面にも大きく現れており、ドライバーズカーとして十分楽しめる走行性能を備えていることに気づいたのは、今回発見できた新しい喜びである。リヤシートに乗っても、ステアリングを握っても満足できる1台、XJ8Lとはそんなモデルだ。
ひとこと
1000万円以下なら、文句なく世界最高のサルーン。
スペック
SPECIFICARIONS ジャガーXJ8L ●全長×全幅×全高(mm):5215×1900×1455●ホイールベース(mm):3160●トレッド(mm):F1555/R1545●車両重量(kg):1720●エンジン形式:水冷V型8気筒DOHC●ボア×ストローク(mm):86.0×76.5●総排気量(cc):3554●キャブレーション:電子制御式燃料噴射●最高出力(ps/rpm):267/6250●最大トルク(kgm/rpm):34.6/4200●トランスミッション:6速AT●サスペンション:F&Rダブルウイッシュボーン●ブレーキ:F&Rベンチレーテッドディスク●タイヤ:F&R235/50R18●価格(万円):990.0●問い合わせ先:ジャガー&ランドローバージャパンTEL0120-050689

Report: s-memita : 18:55

砂漠からオンロードへ走りのステージを変えた、レンジの新型モデル。

ランドローバー レンジローバースポーツ・スーパーチャージド
ROSSOメミタ●文
ジャガー&ランドローバージャパン●問い合わせ
試乗車プロフィール
 レンジローバーのラインナップに新しく加わった『レンジローバースポーツ』は、従来のレンジローバーとディスカバリー3の中間に位置するモデル。ベースとなったのはディスカバリー3。この内外装をレンジローバー風に仕立て上げ、さらにオンロード性能をグンと高めた1台だ。エンジンは4.2LのV8スーパーチャージャーと、自然吸気式の4.4LのV8が選べる。
こんなところがGood
 レンジローバーといえば『砂漠の王様』というニックネームを持つほどオフロード性能が優れているが、日本のユーザーはアスファルトの上を走らせることの方が多い。その点、レンジローバースポーツは現在のランドローバー車の中でも飛びぬけたオンロード性能を備えているため、日本市場にもっともマッチした1台だといえる。
ここは気になる
 外装はうまくレンジ風にアレンジされているのに対して、内装はディスカバリー3の面影を色濃く残している点が少し残念。インパネまわりのデザインや、シートステッチなどのディスカバリー3と大きく差別化を図って欲しかった。タウンユースでは5km/l台を割り込む燃費も少し気になる部分だ。
実際に1週間乗ってみて
 試乗したグレードは上級グレードのスーパーチャージド。このモデルが搭載する4.2LのV8スーパーチャージャーは390ps、56.1kgmという強力なパワー&トルクを発揮し、そのパンチのある加速力は2590kgという車重を感じさせない。コーナリング性能や、ブレーキ性能なども抜群。走り出せば誰でもすぐに、車名に『スポーツ』と掲げられている意味が理解できるというものだ。カイエンもX5も魅力的だが、やっぱりレンジローバーというブランド力と、この運動性能を兼ね備えたレンジローバースポーツには敵わない、それが素直な感想だ。
ひとこと
レンジより100万安くてこの内容!! 日本でのるなら『スポーツ』に限る。
スペック
SPECIFICARIONS ランドローバー・レンジローバースポーツ・スーパーチャージド ●全長×全幅×全高(mm):4795×1930×1810●ホイールベース(mm):2745●トレッド(mm):F1605/R1610●車両重量(kg):2590●エンジン形式:水冷V型8気筒DOHC●ボア×ストローク(mm):86.0×90.3●総排気量(cc):4196●キャブレーション:電子制御式燃料噴射●最高出力(ps/rpm):390/5750●最大トルク(kgm/rpm):57.1/3500●トランスミッション:6速AT●サスペンション:F&Rエアスプリング●ブレーキ:F&Rベンチレーテッドディスク●タイヤ:F&R275/40R20●価格(万円):1090.0●問い合わせ先:ジャガー&ランドローバージャパンTEL0120-185568

Report: s-memita : 18:32

2006年03月23日

久々乗った国産車は超刺激的! インプレッサのトップモデル。

スバル・インプレッサ WRX-STI
ROSSO平井●文
富士重工業●問い合わせ
試乗車プロフィール
 WRCにエントリーしていることからも分かる、硬派なイメージを持つスポーツセダン。インプレッサ・シリーズの中でもWRXはスポーティグレードで、左右対称式レイアウトを持つ4WDシステムやDCCD(ドライバーズ・コントロール・センターデフ)など、メカニズムからして走りに拘った一台となっている。このSTI(とSTIスペックC)は、ツインスクロールターボを組み合わせた最上級グレード。シングルターボ仕様もアリ。
こんなところがGood
 クルマを見ただけでP.ソルベルグの気分になれる、ラリーマシンライクなスタイリングとスバル・ブルー(実際の名前はWRブルー・マイカ)のカラーリング。センダーデフを自分で調整できたりという、走りオタクの琴線を刺激する装備類。グイグイと車体を引っ張る4WDならではのドライブ感覚と、フラット4ならではの左右に広がるサウンド。座った瞬間にヤル気にさせるバケットシートに、剛性感の高い6速MT。超本気の1台。
ここは気になる
 逆に本気度が高すぎて、常に緊張感を強いられるところ。速く走らなければならないという感覚に襲われるというか……。精神的なタフさか、あるいは若さがオーナーには必要。というか私が弱すぎ? いずれにせよ体育会系のマシンと言える。後は強いて言えば、基本デザインの古さを感じてしまうインテリアや、スイッチ類のチープさが気になると言えば気になるが、体育会系の人にそんな柔な考えは似合わない。走れ! とにかく走れ!!
実際に1週間乗ってみて
 実はSTIが造った600台の限定車S204の試乗会に行き、これはベースとなったWRXにも乗っておかねば……ということで2日間限定試乗。S204のクオリティも抜群に高かったが、WRXのよさがベースになっていることを改めて実感。ラリー・ジャパンですっかりスバル・ファンになった私は、2日間頬が緩みっぱなしだった。でもそれも乗る前にクルマをしげしげと眺めている時。ちょうど忙しい時期でもあったので、乗ると精神的に負けそうになってしまった。う~む、あと5年出会うのが早ければ……。
ひとこと
体育会系自動車部、部長専用車。これぞ男のクルマだぜ!
スペック
SPECIFICATIONSスバル・インプレッサWRX-STI ●全長×全幅×全高(mm):4465×1740×1425●ホイールベース(mm):2540●トレッド(mm):F1490/R1495●車両重量(kg):1460●エンジン形式:水冷水平対向4気筒DOHC16バルブAVCSツインスクロールターボ●ボア×ストローク(mm):92.0×75.0●総排気量(cc):1994●圧縮比:8.0●キャブレーション:マルチポイントインジェクション●最高出力(ps/rpm):280/6400●最大トルク(kgm/rpm):43.0/4400●トランスミッション:6速MT●サスペンション:F&Rストラット●ブレーキ:F&Rベンチレーテッドディスク●タイヤ:F&R235/45R17●ホイール:F&R8.0J×17●価格(万円):340.2●問い合わせ先:富士重工業TEL0120-052215

Report: rosso : 00:05

2006年03月22日

レンジに肩を並べた乗り味。

ランドローバー・ディスカバリー3 HSE
ROSSO藤本●文
ジャガー&ランドローバージャパン●問い合わせ
試乗車プロフィール
 このディスカバリー3は、99年に導入された『シリーズ2』フルチェンジモデル。改良箇所は多岐にわたり、サイズも全長で130mm、全幅で30mmと、大幅に拡大された。また、エクステリアデザインも上位モデルであるレンジと共通の意匠を随所に採用。シリーズ2比で大幅に質感を高めているが、それにともない価格も向上している。今回試乗したのはV8エンジンを搭載したトップグレードのHSE。他にもV6エンジンを搭載するSとSEが存在する。
こんなところがGood
 ディスカバリーと言えば無骨な印象の強いクルマだったが、このディスカバリー3は一気に垢抜けて都会の路上にも、よく似合う。技術的な面での特徴は、コンソール上にあるダイヤルを操作することで、エアサスやLSD、トラクションコントロール等のセッティングを、路面状況に合わせて任意に設定し、悪路走破性を飛躍的に高めた『テレインレスポンス・システム』。その効果を体験できる状況に陥ることは稀だと思うが、心強いシステムであることには違いない。
ここは気になる
 レンジと比較してしまうと、さすがにインテリアに質感を中心にクラスの違いを感じる。気になったのは絶壁型のセンターパネル形状。見た目は整然としているが、特に下方に配置されたスイッチ類の操作性は、お世辞にも良いとは言えなかった。もうひとつ、後席のシートは座り心地そのものは及第点には達しているが、形状があまりにフラットで素っ気無い印象を受ける。ある意味、この飾り気の無さもディスカバリーの魅力と言えるのだが……。
実際に1週間乗ってみて
 乗り初めから印象的なのは、エアサスならではの柔らかな乗り心地。大柄な(身長181cm)僕にとっても、十分なサイズのシートと余裕のあるヘッドクリアランス、そして豊かなトルクを供給してくれるエンジン特性と相まって、どこまででも走って行ける気にさせてくれるのがディスカバリー3最大の美点だ。デザインに関しても、ご覧のようにスタイリングの印象もレンジローバー風味の方向へと大きく変化して好印象。また、車幅がつかみやすいことから、タイトな街中でも気負うことなく運転することができた。
ひとこと
気負わず乗れる大型SUV。
スペック
SPECIFICATIONSランドローバー・ディスカバリー3 HSE *[ ]はSE ●全長×全幅×全高(mm):4850×1920×1890●ホイールベース(mm):2885●トレッド(mm):F1605/R1610●車両重量(kg):2570[2500]●エンジン形式:水冷V型8気筒[水冷V型6気筒]●ボア×ストローク(mm):88.0×90.3[100.4×84.4]●総排気量(cc):4393[4009]●キャブレーション:電子制御式燃料噴射●最高出力(ps/rpm):299/5500[215/4500]●最大トルク(kgm/rpm):43.3/4000[36.7/3000]●トランスミッション:6速AT●サスペンション:F&Rクロスリンク電子制御エアサスペンションダブルウイッシュボーン●ブレーキ:F&Rベンチレーテッドディスク●タイヤ:F&R255/60R18[235/70R17]●価格(万円):759.0[648.0]●問い合わせ先:ジャガー&ランドローバージャパンTEL0120-185568

Report: rosso : 22:57

2006年03月07日

相変わらずのルノーらしさを持つ、カングーの06年モデル。

ルノー・カングー メタリック色/AT
ROSSO平井●文
ルノー・ジャポン●問い合わせ
試乗車プロフィール
ルーテシア(欧州名クリオ)をベースとした背高ノッポの1.5BOX。収納スペースが多く商用にも適しているが、日本ではちょっとオシャレな商売もしくはファミリーユースが主体の様子。SUV人気の日本市場にマッチしたのか、日本ではメガーヌ、ルーテシアと並ぶ3本柱に成長した。試乗車はフェイスリフトが施された06年モデルで、この新色ジヴェルニ・グリーンなどはバンパーなどがボディ同色となる。リヤゲートは観音開きで便利。
こんなところがGood
 普段は荷物満載を想定して硬めながら、ルノーらしい芯が柔らかい乗り心地。シートも長距離向きだ。サンバイザー上など収納スペースが多く、これ一台があれば何でもできそう。リヤの左右ドアがスライド式なのも、日本の道路事情では嬉しい。スタイルは嫌味のないファニーさがグッド。特別すごいクルマではないのに、乗っていると何故かニコニコしてしまうのは、ルノーの面目躍如か。試乗車のメタリック色+ATの211万円は適正価格!
ここは気になる
 ルーテシアが新型となってしまった今では、若干古さを覚えてしまうのは残念。例えばマニュアルエアコンの設定や、インパネまわりのデザインなど。しかしそれが気になるような人は最初からカングーを選択肢に入れないと思うので、ディーラーでシートに座った時に気にならなければ全然問題なし。後は4速ATでは力不足を感じる場面もあるので、できれば5速MTを選びたい。今回は試乗できなかったが、以前乗った時に感激したので。
実際に1週間乗ってみて
 06年モデルからチャイルドミラーが追加され、フロントシート後方にはピクニックテーブル。これまで、そしてこれからのオーナーがファミリー層を想定されているのは明らかで、もし自分がその層だったら間違いなくこのカングーを候補に入れただろう。そんなことを考えていたらひとりで乗っているのが少し寂しくなった。造りは確かにチープな部分もあるが、一部国産車のように乗っていて安いことが悲しくなることはない。さすがルノー。
ひとこと
子供ができても輸入車に乗っていたいヤングオトーサンは注目!!
スペック
SPECIFICATIONSルノー・カングー(メタリック色/AT) ●全長×全幅×全高(mm):4035×1675×1810(サンルーフ付きは1830)●ホイールベース(mm):2600●トレッド(mm):F1405/R1410●車両重量(kg):1210(MTは1180、サンルーフ付きは+10kg)●エンジン形式:水冷直列4気筒DOHC●ボア×ストローク(mm):79.5×80.5●総排気量(cc):1598●圧縮比:10.0●キャブレーション:マルチポイントインジェクション●最高出力(ps/rpm):95/5000●最大トルク(kgm/rpm):15.1/3750●トランスミッション:4速AT(5速MT)●サスペンション:Fマクファーソンストラット/Rトレーリングアーム●ブレーキ:Fベンチレーテッドディスク/Rドラム●タイヤ:F&R175/65R14●ホイール:F&R5.5J×14●価格(万円):211●問い合わせ先:ルノー・ジャポンTEL0120-706365

Report: rosso : 00:07

2006年03月06日

都会でプレミアムSUVに乗るという魅力。

ランドローバー・レンジローバー ヴォーグ
ROSSO平井●文
ジャガー&ランドローバージャパン●問い合わせ
試乗車プロフィール
 言わずと知れた砂漠のロールスロイスも3代目。BMW傘下のモデルとして誕生し、さらにモダンなデザインでオンロード性能も大幅にアップ。失礼ながら段違いのクオリティ! である。ただし現在はPAGグループとなったため、先日エンジンをジャガー製V8へ変更するなどの大幅なマイナーチェンジが施された。オフロード走破性の高さは相変わらずで(と言っても今回の試乗では試していないが)、まさにプレミアSUVの王様、である。
こんなところがGood
 レザーを多用した明るい雰囲気のインテリアは、文句ナシにスタイリッシュ。自分が特別なクルマに乗っていると感じさせる演出は絶妙だ。都会でプレミアムSUVに乗るということがこれほどまでに刺激的だとは! しかもその世界観は他ならぬレンジローバーならではのものであり、カイエンやX5のそれとは明らかに違う。試乗車は非スーパーチャージャー装着モデルだが、動力性能は十分だった。足まわりの柔らかさもオンロード向き!
ここは気になる
 気にしてはいけないのだろうが、やはり都内で使うには大きすぎた。慣れるまでは2車線のところでも少し緊張。ただそこで役に立ったのが、不恰好なフェンダーミラーとバックの時にナビ画面に映る後方画像とバックソナーだった。狭い駐車場への車庫入れもこの3点セットがあれば大丈夫! 都市圏で乗る場合は必須アイテムと言えよう。これでナビのバージョンアップをすれば完璧だ。あとは、個人的には手の届かないプライスぐらい?
実際に1週間乗ってみて
 英国式幸福論。のイベントの際、後部座席に吉田由美さんと桧井保孝さんを乗せる場面があったが、ドレスアップしたふたりを乗せて移動する姿は、プレミアムSUVレンジローバーの別の一面を見せてくれた。普段は運転手付きのショーファーとして、休みには自らステアリングを握るという夢のようなライフスタイルもレンジなら十分こなせる。一生オフロードを走ることがなくても、レンジを選ぶ理由は大いにあると感じた一週間だった。
ひとこと
オフローダーがワイルドだった時代を忘れさせてくれる『都会でもロールスロイス』。
スペック
SPECIFICATIONS ランドローバー・レンジローバー・ヴォーグ *[ ]はスーパーチャージド ●全長×全幅×全高(mm):4950×1955×1900●ホイールベース(mm):2880●トレッド(mm):F1625/R1620[F1620/R1615]●車両重量(kg):2520[2560]●エンジン形式:水冷V型8気筒DOHC[同スーパーチャージド]●ボア×ストローク(mm):88.0×90.3[86.0×90.3]●総排気量(cc):4393[4196]●圧縮比:10.7[9.1]●キャブレーション:電子制御燃料噴射●最高出力(ps/rpm):306/5750[396/5750]●最大トルク(kgm/rpm):44.9/4000[57.1/3500]●トランスミッション:6速AT●サスペンション:Fマクファーソンストラット/Rダブルウイッシュボーン●ブレーキ:F&Rベンチレーテッドディスク●タイヤ:F&R255/55R19[255/50R20]●ホイール:F&R8.0J×19[8.5J×20]●価格(万円):1180.0[1320.0]●問い合わせ先:ジャガー&ランドローバージャパンTEL0120-185568

Report: rosso : 20:33