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2006年07月27日

200psターボエンジンが頼もしい加速を演出。

アウディA3スポーツバック2.0TFSI
ROSSO細田●文
アウディ・ジャパン●問い合わせ
試乗車プロフィール
 シングルフレームグリルを装着する新世代モデルのA3の派生車種として登場したスポーツバックは、A3のホイールベースを延長。後席空間とラゲッジスペースを拡大させたコンパクトなステーションワゴン系のボディを採用している。現在のグレード展開は3.2LのV6エンジンに独自の4WDシステムであるクワトロを組み合わせる3.2クワトロを筆頭に4モデルを設定。試乗車は2番目に位置づけられる2.0TFSI で、直噴仕様の2Lターボエンジンを搭載するFFモデルである。
こんなところがGood
 200ps/28.5kgmをアピールするターボエンジンが頼もしい加速を演出。その加速感はとても魅力的で、発進から高速時の追い越しなど、あらゆるシチュエーションで実感できた。Sトロニックと、アウディ独自の呼称となったいわゆるDSGは高いレスポンスと滑らかな変速が健在で、自由自在のスピードコントロールを堪能できる。日本で扱うには程よいボディサイズも、取り回しやすいという点で好印象だった。試乗車にはオプション設定されているSラインパッケージが装備されており、さらにスポーティなスタイリングを演出。スポーティなコンパクトステーションワゴンというカテゴリーがあるのなら、トップクラスの仕上がりといえるだろう。
ここは気になる
 ワインディング走行では若干ターボラグを感じるシーンがあり、アクセル操作に少し気を使わされるときがあった。が、神経質になるほどではない。また、固めの足が好みならまったく問題のないハナシではあるが、高速やワインディングでは安定感につながる足まわりの味付けは、街乗りでは少し固い印象が残る。
実際に1週間乗ってみて
 ロングツーリングもイケる居住性、このクラスのクルマでは広いラゲッジスペースなど高い実用性もちながらも、いざというときはスポーティな走りも十二分に楽しめる。また、内外装のデザインや質感もさすがアウディといえるレベル。ターボほどの加速はいらないのなら、NAモデルの2.0FSI(339万円)という選択肢もあり、このあたりはカユイところに……といった配慮が感じられる。コンパクトなサイズも含め、これ一台でマルチに活躍してくれそうだ。
ひとこと
走りもイケるスタイリッシュワゴン!
スペック
SPECIFICATIONS アウディA3スポーツバック2.0TFSI ●全長×全幅×全高(mm):4285×1765×1430●ホイールベース(mm):2575●トレッド(mm):F1525/R1495●車両重量(kg):1470●エンジン形式:水冷直列4気筒DOHC16Vターボ●ボア×ストローク(mm):82.5×92.8●総排気量(cc):1984●キャブレーション:電子制御式燃料噴射●圧縮比:10.3●最高出力(ps/rpm):200/5100~6000●最大トルク(kgm/rpm):28.5/1800~5000●トランスミッション:6AT(Sトロニック)●サスペンション:FマクファーソンストラットRウイッシュボーン●ブレーキ:Fベンチレーテッドディスク/Rディスク●タイヤ:F&R225/45R17●価格(万円):399●問アウディ・ジャパンTEL0120-598106 

Report: rosso : 16:41

2006年07月26日

国内では3シリーズ唯一の4WDモデル。

BMW330xi
ROSSO細田●文
ビー・エム・ダブリュー●問い合わせ
試乗車プロフィール
 現行E90型の3シリーズが続々とラインナップが拡大される中、4WDの駆動方式という特異なキャラクターを持つのが330xi。モデル名からも分かるとおり、ベースモデルはFRの330iで、4WDシステム搭載による重量アップは110kgとなっている。日本仕様はセダンの左ハンドル仕様のみとなる点も、このモデルの特徴である。そのほかの主な仕様は330iと共通だ。
こんなところがGood
 FRモデルより車重が重くなったことを感じさせない活発な加速感は、新世代3Lエンジンを搭載するE90型のクルマのできのよさを実感。発進から追い越しまで、加速はまさにストレスフリー。高速時の安定感の高さも、さすが4WDといえる安心感を披露し、ハンドリングも4WD化によるネガティブは見受けられなかった。雪上をはじめとする低μ路での走行では、その恩恵がなおさら強く感じられるに違いない。
ここは気になる
 左側通行の日本では、やはり左ハンドルのみの設定は少々辛いシーンがあるかもしれない。左ハンドルのクルマに慣れているドライバーなら、何の問題もないことだが。一方で、本国仕様となる左ハンドル仕様はペダル配置がはやり自然。ドライビングポジションは右ハンドル仕様より取りやすかった。その他、今回の試乗では気になる点は見受けられず、E90型3シリーズの完成度の高さを感じずにはいられなかった。
実際に1週間乗ってみて
 雪国など、1年を通して路面の状況が悪い時期の多い場所では、当然4WDのメリットを享受しやすいはずなので、選ぶ価値は大いにある。その一方で、そんなシチュエーションで走行する機会が少ないならFRモデルで十分といえるのも事実。FRといえど、最近はESPをはじめとするセーフティデバイスの搭載で、たとえ低μ路でも安全に走らせられるのだ。とはいえ4WDの安心感、4駆へのこだわりがあるのならFR+30万円はけして高いものではないといえるだろう。 
ひとこと
路面を選ばず『駆けぬける歓び』を堪能するならコレ!
スペック
SPECIFICATIONS BMW330xi ●全長×全幅×全高(mm):4525×1815×1440●ホイールベース(mm):2760●トレッド(mm):F1500/R1515●車両重量(kg):1660●エンジン形式:水冷直列6気筒DOHC24V●ボア×ストローク(mm):85.0×88.0●総排気量(cc):2996●キャブレーション:電子制御式燃料噴射●圧縮比:10.7●最高出力(ps/rpm):258/6600●最大トルク(kgm/rpm):30.6/2500~4000●トランスミッション:6AT●サスペンション:FダブルジョイントスプリングストラットR5リンク●ブレーキ:F&Rベンチレーテッドディスク●タイヤ:F&R225/45R17●価格(万円):665●問い合わせ先ビー・エム・ダブリューTEL0120-553578 

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