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2005年08月25日
Forza Italia
昨今の中国の躍進振りは何かにつけ報じられているが、ヨーロッパに行ってみると、ほとんどの雑貨が中国製なのだ。それ以前に華僑の生命力の旺盛さは舌を巻くほどで、あのピエール・バルディノン氏が所有するマ・デュ・クロ・サーキット近くの山の中にある小さな街オーブッソンにも中華料理店があるといえば判り易いだろうか? イタリアでもちょっとした街には必ず中華料理店があり、最近では日本料理店まで手を広げているようだ。
舞台をニューヨークに移すと、長い間リトル・イタリーとチャイニーズ・タウンは均衡を保っていた。しかしここ数年チネーゼは大躍進し、かつてのイタリアーノ・エリアまで侵食し、その勢いは留まることを知らないようだ。もともとニューヨークの警察や消防関係はイタリア系移民がほとんどを占め、マンハッタンにイタリア文化を花咲かせ、リストランテからピッツェリア、バールを始め繊維関係の店などが数多く見られた。しかし今では飲食関係が残るだけで、往年の華やかさは見られなくなってしまったが、一歩店に足を踏み入れれば、そこは昔のままの空気と元気さが残っていた。

さて写真は北米で最古のピッツェリア(なんと開業は1905年!)で、かつマンハッタンで一番美味しいピッツァを出してくれると評判の店であるロンバルディーズ(32 Spring St. bet. Mott & Mulberry St.)に行ってみた。店の見てくれはショボイが、もちろん本格的な石釜を使い薪でで焼き上げるだけに、イタリアと変わらぬ味を提供してくれた。所変われど、美味しいイタリアンを食べれば、それまでの疲れはたちどころに吹き飛んでしまい、ニューヨークに居ることを忘れてしまうほどだった。
ローマ帝国崩壊以来しぶとく、かつ人生を謳歌して生き続けてきたイタリア人だからこそ、まず美味しい食事が不可欠なのである。
投稿者 ueno : 2005年08月25日 19:54

