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2008年02月29日
イタリア当局が偽フェラーリを摘発。
シチリアで偽フェラーリ偽造団が摘発された、というニュースが入ってきた。面白そうなのでさっそく調べてみたところ、さすがイタリア。
偽造団の8人は、これまでに14台の360スパイダーを製作し、そのうち7台はすでに販売され、製作中の7台が押収された。
偽360スパイダーは、ポンティアック(たぶんフィエロ)が彼らのベースとして使用されたが、オリジナルのエンジンを使い、そこにコピーしたフェラーリ・ボディを組み込み、このほかメルセデスやトヨタの部品も使われたという。
捜査に当った担当者曰く「それは非常に上手に作られていて、彼らは非常に熟練した技術を持っていました。」と語ったという。確かにニュースの写真を見るとディメンジョンも正しい寸法にされており、一見すると本物と区別がつかないほどである。やはりイタリアの職人の技術は、すばらしい。
できればレストレーションなどの正しい道で、その腕を振るってほしかったものである。
それはさておき、ある意味イタリアらしい出来事といえよう。
2008年02月22日
フェラーリ・ジャパン・スタート

かねてより噂されていたフェラーリ・ジャパンがいよいよ設立されることになり、2月22日にその存在が発表された。
これまでコーンズ・アンドカンパニー・リミテッドが務めていた日本でのフェラーリ総代理店のポジションを、フェラーリ社直轄のフェラーリ・ジャパンが担当する。正式にスタートするのは今年7月1日の予定で、CEOはアジア・パシフィック・レジオンのマルコ・マティアッツィ氏が兼務し、実働部隊は日本人スタッフになる模様。
これまでコーンズとフェラーリは同意語だったが、これからもファースト・ディーラーとして従来どおり販売してゆくので、実質的に変化は無いといえよう。
フェラリスティにとって直接的な変化は無いが、マラネロ直の存在になるだけに、あらゆる面でさらなる飛躍を期待したいものである。
2008年02月16日
フェラーリ社2007年収支結果発表

3年ぶりのダブルタイトルを勝ち取ったフェラーリはセールス面でも絶好調だ。先日発表された2007年バランス・シートによれば、16億6800万ユーロの売り上げを記録した。2006年の14億4700万ユーロに較べ15、3%の増収を果たした。ロードカーの総生産台数は6,465台で、2006年の5,671台に較べ14%の増加を見せている。これは新興成長市場での成長が、前例のない高いレベルを記録したためで、アジア太平洋地域での販売が47.2%上昇したのを皮切りに、中東エリアでは32.3%も向上。 また、伝統的な市場でも好調で、アメリカの+7.7%、英国+8.2%、ドイツ+5.9%と拡大している。
以前モンテゼモロ社長が「ある一定の限られた数しか作らない」とコメントしていたが、3000台が4000台、いつしか4500台になり、ついに5000台の大台を超えてしまった。昨年この点を問うた時は、「新たなマーケットが増えた分生産台数を増やす」という答えが返ってきたが、果たしてこの後どうなるのであろうか。今年デビューすると噂されている新カテゴリーのニューモデルも加え、1万台体制を目指すように思える。果たしてそのときに今のプレミアム性が保てるのか、ちょっと気になる部分でもある。
photo:Ferrari S.p.A.
2008年02月09日
今週3度目の雪は強力でした。

今週は雪週間といえるほどよく降ってくれる。日曜日、水曜日に続き今日も。ちょうど八王子郊外まで出かける用があり、予報では昼過ぎから降るはずだった。実際に降り出したのは夕方で、問題はそこから。見る見るうちに積もり出し、1時間で歩道や空き地は真っ白。そうこうしているうちに、そこそこ交通量がある車道も白くなり始める勢いである。
幸い私のクルマは、先日ピレリ・アイスストーム・キューブを組んでいるので、何の不安も無い。中央高速の八王子ICまでたどり着くと、下り線はチェーン規制が出ていて、本線は大渋滞だった。一方上り線は何の規制も出ておらず、そのまま乗り込んでみると誰も居ない。ちょうど東北道の盛岡から先の状態と言えばわかりやすいかもしれない。前後に1台もいないだけに、路面は次第に白くなりつつあり、シャーベット状態から新雪状態に変わるところだった。アイスストーム・キューブは、どのようなコンディション下でも確実に路面を捉え、なんら気を遣うことなく走ることができた。
多摩川を渡るあたりで、ようやく先行車グループに追いついた。皆夏タイヤのようで不安げにソロソロ走っている傍らをパス。調布を過ぎる頃には雪は消えてしまった。
しかし、その後寄り道をしていたら雪雲に追い付かれたようで、自宅に帰る頃には道は真っ白になっていた。この程度の雪はなんら問題なく、無事に帰宅。
何はともあれ、備えあれは憂いなし。季節に関係なくどこへでもクルマで行く筆者にとっては、東京と言えどスタッドレス・タイヤが欠かせないのである。
2008年02月07日
今年のウェアは…
1月6日にフィオラノで行われた初テストラン時には、早くも2008年モデルを着用していた。
毎年デザインが変わるスクーデリア・フェラーリのティーム・ウェアだが、今年はシンプル志向のようだ。担当メーカーはプーマで変わらないが、2007年バージョンの特徴だった左胸のイタリアン・トリコロール・ストライプが無くなり、サイドのポケット上に小さなイタリアン・トリコロールのアクセントに変わったことだ。
プーマは2005年から担当しているが、ホワイト・ストライプが年ごとに派手になっていただけに、ようやくスッキリと見えるようになった。ただしドライバーのレーシング・スーツは昨年のデザインが踏襲されているが、もしかすると開幕戦で新デザインのものに変わるかも知れない。
それはさておき、バーレーン・テストで久しぶりにマールボロ・ロゴ入りのマシンとウェアを見ることができた。やっぱりあのロゴが入っていないと決まらない。今やF1GPで煙草広告ができるレースは、中東とモナコ、中国のみになってしまっただけに、なにか絶滅危惧種を見るような気がするのは、私だけだろうか?
PS;バーレーン・テストは快調にプログラムが進み、3日目にはライコネンがさらにタイムを削り、1’30.455を叩き出している。また3日目から合流したマッサは、トラブルに見舞われながらも1’31.293をマークした。
Photo:Ferrari S.p.A.
バーレーン・テストではマールボロ・ロゴ入りを使用。
2008年02月06日
マイレージカード

家に帰ったら、アリタリア航空から分厚い封書が届いていた。開けてみると新しいマイレージカードと、挨拶文、そしてオリジナル・パスポートケースが出てきた。
2008年からマイレージ・プログラムが変更されると聞いていたが、ここまで一新するとは思ってもみなかった。以前ルフトハンザ航空でセネター・クラスに昇進したときは、卓上カレンダーと皮製バゲージタグ、果てはケーキまで送ってきたので驚きはしなかったが、イタリアもなかなかやるじゃないか、と思った次第。
昨今大赤字のアリタリアの買収話が盛り上がっているが、かつてのストラトスや131アバルトのマーキングで刷り込まれた”A”マークは、今でも特別の拘りがある。これからもがんばっていただきたいものである。
2008年02月05日
バーレーン初日はライコネンがトップ!
バーレーン合同テストが2月4日から始まり、キミ・ライコネンがトップタイムをマークした。気温12~17℃、路面温度13~27℃のドライコンディションの中で、ライコネンは、1’32.079のトップタイムを叩き出している。このタイムは、昨年のバーレーンGP予選でマッサが記録した1’32.652のポールタイムを上回るものである。ちなみに同時に走行したルカ・バドエルは1’33.323だった。
まだ熟成途中ながら、F2008は素性の良さを見せ付けている。今年も開幕戦を制覇か?
Photo:Ferrari S.p.A.
2008年02月03日
今年初めて雪が積もりました。

未明から降り始めた雪は、朝目が覚める頃にはしっかりと積もっていた。自宅は周りに緑が多い閑静なエリアだけに、都心部に較べて積雪は格段の差がある。ちょうど買い物の用事があったので、アイスストーム・キューブのテストがてら出掛けてみた。
家の周りは約10cm近く積もっていて、路線バスはチェーンをジャラジャラいわせながら走っていた。交通量の少ない裏道は、いい感じの圧雪状態になっていて、ここでさっそくテスト。加速時のトラクションの掛かりも良く、ブレーキング時でも確実にグリップしてくれた。また限界を超えてグリップを失う時も、その感覚がステアリングに伝わってくるので、安心してドライブできることも、見逃せないポイントだ。
明日の朝は、ところどころアイスバーンになっているかもしれないので、アイスストーム・キューブのお世話になりそうだ。
ネズミ年は雪が多いといわれているので、アイスストーム・キューブの出番はまだまだありそうだ。
2008年02月02日
イタリアの美学

イタリアの街を歩いていて感心するのは、どのような業種の店でもウインドーが美しくショーアップされていることだ。これは都会だけではなく、地方の小さな街でも変わらない。そして、食料品は日本のようなパック売りではなく、対面販売されることが羨ましい限りだ。その商品の特徴や美味しい食べ方をレクチャーしてくれ、話があえばオマケしてもらえることもある。日本も私が子供の頃は、近所の酒屋で醤油やソース、味噌は量り売りが当たり前で、八百屋も肉屋も同様だった。欲しいものを使いたいだけ買う、と言う合理的な買い物が出来たのだが、スーパーが台頭するにつれ、次第に姿を消してしまった。
その点イタリアは、したたかである。大きなスーパーでも肉屋、フォルマッジョ、魚は対面販売が主で、野菜は1個から買える量り売りが当たり前。店側の都合だけではなく、客の使い勝手を先に考えている視点が好きだ。やっぱりイタリア人は根が優しいのだ。それが、食べ物にも、行動にも出ているのに違いない。
写真はモデナの惣菜店のディスプレイ。ハム、チーズ、ポルチーニ、ランブルスコが美しく並べられ、つい手が伸びてしまいそうだ。
foto:Erina Fukui

