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2005年10月21日

創刊号と最新号 その10 クアント編


▲写真右がクアントの最新号で、そして、左が創刊号……と、言いたいところだが、残念ながら手許に無いため、ティーポに出した広告を撮影した。

 クアントは、今でこそ、おもちゃ誌として成功しているが、この雑誌ほど、創刊から、コンセプトが変わった例はかって無い。

 クアントの創刊は、1994年で、当初は、日本初の個人売買情報誌としてスタートした。個人売買情報誌は、それまでにも他社で計画があったが、一番難しいのは、創刊号の情報が集まらないことで、当社では、カー・マガジンやクラブマンなどで、個人売買欄があり、それを利用して、創刊号を創り上げた。この本はとても好評で、一年ほどして対抗誌も出現し、市場は一気に活性化した。当社もこれを機会に月2回刊とし、一部を有料化して収益もさらによくなった。

 一方で、このような媒体には、詐欺などの犯罪が付き物で、当初より予想はしていて顧問弁護士まで用意していたが、それにしても犯罪の多さには、うんざりした。毎月、各地の警察が編集部に証拠固めに来ており、その内の幾つかは、新聞にも載るようになった。しかし、不幸中の幸いであったのは、その殆どが捕まったことである。

 また、ネットを利用することも早くから検討し、実際にデジ・クアントというネット版も97年に造ったが、当時はまだ、今日ほどPCが普及しておらず、全く振るわなかった。そうこうしている内に、ヤフーのオークションがスタートし、個人売買は新しい局面を迎えた。

 そこで、クアントはその使命を終えたと判断し、1999年にコンセプトをモノ情報誌と換え、一年程やってみたが、思わしくなく、遂に休刊か――? というところまで来た。しかし、当社のおもちゃ好きが、何人か集まって、この雑誌をおもちゃ誌にしたい、という提案があり、それなら、予算をシーリングして一冊だけ、という条件でやってみたところ、大きな反響があり、それから、現在に至っている。

 現編集長の畑山君は、ホビダスの名前を考え出し、別冊として出版し、それが元でこのサイトの名前がホビダスとなった。また、ホビダス・ダイレクトもクアントの会議で、議論のなかから出てきた。ということで、何かと、このサイトには縁の深いものがある。

投稿者 笹本健次 : 2005年10月21日 20:19


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