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2010.2.15

●ラピードマニアックスその4

山中です。

マニアックな内容で連載をしてはや"その4"となりました。
今までトランク、リアシート周辺に焦点をあててきましたので、今回はフロントシート周辺の細かいところをご紹介していきます。

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コントロールパネルやメータなどのデザインはその他のアストンと共通となっています。
このデザインは完成されたものですから大きく変更する必要はないと思いますし、このインテリアデザインがアストンのアイデンティティーになりつつあるようにも感じます。

そんな中でラピード独自となっているデザインと技術をご紹介します。
(どうしても細かく、マニアックになってしまうのです)


その他のアストンと異なるところをクローズアップしてみます。
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異なるところと言っても、比べる元がないとわかりませんからDBSの同一箇所を一つの参考としてご確認下さい。
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大き目のダイヤルが付いて、ドリンクホルダーが一つと何かのスイッチが追加されています。
この大き目のダイヤルはシートのヒーティングと送風(クールドシートオプションを選択の場合)のコントロール用となっています。

より前方にあるスイッチはパーキングブレーキのオン/オフ用スイッチです。
今までアストンマーティンは長い間フライオフ式のパーキングブレーキレバーを採用していましたが、ラピードではフライバイワイヤとなりました。
押すと解除、引くとパーキングブレーキをかけるようになり、非常に直感的にわかりやすいものとなっています。
電子制御ですので、パーキングブレーキががかかっている状態でも走り出そうとすると、車両がアクセルへの入力を感知し自動的に解除をしてくれます。(エンジンがかかっていない状態や、一つでもドアが開いている状態では自動解除はされません)

IMG_9943.JPG

また、標準ではドリンクホルダーとなりますがオプションで小物入れを選択すると、写真の様にカップホルダーにきっちりと収まる入れ物がついてきます。
携帯やECUキーを置いておくのにちょうどいいように設計されているので、意外に重宝するかもしれないオプションです。

コンソールの側面に目をやると、デザイン及び使用されている素材がラピード独自であるシートポジションのコントローラーが配されています。
シートポジションとそのメモリー、ランバーサポートのコントローラーとなっています。
機能的には新しさはありませんが、今まではプラスティック部品だったものがメタルのものとなり高級が一層アップしています。
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バング&オルフセンのオーディオが標準装備されているのですが、DBSやDB9のものをそのまま流用したのではなく、ラピードの車内に合わせて専用にチューニングがなされています。
シートベルトにセンサーが付いており、車内のどこに乗員が座っているかを感知し、乗っている箇所と人数に応じて出力を最適なものに自動調整をしてくれるのです。
バニティーミラーの近くにはマイクがあり、走行中のノイズボリュームを感知し、常に一定の大きさで乗員の耳に届くように音量調整をする機能もついていたりします。
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最後にシートに"Rapide"と入れられるオプション(4席全てに入ります)をご紹介。
ブラック/ダークブルー/シルバー/ライトシルバー/タン/ローズレッド/パーラメントグリーン/ビターチョコレート という8色から刺繍の縫い糸を選択可能なのですが、あえて目立たないようにするかアクセントとして目立たせるか迷ってしまいそうです。
写真はクリームトリュフにライトシルバーの縫い糸です。
主張し過ぎずちょうどいいかな と思ったり。
DSCF0718.JPG

インテリア全体を見ただけではなかなか気付けない細かい特徴がラピードには沢山あります。
メーカーの開発陣の自己満足ではなく、それらは全て快適さと使い勝手を考えての変更であったり、ラピードのコンセプトをより確実なものとする為のちょっとした要素だったりするのです。

アストンマーティンは似ているようで車種によって仕様や装備品が細かく分かれています。
(パネルの色とかも少しだけ違ったりするのです)
統一すれば効率もいいのでしょうが、モデルごとの性格の違いを意識して、それぞれに合った演出や機能装備の差別化をしているのです。
そんなこだわりもハンドメイドならではで関係者としては嬉しかったりします。
(覚えるのは大変なのですが・・・)