2009年6月 9日
マセラティ・クアトロポルテ 5年間10万kmの記録
今日から、数回に亘って、5年間10万km走行を達成したクアトロポルテのレポートを行いたいと思う。
実は、私のクルマ体験のなかでも、新車から10万kmを走行した、というのは、初めてであり、それが、まさかマセラティで実現するとは、思っても見なかった、というのが率直な感想だ。
それだけ、マセラティの品質が劇的に向上したということであり、かつての芳しくない評判は、すっかり影を潜めている、というのが、今のマセラティなのである。
既に、3年目の車検の6万3000km時にレポートを行っている(2007年9月25日から5回)ので、ここではその後の状況を紹介したいと思う。
10万km走って最も強く感じた印象は、タフなエンジンである、ということだ。このクアトロポルテに搭載しているV8エンジンは、フェラーリ社で製造しており、ベースになったフェラーリのV8モデルのものと大きな違いはない。カム・シャフトの駆動が、チェーンになってからのV8エンジンは、基本的にメインテナンス・フリーで、10万kmの走行の間にオイル交換をしたのみで、排気の色も無く、新車時と変わらぬ状態を保っている。むろん、何れはヘッド周りのリペアも必要になるだろうが、この調子なら、一体いつまで持つのか、判らないほど頑丈である。これが最大の嬉しい誤算で、現行のフェラーリ、マセラティのV8エンジンは、少なくとも10万kmは何の問題もなく走れる、ということを実証できた。これは、これからユーズド・カーを購入する人にとっても大変、心強いと思う。
更に私のエンジンは、よく回していて、時にはエグゾスト・パイプまで、真っ白になるほど走ることもあり、その関係か、触媒がやや抜け気味で、結果、乾いたとても良いエグゾスト・ノートが響いている。
この音質も魅力で、この音を聞くだけでも、毎日楽しいのである。
クアトロポルテでもう一つの飽きない点は、ボディ・デザインで、5年間たった今でも、実に味のある、美しいラインだと思う。
振り返って考えてみると、私が、5年間も乗り続けた理由は、以上の3点が最大のファクターだと思う。むろん、経年変化による細かい整備等はあったが、基本的に、この5年間のマセラティとの生活には、充分に満足している、というのが今の感想である。
明日からは、整備の記録などを紹介したい。
●6万3000km時のレポート:
<その1><その2><その3><その4><最終回>
投稿者 笹本健次 : 2009年6月 9日 15:24



コメントする