久々のBERTRAM50レストア日記 - Yasuda Ship Yard Blog

安田造船所代表の野澤隆之による船に関する情報や、釣りや車の話など独断と偏見でつづる社長ブログ。

2006年10月 7日

久々のBERTRAM50レストア日記

 帰国後久しぶりに見たら ハルの色は変わっていて
 いろんなとこの無駄なものは取り去られ
 あらゆる取り付けあとの穴は埋められていた
blog061006_02.jpg

どんな小さな穴でもパテだけでなく、きちんと埋め木をしてFRPで積層しないと時間の経過で陥没してくる
blog061006_08.jpg
 だからいがいに手間のかかる作業なんです
 ハルカラーは日本ではあまり見かけたことのない薄いパープル(ラベンダーカラーです)
 品がよくおしゃれに収まった感じがします
blog061006_04.jpg
blog061006_09.jpg
 喫水線とハウス廻りが塗れればまた雰囲気がぐっと良くなるでしょう
 
 バウデッキのテンダーやデリックなどすべて取り去られました
blog061006_07.jpg
 バウのハンドレールも取っちゃいました これはかっこ悪かったら低く短いものを作る予定です 低く短いものであれば取り付けるとかえってかっこよくなるものです
 50フィートあるとバウレールがなくても小さく見えませんが バウレールを取ると少し小さくなった気がします

blog061006_06.jpg
 コンソール周りも すべて余計なものは取り去りました
blog061006_03.jpg
 そしてコンソール自体も改造中で取り外してあります
 近年航海計器の集約化が進み 設置スペースが小さくてすむので あえて大型化はしません
 シンプルに見やすいセッティングです
blog061006_15.jpg

 サロンを開けると・・・
blog061006_10.jpg
  エンジンはばらされています
   エンジンもフルオーバーホールをします
   開けてみてびっくりは シリンダーライナーが割れていたり
   ターボのベアリングがやられていたせいで羽が振れ
   ハウジングも羽も削れていて
   ターボはアッセンブリー交換になってしまいます


blog061006_11.jpg
blog061006_01.jpg
blog061006_13.jpg
   シリンダーのかけらはオイルパンに落ち
   なんとオイルパンの中にはウエスまで残されていました・・・
   手術してメスを残すようなもの・・・
blog061006_12.jpg

   エンジン屋をやってて良かったです 完全に治します
   人のやった仕事は怖いので空ければ安心です すべて自前の作業ですので・・しかしびっくりです
   どんな風に乗っていたのでしょうか?調子悪かったでしょうに・・・


   サロンも天井についた戸棚も取り外しです すっきりします
blog061006_05.jpg
blog061006_14.jpg

 一般的にはここまでの作業をするのはかなりコストもかかるし時間もかかります
 造船所で手の空いている時間を利用して進めれば 結構早く進むものです
 楽しいレストアです 今後の進展も順次UPしてゆきます