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2005年10月11日

創刊号と最新号 その9 オート・カー・ジャパン編

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▲左が創刊号で、右が最新号。

 オート・カー・ジャパンは2年前の4月に創刊した。

 言うまでも無いが、本家のオート・カーは世界最古の自動車雑誌として有名で、英国をベースとして、世界十数カ国で発行されている。その内容は、英国流の反骨精神を発揮した徹底した辛口批評で、しかも、新車の情報も早く、欧州のメーカーも一目置く存在であった。

 このオート・カーの日本版を出すに至った経緯は以下のようである。

 3年前の春のある日、編集部に行くと、当時カー・マガジンの編集長であった中尾君の机の上に、オート・カーが一冊置かれていた。久しぶりに手にとって、パラパラめくっていると、“この本の日本版というアイデアはどうですか”と言うので、真剣にチェックしてみると、なかなか面白い。

 そこで、早速、英国在住の当社のコレスポンダント、マイク・トンプソンに連絡し、先方の出版社に打診をしてもらった。過去にこのような事は何度もあったので、打ち合わせはスムーズに運び、この年の6月、私がエンツォ・フェラーリのお披露目に行く前にロンドンに寄り、この時、先方の出版社、ヘイ・マーケット社と基本合意に達した。

 11月には先方の契約担当が来日し、こちらも同時通訳レベルの人を雇って、2日間カンズメで契約書を作り、その場でサインした。

 さて、いよいよ創刊号の編集である。それまでのカー・マガジンのスタッフのうち、新車班はオート・カーに行かざるを得なくなり、やむを得ず、私がカー・マガジンの編集長に、なんと15年ぶりに復帰することになったのである。

 創刊時の2年前の5月には、丸ビルで“オート・カー誌に見る自動車の108年”というイベントを開催し、創刊号から、一年毎の表紙を展示して、世代の変遷を見せ、また同時に各世代を代表するクルマ5台を展示し、日本版創刊を盛り上げたのである。

 日本版のオート・カーは創刊から2年が経ち、お陰様で大変な支持を頂き、最近では本国版同様、2~3年落ちの中古車の情報も評判になっている。辛口批評の精神は、本家同様、しっかりと表現しているつもりだ。

 今、一番面白いクルマ雑誌、オート・カーをぜひ一度手に取ってみては?

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投稿者 笹本健次 : 2005年10月11日 11:38


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