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2009年03月05日
599 XX、599 HGTE発表!
3月3日から開催されているジュネーブ・ショーで、噂になっていた599のホットバージョンが発表された。実はこのホットバージョン、2種用意されており、ひとつはハンドリング・グラン・トゥーリズモ・エボルツィオーネ、略してHGTE仕様。そう、すでに612スカリエッティに用意されているハンドリング・パッケージで、スポーツカーらしいより鋭いハンドリングを実現したもの。具体的にはスプリングとスタビライザーが強化されると共に、マグネットコントロールのダンパーも締め上げられ、マシーンの姿勢変化を最小限に抑えているという。またエグゾースト・システムも見直され、高回転域の効率を高めると共に、サウンドにも意が払われ、テールパイプもかつてのスナップを思わせるデザインとなる。F1ギアボックスは最速仕様が組み込まれるのは言うまでも無い。
エクステリアではダイアモンド・カット仕上げの20インチ径のスプリット・リムが採用され、ボディカラーは専用の3層メタリック・ロッソが用意される。これまでのメタリック塗装に無かった深みのある色合いが特徴だ。インテリアでは専用のスポーツ・シートが備わることが見逃せない。CFRP製のシェルにレザーとアルカンタラのコンビ仕上げとされ、ヘッドレスト部分には「Handling GTE」のレタリングまで入る。
今まではHGTEパッケージはオプショナル・パーツのひとつという次元だったが、この599HGTEはバリエーションのひとつとして認識したほうが良いかもしれない。
そしてもうひとつの辛口599が599XXだ。噂ではスポーティなロードカーとして予想されていたが、実際はFXXの後継モデルというポジショニングだったのである。
排気量は発表されていないが、クランクシャフトまで新たに作り直すという大改装により、レブ・リミットは9000r.p.m.に引き上げられ、最高出力は700hpを叩き出す。組み合わせられるF1ギアボックスは新プログラムが採用され、変速時間は60ms。もちろん車体の軽量化も推し進められ、各部がCFRPパーツに置き換えられている。
エクステリアは大きく張り出したフロント・リップ・スポイラーとサイド・スカートを始め、新たに追加したリア・ウイングにより、レーシング・マシーンそのものの姿に変貌している。
今回の発表によれば2010年からサーキットでの専用プログラムが用意されるという。ちなみにフィオラノでのラップタイムは1分17秒と発表された。
注目のお値段だが、ジュネーブでは正式に発表されなかったが、FXXに近いところにあることは間違いないだろう。
詳細については4月6日発売のスクーデリア No.80で徹底的に紹介しますので、お楽しみに。
photo:Ferrari S.p.A.
投稿者 ueno : 2009年03月05日 13:30


