●DB7 Zagato
山中です。
5月の下旬にV12 Zagatoのレースカーが発表されてから、このブログでもザガートを幾度か取り上げましたが、そのつながりで一つ前のアストンとザガートのコラボモデルを紹介しようと思います。
2002年のジュネーブショーで、発表されたDB7 Zagatoが直近のコラボモデルです。
ついまだ最近のことのように思っていましたが、9年も前になるのです。
かなり前に撮った写真があったので、それを使って紹介していきます。
(今も下手ですが、当時は本当に写真が下手だな・・・と思う様な写真ばかりです)
99台のみの限定生産となったDB7 Zagatoの特徴に一つに、大きなフロントグリルがあります。
大きなグリルはV12 Zagatoにもしっかりと受け継がれています。
日本のナンバープレートがどうしても邪魔になってしまい、惜しい!
フロントからサイドにかけてのデザインはDB7 Vantageをベースにしていることがわかり、そこまでオリジナル性は高くありませんが、リア側のデザインは独創的なザガートのデザインになっています。
シングルのテールレンズ、大きく張り出したリアフェンダー、リアクオーターウィンドウとリアウィンドウが近接するようなCピラー付近のデザインなど、完全にオリジナルのものとなっています。
当然ダブルバブルルーフも採用されています。
適切な呼び方がわかりませんが、ブートスペースへのアクセスはトランクリッドを上に跳ね上げる様なものではなく、写真のような独特のものとなっています。
使い勝手には疑問符が付きますが、スペシャリティーを高めるには大きな意味があります。
サイドストレイカーの下には、ザガートのロゴである"Z"がしっかりと貼り付けられています。
さて、せっかくなのでインテリアも見てみましょう。
レザーはアニリンレザーが使われ、要所要所にはダイヤモンドキルティング仕上げがされたレザーが施されます。
シート形状こそノーマルDB7と同じですが、バックレスト部にはザガートの"Z"がエンボス加工されています。
フロントシートの後ろ(車内後部)は、リアシートを無くし、ラッゲージシェルフにおきかえられています。
ここは、個人的にお気に入りのパートです。
DB7 Zagato、デザインを創っただけに思われがちなのですが、見えないところもかなり手が加えられています。
まずボディはDB7 Vantage Volateのものをベースにしているのですが、ホイールベースが30cmも縮められているのです。
これにより塊感のあるデザインを軽量化を達成しています。
足回りやブレーキもノーマルDB7からはザガート用にチューンナップを受けています。
スポーツエクゾーストが装着されていたりと、乗っても違うクルマにしあがっているのです。
見た目だけでなく、クルマとしても特別なんです。
故に、レースカーしか発表されていないV12 Zagatoが、ロードカーとしてデビューするときはどの様な特別さを与えられるのかが、今からとても楽しみです!




