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2006年11月 1日

ロータスF1、101に乗りました パートⅡ

 いよいよ私が、コックピットに納まることになったのだが、実は、中嶋車とピケ車では、コックピットのサイズが随分と違う。中嶋車のほうがコンパクトで、正にドライバーの身長にあわせた、オーダー・メイドで造られているのだ。しかも、ややこしい事に、クラシック・チーム・ロータスのほうで、シャシー・ナンバーと、デカールを何故か、逆に張っていたので、27日の時点では、私が乗っているのは、12番のゼッケンを付けているが、実際にはピケ車である。ゼッケンの張り替えは、28日の早朝に終わったので、イベント中は、正しくなり、11番がピケ車、12番が中嶋車であった。

 さて、ミッションをニュートラルにし、クラッチを繋いだ状態で、エンジンをスタートさせる。アクセル・ペダルは、意外に軽く、ストロークはかなり有る。その反面、クラッチは、ストロークが短く、繋がりも急激なので、かなり難しい。エンジン回転を6000rpmに保ってクラッチをゆっくりミートさせる。私の場合、この辺りは、F3000でかなり経験していたので、全く問題は無かった。
 実際に走り始めてみると、やはり、ヒューランドの6速ミッションのシフト・チェンジは、かなり慣れが必要であった。どうしても力が入ってしまうので、シフトが完了しているかどうかが、不安になり、恐々繋ぐようになってしまう。もし、シフト・ダウンでミスしたら、その時点でエンジン・ブローとなってしまうので、本当に慎重にせざるを得なかった。

 アクセルを踏み込むと、予想どおり爆発的なパワーがでる。このジャッド・エンジンのレブ・リミットは11500回転であったが、エンジンのライフを考え、我々には、10500回転に抑える、という指示が出ていたが、最初はとても、そこまでは回せない。しかし、意外と低回転でも、トルクはあることがわかり、次第にゆとりが出来てきた。取り敢えず、1周回ってピットへ。もちろん、何の問題もなく、再度スタートしたところで、他のクルマのアクシデントで、赤旗中断となった。

 この後、冷や汗をかく出来事が起こった。しばらくして、再スタートとなったが、4コーナーで、シフト・ダウンの際、ギアのポジションを捜しているうちに、うっかりアクセル・ペダルをオフしてしまい、エンジンがストールしてしまった。
 本来なら、シフトを入れなおして、クラッチを繋げば、再スタートできるのだが、もし他の原因なら、と思い、そのままコース・サイドに止めたところ、ブローバイに溜まったガソリンが発火してしまった。
 火そのものはほんの僅かであったが、コース・マーシャルがいきなり、消化剤をまいてしまったので、いささか焦った。エンジン内部に入ってしまったら、もう走行は不能なので、暗い気持ちでピットに戻ったが、それから懸命な大掃除で、なんとか夕刻にはエンジンの再スタートができた。

 火はほんの僅かで、結局何の問題も無かったのだが、イベント主催者としては、この後さらに何かがあってはいけない、と思い、次に乗るのは、日曜日の午後、アトラクションが全て、終了してから、乗ることにした。

 この続きはまた明日。

投稿者 笹本健次 : 2006年11月 1日 16:59


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