2006年7月24日
JNR EXPRESSの発刊について
昭和50年代と言えば、国鉄最後の時代で、未だ新幹線は今日ほど発達しておらず、各地の在来線で、急行列車や特急列車が網の目のように張り巡らされ、日夜、輸送の大動脈として活躍していた頃だ。
その頃の、各地に相応しい愛称で呼ばれていた、懐かしい列車達を、写真とデータで掲載したのが、今回当社で発行した“JNR EXPRESS”である。
今では、多くの愛称名が無くなったり、特急に昇格したり、あるいは新幹線になってしまったりで、当時の列車の面影は殆ど無いのだが、それだけに実に懐かしい気がする。
私も、学生の頃は、甲府の実家と都内の往復によく、中央本線の急行アルプスに乗った。その当時、中央本線には特急は存在せず、甲府で先頭に一輌だけ増結するキハ55の前によく並んだことを思い出す。今のように、特急の大盤振る舞いではなく、よほどの幹線でない限り、特急は走っていなかったのだ。おっと、この話は昭和50年代ではなく、昭和40年代前半までの話であった。50年代には、中央本線もオール電化され、特急あずさが走る時代となっていたのである。
さて、当社では、さらに、列車名の集大成として、“列車名変遷大事典”をこの8月に刊行する。この書籍は、初めて列車の愛称が付けられた昭和4年から、今日までの、あらゆる列車の編成や、時刻、ヘッドマークなど、とにかくあらゆる疑問に全て答えることができる画期的なものである。全528頁の大作だが、ぜひ、座右の書として揃えて頂きたい。
投稿者 笹本健次 : 2006年7月24日 17:23



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