2008年10月 1日
東日本フェリー“ナッチャンWorld”に乗りました パートII
私はうかつにも、この高速フェリーが青函航路に就航したのを知らなかったが、トロフェオ・タツィオ・ヌボラーリの開催案内で、高速フェリーの存在と、更にスポンサーで協賛しているのが書かれてあり、俄然興味が湧いてきたのである。
これまで4時間も掛かっていた青函航路を、この船は半分の2時間で走破してしまう、というのも凄いが、データを見ると、一万トンの巨大なサイズで最高速36ノットというスピードを誇り、船体はオールアルミ合金製で、真ん中が空洞になっている、いわゆるカタマランというタイプであるという。かつての鉄道車輛を載せた青函連絡船でさえ、8000トンクラスが最大だったはずだから、この高速船の規模が如何に凄いものか、が知れると言うものだ。
さて、沖から見る間に進んできたナッチャンWorld号は、岸壁の突端で見学している我々の目の前でクルリと旋回し、そのまま接岸したが、聞きしに勝る巨大さで、実に感動してしまった。
その有様は写真のとおりだが、もう1艇のナッチャンRena号と共に、この10月末で高速艇運航を終了してしまう事になったそうだ。原因は燃料費の高騰で、とても採算が合わない、ということだが、1艇90億円あまりの費用で、しかも地上設備のインフラまでいれると、相当の費用を投入しており、それがこんな短期間で運航終了になるとは、誠に残念である。
いよいよ乗船となったが、新しく作られた桟橋は、全く段差がなく、これなら、F40でも問題ない、というほどだ。上下2段に設定された船内の格納場所は、350台が収納できるということで、ただただ広い。
同様に船室も広く、等級は、エコノミー、ビジネス、エグザクティブと3クラスに分かれているが、エコノミーの座席は、最前部にサロンがあって、そこが一番楽しそうであった。
この日は、低気圧の影響で、海はかなり荒れていたが、殆ど揺れは無く、スピード感もそれ程無いが、平行している陸地を見ると、そのスピードが判って驚く。2時間は、アッと言う間に過ぎ、闇となった海に、時折、イカ釣り船の明かりを見ながら、函館に到着した。この船は、もともと軍用に作られたと聞いたが、さも有りなん、というほどの高性能であった。
さあ、いよいよ、明日からはラリーの開始である。
投稿者 笹本健次 : 2008年10月 1日 15:07



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