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2010年3月30日
ワタシって親不孝者なの!?
お葬式っていうと、宗教がからんできて表現が難しいんだけど、この前、実家でこんなことがありました。
先日、父が出席した、とあるお葬式で、葬儀場の周りを霊柩車で1周しただけで20万円かかったという話があり、それは一体どういう計算なんだ!? という疑問から、バトルが勃発したのです。
(今から書くことは、あくまでも私の意見であり、決して葬式を否定するものではありませんので、ご了承ください。)
母「アナタ、こんな年にもなって非常識ですよ。だいたい家族葬だって200万円はかかるのよ!」
ス「なんで? 祭壇だって使いまわしなのに? 何にそんなにお金がかかるわけ?」
母「花代だって80万円とかかかるんだから」
ス「おかしいよ。なんでそんなにかかるの?」
母「そうなってるから! あれこれ選んでる時間なんてないの。葬儀屋がきて、とにかく短時間で決めなくちゃならないんだから」
ス「ボッタクリじゃん! 出せないよ、そんなわけのわからないお金。戒名だって数十万かかるんでしょ?」
母「世の中、そういうことになってるの! お坊さんだって檀家が減って大変なのよ」
ス「なんでワタシたちが、知らないお坊さんを助けなくちゃなんないわけ? それにさ、お坊さんも、今までまったく会ったこともない人に戒名つけたりするわけでしょ? 何の意味があるの? そんなお葬式はワタシは必要ない。ワタシは火葬してくれたらそれを海に撒くなりしてくれればいいわ」
母「アナタはそれでいいかもしれないけど、私たちは、ちゃんとお金を用意してますから、ちゃんとやってちょうだい。本当に、どういう子なんでしょう? 先祖のことをどう思ってるの?」
ス「先祖は先祖だよ。ちゃんと心のなかで感謝してればいいんじゃない? その気持ちと、葬儀屋に払うお金とは関係ないじゃない!」
母「そうじゃないでしょ、寂しいお葬式になったらかわいそうじゃない。供養はどうするの? まったく信じられない。本当に親不孝者だわ!」
ということで、母とは結局最後までわかりあえずじまいでした。
どうしても越えられないジェネレーションギャップなのかと思ったけど、「当たり前」、「常識」、といったことを、こうも何の疑いもなく受け止められる神経とはどういうものだろうか、ということのほうが驚きでした。
母はとっても信心深い人かというと、別にそうではないんです。
ただの仏像好きってだけで。
ウチに仏壇を置くようになったのは、一緒に暮らしていた祖母がなくなってから。
お線香をあげたり、お花を飾って拝んだりってことはしてるけど、別に毎日お経を読むわけでもないし。
ワタシだって、それぐらいはするんです。
父母の田舎に帰ったらお墓参りだってする。
でも、お葬式や、法要程度のお寺との付き合いで、やっぱりそれほど仏教って身近なものではないですよ。
それでも、葬式には何にそんなにかかるのかわからないお金を払えて、なぜ毎日いちいち電化製品のコンセントをマメに抜くのか、電気温水器のスイッチを消すのか・・・、そんなの年間でも変わっても数百円じゃん!!
めんどくさいんですよ、毎日使うコンセントをいちいち抜いたり、スイッチつけたり、歯磨こうとしても、いっつも冷たいまんまなんだもーん。
なんなの、その節約!? 意味あるの!?
そんなことで、葬式とは一体何なのか・・・と、悶々としているところに、見つけたのがこの本。もう28万部も売れているんですね。知らなかった。
みなさん、結構興味があるネタだったんですね。
これまで、葬式について考えたことはあまりなかったけれど、読んでみると、庶民がみな檀家になった寺請制度のこと、禅宗から始まった葬式、戒名 といったことまで詳しく書かれていて、目からウロコです。
それと少し立場を変えて、
今、週刊文春(4月1日号)でも、『「葬式は、要らない」は本当か』というタイトルで、教授2人の対談が掲載されてます。
他にも『お坊さんが隠すお寺の話』(新潮新書)なども読んでみると、より仏教と葬式の関係、現代のお寺事情などが良くわかります。
そんなこんなで、急に葬式のことでアタマがいっぱいになってしまったわけなんだけど、
ちょうど、今発売中の『週刊SPA!』を読んでいたら、一般の女子からフーゾクの女の子まで、男性にかけてもらうお金もデフレ傾向で、彼氏がデートで使うお金、ゼロ円、1000円、3000円、でもいいなんて子までいて。
最初、それがエッチの値段かと勘違いし、「アンタら安すぎるぞーーーー!!(怒)」と思ったけんど、デートで使ってくれる価格ということで、ちょっと胸をなでおろしました。
あ、でもそれって同じことかな?
それにしても、ヘルスで働いても1時間、1万5000円か~、安すぎだろ~。
そんな金銭感覚で生きてる若い人たちにとっては、突然、父や母が亡くなったからって、200万円以上も出せるわけがないっ!!
ヘルスで一生懸命働いて、葬儀屋に支払えっていうんかいっ!!! って感じですよ。
お葬式は故人との別れの儀式だし、ひとつの区切りとして必要なものだとは思います。
でも、誰も文句が言えない状況をいいことに、納得できないような値段をつけるのはどうかと思ってるだけで、別に故人のことを思っていないわけではないんですよ~。
なのに、ワタシは親不孝者!?
なんかおかしくない!?
でもま、母のような人がまだたくさん世の中にはいて、結果的にはそういう人たちがどんどん葬儀屋の店舗を増やしているんでしょう。
少なくとも、ワタシはお葬式のためにヘルスでは働けないわ~。
(その前にお店が雇ってくれないか・・・・)
投稿者 スーザン史子 : 2010年3月30日 21:14













