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2005年10月26日

創刊号と最新号 その11 ガレージライフ編


▲左が創刊号、右が最新号(写真をクリックすると拡大します)。

 ガレージライフの創刊は1997年で、たしか増刊として一冊だけ創ってみよう、と企画したはずだ。ところが、予想をはるかに上回る評判を得、シリーズとして発刊を続け、遂には、季刊の定期誌にまで成長して、現在に至っている。

 よく話している事だが、このガレージライフ誌の成功は、まさに日本の趣味ライフ、言い換えれば、日本人の文化の成熟度が非常に深くなった証のひとつだと思っている。バブル期以前の高度成長時代には、日本人はモノを揃えることに必死であり、またそれがステイタスであった。クルマについても、より良いクルマを買うことのみが目的で、趣味としてのクルマとの生活をトータルに考え、それを実践するようなゆとりも発想も無かったのだ。

 しかし、今は違う。自分の好きなクルマを手に入れたら、それを格納するガレージを、自分の好みでつくり、そこを趣味の城として楽しむ。仲間が来ても、もてなすのは居間ではなく、ガレージで遊ぶ。この様な事が、クルマ趣味の究極の楽しみである、と考え、実践する人がとても多くなってきたのだ。こうした、先端の楽しみをリードしているのが、ガレージライフ誌なのだ。考えてみれば、ガレージの事しか載っていない本が沢山売れるのは、まさに豊かさの表れだとしみじみ思う。

 もちろん、実際の作例が無ければ、この本は成り立たないのだが、編集部には、まだまだ、未掲載の作例が沢山溜まっている。順次掲載しているので、送って頂いている方には、もう少しお待ち頂きたいが、実は、ガレージライフ誌は、世界的にも大変評価が高く、とても多くの方に見て頂いている。

 趣味の世界は、どの分野で遊ぶにしても、如何に自分の世界を造り、楽しむかに懸かっているのだ。ガレージもこじんまりとしているが、とても味の有るものから、巨大なものまで、千差万別だが、個人的には、小さくても、個性のあるガレージが、オーナーの好みがはっきりと主張されていて、好きだ。

 このガレージライフ誌の他、当社では、カー・アンド・ホームという、やや建築系の雑誌も出している。こちらは、コンクリート打ちっぱなし系の建築の本だが、図面も入っていて、これからガレージ造りを、という方には、なかなか参考になると思う。

投稿者 笹本健次 : 2005年10月26日 18:36


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