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2006年04月25日
TELEPASS
イタリア版ETCがTELEPASS/テレパスだ。最初にイタリアを訪れた時にテレパスを目にして、何だこれは、と驚いた記憶がある。
この手のモノはローテクなイタリアでは導入が遅いだろうと思ったら大間違い。1989年にフィレンツェ近郊で試験を始め、1990年のイタリアン・カップにあわせA-1のミラノ・スッドとローマに設置し、1996年には全区間で完成しているのだ。それに伴い1990年には12,000台だった車上機は、1992年には58,000台、1998年には100万台にまで達している。
そんなわけでイタリアは高速の自動精算システムの大先輩といえる。しかし、何かと大変なのはビジターである。実はイタリアの高速、というかアウトストラーダの料金所は3システムに分かれている。ひとつがこのテレパス・レーンで、ふたつ目が通行券を入れた後VIAカードで支払う専用のレーン、そして最後が現金支払いの有人(最近自動精算機のゲートが増えてきたが)となっているので、間違えると厄介なことになる。また入り口もテレパスと通行券をもらう2種に分かれているので、テレパスが付いていないクルマの場合は、写真の右端に移っている“BIGLIETTO”の看板があるゲートに入らなければならない。そして、いまやテレパスが狩猟になったことと、コストダウンのため、現金支払いレーンが縮小されてきた。テレパスとVIAカード・レーンが10レーンあるところでも、現金レーンが3レーンしか開いてなかったりで、特に休日は料金所渋滞が発生するので注意が必要だ。
しかし、何回か走っていればその辺は理解できるので、それほど心配しなくても大丈夫だ。
長い歴史を持つイタリアだが、やる時は革新的なことをあっさりやってのける。その柔軟さを持った思考回路を、日本の政治家や官僚にも取り入れて欲しいものである。
投稿者 ueno : 2006年04月25日 22:43

