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2005年9月22日

レクサスISの試乗で“あさば”に泊まりました

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▲部屋から見ることができた能舞台。

 レクサスの試乗会は、士別のテスト・コースで始まり、先月は京都でGSとSCに乗り、最後が伊豆のサイクル・スポーツ・センターを基地とした、今回のISの試乗であった。

 そして、その夜の宿泊先が修善寺の“あさば”であった。“あさば”は、300年以上前から続く老舗旅館で、広大な庭園の一角に能舞台があることで知られている。むろん、ここでは、四季おりおりの能が演ぜられ、大変な人気を博している。当社発行の極上の湯宿シリーズでも、第一巻から掲載させて頂いており、とても楽しみであった。通された部屋は2階の角で、能舞台を一望に出来る開けた眺望が、まず見事であった。畳は全て、マッサラで、よく観ると調度全てが新しい。仲居さんに聞くと、最近2部屋を合わせて、1部屋としてリニューアルしたばかりだそうで、今、一番良い部屋だ、とのこと。わが身のラッキーを密かに喜んだ。

 最近の老舗旅館は、皆、古い部屋を改装するのに、苦心している。今や、露天風呂まで、個室に付く時代になってしまった。しかも、客の側は、スペックだけで選ぼうとする傾向があるから、本当の良さが伝わらず、困ったものである。本当の良さは、けっして、データでは表現できないものなのだ。しかし、この旅館のリニューアルは見事で、久しぶりに本物の日本建築の良さを味わった。もちろん、夜、演ぜられた能も素晴らしいものであった。

 一連のレクサスのイベントは、これまで、高級というより、むしろ、サプライズの傾向が強かったのだが、今回の試乗会は本物の良さを堪能でき、和の心と、レクサスの目指す、和の調和がよくマッチしていたと思う。

 ところで、肝心のISは、士別で乗った時より、はるかに良いクルマに仕上がっていた。特にお勧めは、Lヴァージョンで、乗り心地、操安ともに良く、数ヶ月でよくここまで煮詰めたものだ、と感じられた。一方のSヴァージョンは、まだ、やや、ごつごつと固めで、もう一段しなやかさが欲しい、と感じた。

 いずれにせよ、レクサスの今後に期待したいものだ。

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投稿者 笹本健次 : 2005年9月22日 20:25


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