●Heritage Virage
山中です。
先月30日に八芳園で行ったNew アストンマーティン ヴィラージュの発表会で、華を添えてくれた一台をご紹介したいと思います。
1988年にデビューした名車Virgaeです。
ローンチに展示したこのVirageは1989年の東京モーターショーに展示されたという一台です。
UKでのデビューは1988年でしたが、日本デビューは1989年だったのです。
まさしく日本一号車という誉れ高いVirageなのです。
アストンマーティンオーナーズクラブのメンバーの方からお借りしました。
深謝しきりです。
デザインこそ時代を感じさせますが、この威風堂々としたスタイリングは、今見ても存在感があります。
ロングノーズ、ショートデッキに弧を描くルーフラインは、現行アストンに通じるものがあります。
発表会展示に際してはナンバープレートを隠す為の、化粧プレートなるものを付けるのですが、当時使っていた化粧プレートを会社で見つけ、引っ張り出してきました。
化粧プレートもまた時代を感じさせるものですが、この車に付けるとしっくりくるのです。
2000年代に入ってからアストンマーティンのCIは、シルバー/ブラック/ホワイト/グリーンというカラーの組み合わせになりましたが、それまではブラックとゴールドを使うことが多かったのです。
Virageですが、Coupeだけでなく、コンバーチブルモデルであるVolanteも生産されています。
デビューは1992年とクーペから遅れること4年ですが、生産終了はクーペの1995年に対して96年となっています。(何故?と思いますが)
幌を折りたたんだところが盛り上がっているのが、クラシカルで味があります。
現行モデルのV8エンジンとは全く違う、重厚感のあるV8サウンドが楽しめそうです。

インテリアはまさしくブリティッシュな佇まいをしています。
レザー張りにに、大きな面積のウッドパネルが奢られます。
ゆったりしたシートに見えますが、結構ホールド性も高く、当時からスポーツカーとして作られていたことがわかります。

Virage Coupeは355台、Volanteは234台という台数が生産をされました。
(Virage LEというモデルも9台のみ生産されています)
本当にアストンマーティンが少量生産だった、手作り感あふれる頃のアストンです。
今年デビューのNew Virageは最新の現代のクルマに仕上がっており、非常に洗練されていますが、クラフトマンシップという精神はしっかりと受け継いでいます。




