●DB7 i6
山中です。
アストンマーティンのヒストリーの中で、大きな意味を持つモデルの一つがDB7です。
デビューは1993年で、アストンマーティンがフォードの傘下に入ってから初めて新開発されたモデルです。
それまでのアストンとは大きく進化したデザインとエンジニアリングを誇っていましたし、結果としては、生産台数の面でも93年以降のアストンを支えたモデルなのです。
DB7は、スーパーチャージャー付きの3.2L 直6でデビューし、2001年に6.0L V12エンジンを搭載したDB7 Vantageに進化を遂げました。
93年~01年までを12気筒のVantageと区別して、DB7 i6と表記されることが多いようです。
何よりアトランティックがアストンマーティン取り扱いを始めたのもDB7のデビューと近いタイミングですから、一緒に歩んできたような面もあり、その点でも意味を持つモデルです。
ちなみに、これはお客様の車ですが、写真だけ撮らせてもらいました。
とても英国車らしい、優雅で美しいシェイプとラインをしていると思いませんか。
そしてこのデザインは、現行ラインナップにしっかりと受け継がれています。
DB9とDB7と並べて見てしまうと、まったく違う車ですが、基本の形であったりは見れば見るほど似ています。
(ショールーム内に入っている車はV8 Vantageですが、V8 VantageとDB7でも遠目に見るとシルエットの作り方は同じです)
シートデザインは、DB7 i6オリジナルの独特なデザインです。
シートデザインは、現行モデルには受け継がれていないですね・・・。
チルターングリーンに、スモークレザーの組み合わせがDB7には良く似合いますし、トラディッショナルな英国車らしいです。
コンソールあたりは、現行モデルにつながりそうなデザインに見えなくもないです。
木目パネルで覆われたセンターコンソールはやはり時代を感じさせますが、全体的に有機的な風合いを持っていて、今のアストンとは違った良さがあると思います。




