JGFAセミナー無事終了 - Yasuda Ship Yard Blog

安田造船所代表の野澤隆之による船に関する情報や、釣りや車の話など独断と偏見でつづる社長ブログ。

2008年5月24日

JGFAセミナー無事終了

第一部FURUNO航海計器講座に引き続き

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私のライトタックルでのカジキつり講座(そんな名前だっけ)をやってきました
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下田カジキミュージアムはボナディアの和田さんを中心に進められています
この日はミュージアムの模型を持ってきていただき(やっぱりデザインのプロは違いますね)
みんなに公開されました 拍手が出るほどの完成度
今回和田さんの情熱なくしては進まないくらいです 感謝ですね

こんな内容にそって話しました 参考までに


HEVY or LIGHT       2008.5.22 Goldenbay nozawa
でかいリールと太いロッドで豪快に水しぶきを浴びながらカジキと渡り合う
そこにはカジキ釣りの醍醐味が確実に存在する
足を踏ん張り、リールのドラグを強めてもじりじりと引き出されるライン
真夏の焼け付くような日差しの中でのカジキとアングラーが対等に渡り合う様はまさにビッグゲームだ
一方ライン強度の7倍から10倍前後の魚を相手にファイトをするライトタックルでのカジキ釣りも魅力的な釣り方だ
東京湾でシーバスを釣るのに20ポンドでやっても糸は切れないし、力任せで釣りあげる感じであまり楽しさを感じない  4ポンドや2ポンドでバランス取れたロッドでやるとたちまちスリリングなゲームフィッシングになる これはアングラーがテクニックにより釣り上げるという楽しさを実感できる部分が大きいと感じられるからだと思う
ライトタックルによるカジキ釣りも同様にラインが細くなればなるほどアングラーのテクニックが要求される そしてシーバスとの大きな違いはカジキがストライクしてからのキャプテンの操船にゲームの成否がかかっている点だ、キャプテンズフィッシングと呼ばれるカジキ釣りだがライトラインによるカジキ釣りはよりいっそうキャプテンの操船の腕を問われる釣り方と言える
だからキャプテンにとって、とてもスリリングで追求すべき楽しい遊びになる
キャプテンは釣りに行く数日前から仲間や漁師の情報や水温や黒潮の流れなどを頭にいれ、当日の潮をイメージして出航する 
カジキのいないところでルアーを引っ張っていても当然魚はストライクしない
まずはカジキの潮にたどり着けるかどうかでキャプテンの力量が試される
そして水色やそのときにカジキが捕食しているであろう魚をイメージしてルアーを選択する そして良い潮目を見切ってカジキの前にルアーをプレゼンテーションする
要するにカジキをヒットさせられるかどうかはキャプテンの腕によるところが大きい
だからこそキャプテンズフィッシングと呼ばれる
それに輪をかけてキャプテンへの負担を大きくする釣りがライトタックルによるカジキ釣りだ
日本で一般的にカジキ釣りにおけるライトラインといわれるラインクラスは30ポンド以下をさしている
ちなみに30ポンドテストラインでライン強度の7倍から10倍というと(15Kg)で105Kgから150Kgをいう 日本近海で釣れるクロカジキはこのクラスがアベレージとなっているようなので30ポンドのカジキつりはライトタックルと考えられている
しかしIGFAのルールブックを見るとダブルラインの長さやリーダーの長さが変わるのが20ポンドラインから下なのだ
このリーダーの長さの差は実際に釣ってみると非常に大きな違いで、20ポンド以下の場合 カジキが船と逆方向に泳いでいる場合カジキの尾びれが船の最後尾(トランサム)に当たるくらい寄らないとリーダーを取ることが出来ない状態である
これはライトラインでドラグを掛けられない状態ではまさに操船でカジキを追い回さないとリーダーに触れることも出来ないということです カジキの動きを読み先回りの操船をして追い詰めてゆくまさに船がタックルとして機能するという瞬間である
だから普段意識しない船の後進性能も重要な要素である
バックでスロットル全開なんて信じられない世界がそこにはある
バックしてアクセルを入れても素直にまっすぐ走らない船や、カジキの走る方向に船尾をすぐに向けて追いかけるわけなので後進をしながらの方向転換の容易性も重要である
ボート
 アングラーとカジキの動きが良く見え そして後進性能に優れた船が望ましい
タックル
 優秀なドラグ性能を持ったリール メンテナンスの行き届いたロッド
 完全な状態のライン シビアなラインシステム 
ルアー
 サイズ マッチザベイト(サイズ)
 フック 鋭く針先長く 
流し方
 早く片付けられる 流し方 たくさん流さない 
ストライク!
 急いで片付ける 無駄なラインは出さない
 ウオータープレッシャーとの戦い
ファイト
 とにかく水面にいるときには どんどん接近してゆく
 カジキが走らない場合にはドラグを上げても(ただし30ポンドラインまで)・・・
リーダー
 とにかく魚がまだ元気な場合が多い・・・
ライトタックルでカジキを釣るには
  考え方を変える リールのドラグで寄せることは不可能
  操船で寄せる
  ラインをたくさん巻いておくとは考えず、300メートルしか巻かないくらいの気持  
  ち  ラインを出したら負け
  基本に忠実なタックル  迅速なチーム体制  正確かつ大胆な操船
  そしてライトタックルしか流さないこと(当たり前) そしたら釣れます